Q.「珍獣ハンターイモト キリマンジャロ登頂プロジェクト〜前編〜」


キリマンジャロ、それはアフリカ大陸にそびえ立つ
標高5,895mの山。
その頂を目指す事は地球上で一般の人間が体験できる
最も過酷な旅と言われている。
頂上までは往復距離で100km以上、徒歩で5日間のプロジェクト。
アフリカ大陸最高峰キリマンジャロ登山
その遥かなる頂をイモトが目指す!

イモトがやってきたのは
キリマンジャロを擁するタンザニア連合共和国。
キリマンジャロとは「輝く山」という意味
灼熱のアフリカにおいて、
その頂につもる雪と氷は太古より、人々の信仰を集めてきた。

5月17日
イモト登山口に降り立つ。
まずは、入山手続き。
入山料とレスキュー保険料を支払い登山簿には、直筆でサインをする。

そして、義務付けられているのが資格を持ったガイドの同行。
イモトをサポートしてくれるのは
ベテランガイド・ニカスさん率いる「チーム・ニカス」
山のエキスパート集団。

登頂成功数は、なんと613回!
ニカス「毎年、多くの登山者が来るが登頂成功確率は、50%しかない
     荷物運搬、食事の準備は、俺たちに任せて君たちは、
     登る事だけに専念するんだ。」

そして、エベレスト登頂経験もある。
国際山岳ガイドの貫田宗男さんを迎え、万全の布陣。

しかし、一つだけ気になる事が…。
イモト「本当男だけですねぇ。
     30人の男と乙女一人あり得なくないっすか。
     絶対間違い起きますってぇ…。」

それでは、今回の登山行程を説明しよう!
標高5,895mの頂上までは、片道およそ50km
途中、3か所設けられたキャンプ地を中継し、4日間かけて登る。
今日の目標は一つ目のキャンプ地点、マンダラハット。
ニカス「マンダラハットまでは、12km。3時間もあれば着くだろう。」

イモト、両親から送られたお守りを付け、頂上目指して出発!
登山の始まりは、緑豊かなジャングル。
しかし、頂上付近は氷点下の世界。
激しい気温差。
登るにつれ、めまぐるしく環境が変わるのも、キリマンジャロ登山の特徴。

出発から2時間で8km、順調なペース。
初日は辛くはない。
辛いのは珍獣もいなければ、
さして、お伝えする事がなにもない事。
イモト「私が思うに1日目は『歩く事2時間』パターンな気がするんですよね。」

歩く事2時間…。

初日のベースキャンプ、マンダラハットに到着。
キャンプ地点には山小屋が建てられ、
テントを持ち込まなくても宿泊できる。

その夜…
イモトを励まそうと
イッテQ!メンバーは、それぞれ差し入れをスタッフへ託していた。

今夜は、松嶋からの差し入れを。
よく眠れるよう
快眠効果のあるアロマキャンドル!

しかし、イモトは気づいていなかった。
高所で貴重な酸素が、みるみる燃焼されている事を…。

キリマンジャロ登頂2日目
今日の目標は標高3780m地点、ホロンボハット。
距離にして15km、標高差は1,000m、およそ5時間の道のり。

ニカス「今日は不思議な高山植物を沢山見る事が出来るぞ。」
午前8時アタック開始!
標高は3000m
この高さは、雲が出来やすく常に湿った状態。
ジャングルはコケに包まれる。

この雲の層を抜けると景色は劇的に変化。
この高度は森林限界と呼ばれる高さ。
雲の層を超え、降水量が減るため草原地帯となる。

イモト「ようやく半分です、これで半分ですからね」
距離は、半分来たが標高は、まだ3,300m
本当の地獄は、まだまだ先。

黙々と歩く。
登山は己と向き合う心の旅でもある。
スタッフ「イモト、登っているときは何考えているの?」
イモト 「最近の悩みですけど…。恐いんですよ、毎日毎日。
      私、本当は何もない人なんですよ。
ネタはできないし、テレビに出る人としての
土台が全くない人なんですよ。それをなんだろう…動物に助けられ、   
編集にも助けられ、だから土台がないから、このままいっちゃうと
確実に消えるパターンだと思うんですね。」

こんな時は、元気が出る差し入れを!
ベッキーからは著書の「ベッキーの心のとびら」
中島からは「ハチミツレモン」
手越からは「本人からのビデオレター」
これでイモトの元気は120%に復活!

午後3時。
ようやくホロンボハットが見えてきた。
富士山山頂とほぼ同じ高さ、ここまでは、ウォーミングアップでしかない。

そして、ホロンボハットに宿泊。
ではここで楽しみを一つ。
森三中からの差し入れ。
頭の血行をよくする。
ヘッドマッサージャー(黒沢愛用)
イモト「冷たっ!」

キリマンジャロ登頂。
3日目
悪天候にクルーもいまいちテンションが上がらない様子。
そこで内村からの差し入れのカップラーメン!
登山隊全員分、みんな大喜び!

しかし、ここから先はいつ高山病にかかってもおかしくない。
高山病とは、高所に体が順応できずに起こる症状。
頭痛や吐き気。
ひどい場合は、肺に水が溜まる肺水腫。
脳がむくむ脳浮腫によって命を落とす事もある。

目指すのは登頂アタックへの最終地点である。
標高4,700mキボハット。
途中キャンプを張る場所がないため。
標高差1,000mを一気に登る。
このペースは、プロの登山家でも苦労するもの。

アタック開始。
標高は3,800m
歩みだせばその頂上はまだ遥か彼方。

幸い天候は快晴。
目標の山頂を視界に捕らえ、
自ずとペースが上がっていく。

標高4,000mを超えた。
コレまで息切れ一つしなかったイモトの
呼吸が激しく乱れる。
酸素は平地の60%以下。
目指す頂上はここより1000m以上高い。

イモト「見えてきました!
     あれが最終アタックの
     最終拠点のキボハットですね。
     そしてあそこを登っていくんでしょうね。
     だとすると傾斜がやばいっすよ!」

あの崖こそ頂に挑む者を返り討ちにしてきた、キリマンジャロ最大の難所。
平均斜度25度の急斜面が4kmも続く、標高5,000mを超える場所で
その厳しさは想像を絶する。
ニカス「皆これをみて心が折れちまうんだよ」

それでもなんとかクルー全員がキボハットに到達!
イモト「ここでちょっと休みましょう。アタックまでに
     どれだけ体力回復するかわからないですけど…本当休みましょう。」

では、頂上アタック作戦を説明しよう。
深夜1時に出発し、ギルマンズポイントと呼ばれる、火口部でご来光を臨む。
そこから火口の淵を沿うように進み、キリマンジャロの頂、
5,895mウフルピークを目指す。

出発は6時間後。
仮眠前、宮川からの差し入れ。
それは「元気が出る偉人達の名言集」

『ゴールする私の顔をよく見ていてほしい。
 今まで努力してきた全てがそこにあるから』有森裕子(元マラソン選手)

イモト「これまさに登山の登頂に通ずるものがありますよね!」
勇気づけられるイモト。

しかしここで緊急事態発生!
イモト「トラブル発生です!なんとチーフガイドの
     ニカスさんがダウンで、
     アタックできないということです。
     ここからアロイスさんがチーフガイドをしてくれます!」

果たしてイモトは標高5,895mアフリカ大陸最高峰。
その頂きに立つ事は出来るか?
全ては次回公開!!