Q.女芸人登山部 in 台湾

出発一週間前 女芸人を招集
今回挑む山を発表!
3年前、標高4095m
東南アジア最高峰キナバルに挑戦し
登頂出来たあさこと大島、途中で脱落した黒沢と川村
この4人に加え今回は
鬼奴・オカリナ・バービーも参戦
総勢7人で挑む その山は…台湾の名峰・標高3,536mの南湖北山

山頂までは片道20キロ。
いくつもの山が連なっているため登って降りてを繰り返す。
決して楽には登れないが
一方で、全員登頂も夢ではない
まさに女芸人の根性を試す山なのだ!

4月12日、あさこ以外の登山隊が台湾に到着
来る試練に備え6人はある場所へ向かった
台湾名物小籠包を堪能




4月13日 あさこが合流しいよいよ入山
新入部員3人はやる気と自信に満ちている
そして今回の登山、目標が3つ。
全員登頂・カレンダー撮影・そして頂上での「昴」合唱
やりたい事は色々あるが、最優先は全員で登頂
だが、この日はあいにくの天候
目指す頂上を見ることができないままの入山

そして今回の登山隊を支えてくれるガイドをご紹介!
隊長は、国際山岳ガイド角谷道弘
そして中島健郎・三戸呂(みとろ)拓也
登山初心者は、途中なにが起こるかわからないため
現地ガイドとポーターにも協力を要請
総勢40名で完全サポート
南湖北山の為にこんな大編成を組むのは前代未聞だという

初日は標高2590mにある山小屋を目指す
そこで仮眠をとり、夜10時に出発
計画通り行けば山頂で、ご来光を拝めるはず
今日の行程は13キロ 標高差は660m
その数字以上に道のりはきつい
途中2つ山を越えなければならず、普通の人でも6時間かかる道のり

午前8時45分
南湖北山を要する中央山脈に足を踏み入れる。
すると、早速女芸人たちから口々に愚痴や不安が
出発前、最も自信を見せていた鬼奴
他の人よりも早いペースで歩けるから自分のペースについてきてほしいと
思っていたのだが…早速隊から遅れはじめる

一方、黒沢は力強い歩みで隊を引っ張る!
だがわずか5分で失速。




標高は、すでに2000m
ここから本格的な登山道に突入
想像以上にルートは厳しく、最後尾の奴は絶望的な歩み



まだスタートして1時間だが口々に弱音を吐く女芸人達
そして黒沢は既に黄色信号
序盤の序盤でこのムードは危険
すると、バービーが動いた!
実はこの遠征にあたり「ムードメーカーでいたい」という思いを秘めていたバービー
体を張って仲間たちを元気付ける!
一瞬で隊に明るさが戻る
ペースは遅いが弱音を吐くものは居なくなった

出発から4時間 8キロ進み 小屋まであと4.9キロ
ここから山は厳しさを増していく
ペースは7人それぞれ 全員で登る以上最も遅い人間に合わせる事になる
そんな中耐えに耐えてきた川村の弱音が爆発!
こんな時は草刈さんからの元気が出るビデオレター!

草刈さんに元気をもらい再び出発
実は、南湖北山はガイド陣も登った事がない山
予想外にアップダウンが多く想定時間よりも大幅に遅れ始めた
この状況に角谷さんがジャッジを下す
それはペースの早い隊、遅い隊 二つに分ける判断
先行隊は、あさこ、オカリナ、バービー

足かせがなくなり快調なペースで突き進む先行隊
隊を分けてから2.5キロを1時間半で登り
午後6時30分雲陵山荘到達
急いで7人分のテントを張り登山隊全員分のカレーを作る


一方遅いグループは過酷な試練に立ち向かっていた
土砂降りの中濡れた斜面に悪戦苦闘
身体が重く、上手く昇り降りが出来ず今更ながら太っている自分を反省
もはや限界だが、かと言って戻る事もできない
前に進む理由はそれだけ
そしてこちらは2.5キロを3時間
夜8時 山小屋になんとか到着


そして頑張ったご褒美のカレー!
しかし、なぜかバービーだけはほとんど手をつけない
実は、小屋に着いてから動悸が治まらないという

バービーだけでなく 皆、体はボロボロ
よって夜10時に山小屋を出発し、
ご来光を狙う計画は断念
しっかり睡眠をとってから山頂を目指すスケジュールに変更
しかし、今日を振り返り確かめなければならないのが
7人全員で行くか?否か?
全員、満身創痍ながらも「頂上に登りたい」という意思は固い
全員登頂 その夢はまだ諦めない!

夜11時 急いで体を休めようとすると…
テントの中から鳴り響くウクレレの音。
奴、皆を元気づけようと歌うが早く寝たいあさこと川村にはどうにも迷惑…
こうして初日は終了した


2日目、午前7時 山小屋を出発
標高差は946m 距離にして7キロ
順調にいっても6時間の道のり




昨晩、動悸が止まらなかったバービー
メイクの薄さからも体調の悪さが伝わってくる
しかし目標は全員での登頂 バービーの意思は固い
不安を抱えたまま最終アタック開始



平均年齢38歳
昨日の疲労が全然取れない
最も心配なのはバービー
明らかに初日とは様子が違う
今日は順調に行っても往復で10時間以上歩かなければならず
今のバービーへの負担は大きい
山では感情に流されないシビアな判断が必要
そしてバービーの下山が宣告された

本当は頂上で合唱したかった「昴」だが
全員が揃っているうちに歌っておこう
「さらばーバービー」



バービーの思いを胸にアタック体は先へと進む
ペースを上げていきたいところだが
バービーを失った事は想像以上に登山隊の士気に影響した
ムードメーカーが抜け、隊の足取りは重い
そしてタガが外れたかのように吹き出す弱音
ここからプロジェクトは崩壊へと向かい始める

黒沢と大島が明らかに遅れだす
体力を使い切っては山を降りれなくなる
弱音を吐く二人に声をかけたのは川村
「一緒に行きましょう」


バービーはドクターストップで離脱したが
ギブアップで仲間をがっかりさせたくない
歯を食いしばり、再び前へ
ふらつく黒沢をあさこがサポート


2時間歩いたがペースは想定していたより遥かに遅い
ここで厳しいジャッジが下される
確実な登頂を目指すため、黒沢・大島ここで脱落



2人を置いて登山隊は先を進む
ここからはとにかくスピード
アタック隊に課せられた登頂リミットは午後1時
あと4時間


女芸人達の呼吸が乱れ始める
そう、ここからは体力のみならず高所とも戦わなければならない
そして小屋を出発して5時間
標高はついに3000mの大台をこえた
ここでようやく目指す頂、台湾・百名山にも選ばれている
南湖北山その山頂をその目に捉える

しかし現在地から頂上までの高低差は500m
距離にして4km
果たしてあと4時間で4km歩けるのか?




現地ガイドと緊急ミーティング
ここから登山は予想外の展開へと転がっていく




ガイドから提示された選択肢は3つ
ここで登頂を諦めるか?
最も体力のあるあさこ一人で南湖北山を目指すか?
そして最後の案は…
ここから5分の別の山の頂上を目指す!

結論を求められる4人
ここで意見が真っ二つにわれる
諦めきれない川村とあさこ
対して、どんな山であれ頂上に行きたいオカリナと奴



導き出した結論は…
全員で5分の山に行く!
そしてその山の名は「審馬陣山」
ガイドの発音がどうしても「すんません」にしか聞こえない。


目的地を途中で変更するという前代未聞の結末
とにかく5分の「すんません山」を目指す
しかしたまたま近くにあったが、すんません山も
2日間 山を登り続けた者にしかたどり着けない場所


そして5分後、すんません山の頂に!
そこは山頂とは思えないほど眺望が残念な場所だった…
喜んだ方がいいのか?
悔しがった方がいいのか?
正解のリアクションが分からない

2日間 全力を尽くしたが
残念ながら南湖北山には辿り着けなかった
日が落ちる前に急いで下山
未だ何も知らない2人に報告


何はともあれ
全員が無事、小屋まで生還できた
明日は、下山
しかし、それもまた彼女たちにとっては過酷な試練
普通なら1秒も使わないのですが
麓まで、無事たどり着けるか?
皆さん、しばし見守ってください

4月15日 登山 最終日
午前6時30分 山小屋出発
今日の目的地は660m下にある国道7号線
距離にして12キロ、疲労困憊の6人の場合
9時間はかかる難関ルート

普通なら達成感によって
足取りは軽くなるのが何せここまで達成感がない
さらに縦走ルートのため、下りだけでなく登りも現れる
最大の試練は、もう終わったはず
そう思うが故、心が折れそうになる

そんなときは正雄を注入!





しかし昨日限界まで頑張った川村は人一倍苦しげ
太腿がつって歩くことすら出来ない
中島さんと三戸呂さんが交互に背負って進む
川村の体重は56キロ
だが、山男はこのくらいのリュックを背負う事も珍しくない
改めて知った 山男の強さと優しさ
どんな情けない奴でも見捨てない
普通こんな女にこんなに優しくできない

そして小屋を出発して8時間
ついに登山口が見えた!





最後の力を振り絞り
懸命にゴールを目指すボロボロの6人
一方その頃、皆が目指すゴールから一人の女が山へと入った



ゴールまであと300m
と、その時!
バービー復活!
志半ばで山を降りた仲間と待望の再会


小屋を出発して9時間
女芸人7人がこの春挑んだ一大プロジェクト
3日間ひらたすら山と向き合った
登って降りてを繰り返し、歩行時間は実に28時間 総移動距離 30キロ
過酷を極めた旅路はいよいよ幕を閉じる

午後3時23分 女芸人軍団
全員で国道7号線到達





そこには、いまだかつて味わった事のない達成感があった

女芸人軍団の挑戦はこれからも続く!