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CRIME 5「Someday…」 (2010/5/4更新)

CRIME 6
2010/5/11 24:59〜
火事から1ヶ月、二舎六房の六人は仮設房で生活し、担当も謹慎処分を受けた石原から熊谷に替わっていた。ボクシングの練習をするマリオ、腹筋を鍛えるヘイタイとキャベツ、その横でスッポンとジョーが将棋を指し、バレモトは一人本を読んでいる。マリオ達はここに来てから初めて、静かな生活を送っていた。アンチャンも予定より早く退院し、仲間達のところへ戻って来ることとなった。

港町の工事現場で作業をする少年達。その現場には一本の巨木が立っていた。休憩時間に出所後の夢を語り合っていたマリオ達は、その木に七人の夢を刻み、二年後にみんなでここに集まることを約束した。「女をはべらす」、「大金持ち」、「自衛官」、「世界チャンプ」、「人気歌手になる」、「おいしいものをたくさんたべる」とそれぞれの夢が刻み込まれた巨木、マリオは最後に「みんなの夢がかなえばいい」と刻んだ。

マリオ達が平穏な日々を送る中、石原が少年院に復帰してくる。石原は佐々木と相談し、アンチャンの出所を阻もうと企む。そして、アンチャンに一舎八房への転房を命令する。横山ら八房の少年達は不気味な笑みを浮かべてアンチャンを迎える。彼らは石原から、アンチャンにリンチを加えるよう指示されていたのである。羽交い締めにされ殴られるアンチャンだったが、出所を控えた彼の意思は固く、決して抵抗をしなかった。一週間が経過した頃、食堂にも姿を現さないアンチャンのことを心配していたマリオは、八房の少年達がリンチを加えていることを知る。アンチャンをそっとしておくよう頼むマリオだが、横山達に大事な右手の拳を潰されてしまう。

その事態を知ったアンチャンは、初めて横山達に抵抗する。強烈なパンチが横山の顔面に飛ぶ。自分の仲間が痛めつけられるのだけは許せない!アンチャンは怒りを抑えられなかった…。