日本一家庭料理がうまい女性決定戦!レシピの女王 超一流シェフ達があなたのレシピを審査

レシピ紹介

準々決勝

寺居 裕香さん 滋賀県・給食勤務

「大トリを飾るのはモモさんです」

ピーナッツソースが決め手!斬新チキンソテー!!

材料

鶏もも肉(1枚350~400gのもの)
プチトマト(8個) 
ブロッコリー(1個)
赤玉ねぎ(1/4個・約50g)
卵(1個)
きゅうり(1/2本・約80g)
八割ピーナッツ(お菓子用の砕いたもの・20g)

<A>鶏もも肉(身)下味
酒(15g)
塩(2g)
砂糖(2g)

<B>鶏もも肉(身)ソース
ピーナッツバター(45g)
白みそ(45g)
マヨネーズ(20g)
練りごま(白・15g)

<C>鶏もも肉(皮)たれ
濃口しょう油(15g)
みりん(15g)
砂糖(15g)

<D>付け合わせのたれ
<C>のたれ(5g)
マヨネーズ(10g)
酢(10g)
練りからし(2g)

作り方

【手順1】
オーブンを230℃に設定し、中を温めておきます。

【手順2】
卵を少し多めの湯に入れ(ブロッコリーをそこで茹でるため)ゆで卵を作ります。

【手順3】
鶏もも肉を皮と身に分け、皮はフライパンにはりつけるようにのせてから火にかけ、様子を見ながら裏返すなどしてカリカリに焼きます。(弱火~中火で、焦げないようにしてください)※フライパンに油が残りますが、それで鶏もも肉(身)を焼くので、取っておいてください。
【手順4】
(3)の身の部分は、皮目のほうはフォークで突き刺し、裏面は隠し包丁を入れ、<A>で揉み込
んでおきます。

【手順5】
(2)の湯が沸いたら塩をし、ブロッコリーを茹でます。火が通ったらザルにあけておきます。ゆで卵は、そのまま火が通るまで、中火でボイルを続け、火が通ったら殻をむいておいてください。(沸いてから10~12分)
【手順6】
赤玉ねぎをみじん切りにして、塩で(分量外)もみこんでから(からみを早く抜くため)何度か流水で洗い、塩味を抜いてから、水にさらしておきます。※みじん切りなのでザルから流れていかないように、水切りネットなどを使ってさらすと簡単です。

【手順7】
<C>を鍋に用意し、いったん沸かして砂糖を溶かし、(3)でカリカリに焼いた皮を両面さっとくぐらせ、それぞれバット(皮)とボウル(たれ)にとっておきます。

【手順9】
(2)のもも肉(身)を、(3)でとっておいたフライパンで両面、少し色づく程度に焼き(中は生で大丈夫です)クッキングシートをしいたオーブン皿に並べておきます。

【手順10】
(8)を焼いてる間に、きゅうりをスライサーで薄くカットし、さらに包丁で細切りにし、塩も
み(分量外)しておきます。

【手順11】
<B>をボウルにあわせ、(8)の鶏モモ肉(身)にぬるようにのせて、八割ピーナッツをソーに
くっつけるようにのせて、オーブンで6分焼きます。

【手順12】
ゆで卵を半分に切り、めの荒い漉し器でこします。

【手順13】
プチトマトは半分に切っておきます。

【手順14】
<D>をボウルに合わせ、そこに(6)の水気を絞った赤玉ねぎ、(5)のブロッコリー、(11)
のゆで卵、(12)のプチトマトを和え、お皿に盛りつけます。

【手順15】
(7)のバットにとっておいた鶏もも肉(皮)を、20mm×5mmぐらいにカットし、(13)
の上に散らします。

【手順16】
(9)のきゅうりを絞って水気を切り、お皿に盛ります。

【手順17】
(15)の上に焼きあがった(10)をのせ、出来上がりとします。

◆オーブン、電子レンジ、グリルなどの加熱時間は種類やワット数など、そのほか様々な条件に
よって異なりますので、ご使用のものの取り扱い説明書を必ず参考にしてください。また取り出す際には熱いので十分注意してください

ファイナルステージも夫婦揃って仲良く会場入りされた寺居さん。一次予選から一貫して調理の手際が良いと審査員の先生方に褒められ、真剣にキッチンに立つ姿はまさに料理人でした。実は今回、義理の両親が応援に来ることに。ご主人以外の応援団は初めてなうえに、「遅れて着くかもしれないから準々決勝は負けないように」という言葉もあったそうで、ちょっぴり緊張気味。その義理のご両親は無事審査前に到着。そして始まる前には、義母・陽子さんから「もし負けたら(裕香さんが)泣いてしまいそう」と、寺居さんを心配した優しい本音がこぼれていました。しかし調理中はいつも通りの手際の良さ!審査員の先生方からは、「お子さんにも好かれる味」と高評価をもらい、ほっとひと安心。高い技術に加え、家庭的な料理を目指して女王への道に大きく近づいた、そんな準々決勝でした。おめでとうございます!

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