story

CRIME 9「Lament」 (2010/6/1更新)

CRIME 10
2010/6/8 24:59〜
少年院を脱出したマリオ達4人。他に行く当てもなく、節子の元を頼っていた。彼女は昔親戚が住んでいた空き家の地図と鍵を渡し、そこに行くように伝える。その夜、薬や食べ物を持ってマリオ達のところを訪れた節子。迅速に指示を出し、アンチャンの手当てをする。その様子にホッとしたマリオ達はいつの間にか眠りについていた。ようやく訪れた安息の時間であった。

二舎六房の少年達の脱走事件に逆上した石原と佐々木は、残ったバレモト達3人をアンチャンと同じやり方で始末しようとしていた。独房に入れられ衰弱するバレモト達を眺める石原。その時、佐々木が訪れ、ジョーが少年院に戻ってきたことを伝える。残った3人の身を心配したアンチャンは、一計を講じていた。ジョーを少年院に戻し、萩野の遺書をネタにして石原達を脅し、3人に手を出させないようにしようとしたのだった。渋々要求を聞き入れた石原達は3人を二舎六房に戻す。バレモト達に、アンチャンの指示でここに戻ってきたことを話すジョー。この役目をジャンケンで勝って得たのだと微笑む。彼らは仲間の為だったら、少年院に戻ることさえ厭わなかった。

一方、隠れ家のマリオ達はいつまでも節子の世話になっているばかりではなくて、自分達で生計を立てていかなければならないと考えていた。そんな時、スッポンは街で偶然知り合ったリリィから、米軍の賭けボクシングが近々開催されることを聞く。マリオはそこで賞金を稼ぐべくリリィの仲介で賭けボクシングに出場する。しかし、相手の米兵との力の差は歴然であった。容赦なく打ちのめされる様子を見かねたリリィが試合を止めに入る。

試合後、無一文だった彼らに1ドル札投げつけ、出直してこいと挑発するリリィ。完全な敗北を味わったマリオだったがへこたれてはいない。この悔しさに、必ず借りは返すと固く決意するのであった。