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CRIME 11「Showdown」 (2010/6/15更新)

CRIME 12
2010/6/22 24:59〜
「あの目は特攻(カミカゼ)の目だ」基地を出るアンチャンの目をそう表現する将校。アンチャンは、石原との因縁に終止符を打つべく腹を括っていた。そして対峙する二人。隠し持っていた拳銃を構え、高笑いする石原の顔にパンチが炸裂する。そして、拳銃を拾い上げたアンチャンは石原に向けて引き金を引く…。

その頃、リングではマリオの渾身の左拳が相手を捉えていた。リングに沈む相手だったが、再び起き上がりファイティングポーズを取る。その一発にかけていたマリオは、一度は落胆するが、アンチャンの教えを思い出し、あきらめずに再び立ち向かってゆく。試合は次のラウンドに突入する。必ず勝つというアンチャンとの約束を果たすべく、封印していた右拳を繰り出すマリオ!痛みをこらえ、更に左フックで追い討ちをかけた。マットに沈む相手…会場には大歓声がわき起こっていた。

アンチャンが放った銃弾は石原の頬をかすめただけで、全て地面に打ち込まれていた。そして、萩野の遺書を差し出すアンチャン。困惑しながら受け取る石原に、「これ以上、仲間に手を出すな」と凄む。萩野の無念と絶望が詰まった遺書と引き換えに仲間達の幸せを選んだのだ。しかし、基地へ向かって歩き出すアンチャンに、再び石原のバイクが猛スピードで接近する。完全に錯乱状態の石原はバイクを投げ出し、アンチャンに迫る。「自分は悪くない、この先どうしたらいいのか教えてくれよ!」過去の罪に怯え、アンチャンにその感情をぶつけ続けてきた石原は、遺書を手にしてもなお、彼にすがるしかなかったのだ。
よろよろと近づいた石原の手に握られた短刀がアンチャンの腹に深々と突き刺さっていた…。