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CRIME 3「Distrust」 (2010/4/20更新)

CRIME 4
2010/4/27 24:59〜
2週間ぶりに戻ってきたジョーを迎える仲間達の横で、無駄に痛い思いをしただけだったとふてくされるバレモト。「無駄なんかじゃない。俺たちは勇気だけが頼みの綱なんだ。」と反論するアンチャンの言葉が少年達の心に染みる。

数日後、野球をしているアンチャン達、ジョーとマリオは夢を語っている。仲の良い二舎六房の様子に、石原はイラ立っていた。あと二ヶ月で出所するアンチャンをどうにか陥れたい石原。その目に留まったのは、六人と距離を置いて座るバレモトであった。彼を呼び出した石原は、アンチャンの入所理由が親を殺したからだと話す。夕食、石原の狙い通りアンチャンにつっかかるバレモト。「あんたが自分の親を殺して来たってこと、説明してもらいましょうか?」何も答えないアンチャンを見て他の少年達も動揺する。

房に戻った七人であったが、人殺しとは一緒にいたくないと図書室に行くバレモト。彼が誰も信じられない理由は幼い頃の出来事にあった。終戦直後、食料と引き換えに農家の男に抱かれた母親。それを見たバレモトは人間不信に陥ったのだ。そんな過去を思い出しながらタバコを吸っていたバレモトのところへ石原が現れる。その時慌てて捨てられたタバコの火が、やがて少年院を燃やす火事の原因に。

火事の中、石原は二舎六房の鍵を裏庭に投げ捨てる。これを機に、房の中にいるアンチャンを見殺しにしようと企んだのだ。タバコを見逃す代わりにバレモトにも黙っているように脅す。ところが、避難した少年達の中にアンチャンがいたのである。彼は図書室へ行ったバレモトを追いかけ、房を出ていたのだ。

煙が充満する二舎六房内では少年達が必死に脱出を試みる。「アンチャンがきっと助けに来てくれる。」かたくなにアンチャンを信じるマリオ。一方、避難した中に彼らがいないことを知ったアンチャンは、自らの危険もかえりみず、燃え盛る二舎に向かって走り出していた…。