Q:世界遺産100個、100万円で見られるの?
〜松嶋尚美の深夜特急〜


チャレンジするのは、芸能界きっての歴史好き!
新妻・オセロ松嶋!
旅の資金は世界遺産を一つ見るごとに一万円ずつ支給。
移動費、食費、宿泊費なども全てそこからまかなわなければならない。
そこで松嶋からある提案が…
松嶋「アタシね、ロンドン行きたかったの!
   香港をスタートしてロンドンまで行く。
   沢木耕太郎さんの『深夜特急』が、そういうヤツなんです。
   それで『松嶋尚美の深夜特急』」

深夜特急─
それは、著者・沢木耕太郎自身の
香港からロンドンまでに至る一人旅を著した、一大旅行記。
発行から20年たった今もなお、
旅を愛して止まないバックパッカー達のバイブルとして語り継がれる、
昭和の大ベストセラー。

そこで今回の旅は・・・香港から移動すること一万キロ、ゴールはロンドン。
世界遺産の数は全世界で832か所。
果たして世界遺産100個を見る事はできるのか?

旅のスタート地は香港。
今回松嶋に許されたロケ日数は4日間。
まずは最初の世界遺産を見るまでの支度金として一万円を支給。
香港から一番近い世界遺産の地は、マカオ!
マカオへ向かうにはまず香港国際空港から電車で20分、九龍駅へ。

九龍駅から徒歩で10分。
息つく暇も無く、今度はフェリーへと乗り換え!
香港からマカオまでは、フェリーでおよそ1時間。
最初の世界遺産ターゲットはマカオのシンボルとも呼ばれる
「聖ポール天主堂」

時刻はすでに午後6時、日没は近い!
最初の目的地である『聖ポール天主堂』までは、
タクシーで10分程度。
乗車料金も300円と非常に良心的!

聖ポール天主堂にたどり着いた。
松嶋「大っきいヨーロッパみたい!」

マカオにポルトガル人が居住し始めたのは
16世紀半ばの大航海時代。
この聖ポール天主堂、以前は、
東洋におけるキリスト教の最大布教拠点とされた。

さらに
「イエズス会記念広場」
聖ポール天主堂の階段下にある小さな広場。
ここもれっきとした世界遺産。

これで2か所、2万円ゲット!
と思いきや…。
スタッフ「松嶋さん、重大な間違いを犯しています!
     マカオ歴史市街地区はその建造物と広場を全て見ないと
     1万円は手に入りません!」

世界文化遺産「マカオ歴史市街地区」
それは約400年に渡った、東洋と西洋文明の交流を物語る
22の歴史的建造物と8つの広場を合わせたもの!
およそ2キロ四方に点在する、それら全てを見て初めて、
この旅初の世界遺産制覇となるのだ!

松嶋「悩むなぁ、マカオ捨てようかな、もう!」
気を取り直しマカオの旅再開!松嶋、次々に遺産を攻める!

「ナーチャミュウ」
続いては西洋建築と隣り合わせる中国寺院。
ナーチャとは西遊記にも登場する男の子の神様。
子供ながらに武芸の達人、悪霊退治と
そのご利益を求める人は後を絶たない。

「旧城壁」
ポルトガル人の居留が始まった頃に作られた古い城壁。
その壁は、大砲の玉を呑み込むようにとどめ、
石造りの城壁よりも防御に適していたとか…。

「モンテの砦」
マカオ最強の要塞。
大航海時代ポルトガル人はオランダ勢力からの侵略を防ぐため
マカオの至るところに要塞や城壁を作った。

松嶋、世界遺産「マカオ歴史市街地区」完全制覇に向け
順調にその数を増やして行く!

松嶋「あった!リナウ広場。こんなん恵比寿にもあんで!」
その周りには、同じく世界遺産の一部である、4つの建築物が立ち並ぶ。
マカオ到着からここまで3時間…

片時も休まず歩きっぱなしの松嶋に疲れが見え始める
「港務局」を訪れたところで時刻はすでに、午後8時半。

この旅最初の世界遺産『マカオ歴史市街地区』の完全制覇・・・
まだ10か所も残っている。
現在の所持金は約6000円。

最悪今夜は、野宿の可能性まで見えてきた!
そこで、松嶋がとった次なる行動とは?

カジノ!
マカオは、世界遺産もさることながら
年間の売り上げで、あのラスベガスを超えた
世界一のカジノ大国としても有名なのだ!

松嶋が挑んだのは、ルーレットの赤黒!果たして結果は?
松嶋「ミラクルが起きましたー!」
なんと残金の約6倍もの大金を見事ゲット!

すぐさまマカオ名物・ポルトガル料理で空腹を満たし、
その後は1日の終わりを告げる安宿探し。
5600円のホテルで即決!

マカオ2日目の朝。
マカオ最古の中国寺院「マーコウミュウ」
その前に広がる「バラ広場」
その昔、ポルトガル人が初めて上陸したのがここ「マーコウ」
以後、それはこの地域全体を指す言葉となり
マカオの地名の起源ともなったと言われている。
        
遂にその終わりが見えてきた!
その後も順調に回り、最後の一つへ。

松嶋「着いたー!」
「ギアの要塞」
これにて、世界文化遺産『マカオ歴史市街地区』完全制覇!

目指すは次なる世界遺産!
中国には35個もの世界遺産がある。
しかし、ロンドン到着を夢見る松嶋はとにかく西へ。
目指すはベトナム、怒濤の大陸横断!

一度香港へ引き返し、電車で一路広州を目指す。
香港から、中国本土の広州まではおよそ1時間半の道のり。
広州東駅に到着、昼食を済ませた後
その後、タクシーで広州駅へと移動するが…。
松嶋「車が渋滞で動きません…」

果たして松嶋は、ベトナムへの玄関口となる南寧行き最終列車に
間に合うのか??
結果…
間に合わなかった。

そんな松嶋がとった次なる手段は…。
夜行バスと長距離バスを乗り継ぎ24時間かけて南寧を目指す!

翌朝6時、南寧に到着。
さらにバスを乗り換え出発。
そしてマカオ出発から実に25時間後
この旅2か国目となる、ベトナムに入国!
その後もベトナム国内で二つのバスを乗り継ぐこと計8時間。
遂に世界遺産があるハロンに到着!
しかし時刻はすでに午後9時。
到着早々、格安ホテルにチェックイン。
明日の世界遺産見学に備える。

翌朝。
世界遺産「ハロン湾」を間近で楽しむには船が必要。
大きさとコースにより値段は多少異なるが
15人乗りの船で1人頭約2000円程度と
かなりリーズナブル!

出航からおよそ1時間。
海から突き出た無数の島々が織りなす幻想的な風景が、
我々を出迎えてくれた。
それは長い年月のうち、
南国の強い雨と海の浸食が作り出した自然の芸術!
そもそも『ハロン』とは、「龍が降りる」という意味で
その昔、「この地に舞い降りた龍が敵の侵攻を防ぐ為に炎の玉を吐き出し
いつしかそれが、大小様々な奇岩に姿を変えた」
という伝説がその名の由来。

とにもかくにも、これで二つ目の世界遺産を制覇した松嶋。
第一回目の旅はココまで!
滞在日数4日間、総移動距離1200キロ。

世界遺産100個制覇まで残り…98個
松嶋の旅はまだ始まったばかり!