#233 名古屋
March 28, 2008

080322komeda2.jpg愛知県民・とりわけ名古屋市民ならおそらく誰でもご存知の喫茶店に行きました。名古屋と言えば京都と並んで喫茶店文化の華やかなる街。誰しも行きつけの喫茶店があると噂に聞くところであります。
写真を見ただけで、名古屋周辺の皆さんはどの店のなんというメニューかは分かろうと思います。デニッシュのような温かいパンの上にソフトクリームが鎮座。温と冷の組み合わせが美味しいデザート。そして手前は駄菓子屋さんでアメ玉を入れておくような形の容器に入った、夏みかんテイストのジュース。オレンジ色のフタもかわいいですね。こちらは絞った感じの果肉も美味しさのポイントです。朝はおなじみ「モーニングサービス」もあり、飲み物のお代だけでトーストとゆで卵がつきます。久々にゆっくりとゆで卵の殻をむき、食塩をつけてふうふう言いながらゆでたての卵を口に運ぶと、懐かしい味が口いっぱいに拡がりました。お得で美味しい。

しかるに、東京では昔ながらの個人経営の喫茶店はどんどん閉まる一方。どんなに美味しく雰囲気が良くても、便利な場所は必然的にテナント料も高く、飲食料金の設定が高めになります。いっぽうモーニングにかけるお金がそうそう増えるはずもなく、結果、ファストフードや大規模なチェーン店が幅を利かせることになります。残念ながら私の最寄り駅の前にある小さな喫茶店も、質・量にくらべて値付けが高いなと思わざるを得ません。いちど安くて合格点の出せる店を覚えると、やはり高いところからは足が遠のきます。

名古屋はたいへんな競争の結果、モーニングでも300円台、400円台にてとんでもないボリュームと旨さを実現しているようです。生き残りは厳しいはず、それでいて結構な数の店が残っている…。その理由はなぜなのか。また名古屋に出かけた際にハシゴしてでも研究したいものです。太陽

#232 法廷
March 26, 2008

前回の読了日記を見て会社の資料室に『阪急電車』を借りに行った日本テレビ関係者がいるようです。そういう具体的な行動につながったと聞くと、勝手に「資料室利用促進委員」を自認している私としては紹介した甲斐があるというものです。

080225saipan006.jpgさて、今回はいささか旧聞に属するのですが、サイパンの裁判所です。1か月前に出張取材したときの映像です。世界には法廷や拘置所・刑務所での取材ルールが日本では考えられないぐらい緩いところがあります。サイパンでは、これまで皆さんテレビでご覧のとおり、被告など関係者の入退廷が撮影できる点や、法廷内の音声が入手出来る点などが日本と違います。そして、裁判が行われていなければ廷内の撮影も可能。自分自身が法廷内にいる映像というのは考えてみると今回が初めてかもしれません。
 
 基本的な造りは日本の法廷と変わりませんが、心なしか、照明が白くてやたら明るいのがサイパンの特徴と言えるかもしれません。よく見ると裁判官の後ろには星条旗とサイパン(=北マリアナ諸島)の旗。皆さんご案内の通り、連邦と自治領それぞれの法体系という問題を象徴しているかのようです。

#231 読了日記 038 『阪急電車』
March 24, 2008

 レコード・CDを購入する際、時に大きな動機となる「ジャケ買い」。この本は、日テレ資料室から届く新刊メールで知りました。乗りもの好きとしては王道の「タイトル買い」です。このタイトルの小説を読むなと言われても読まぬわけにはいきませんよね。週末、あっという間に読み終えました。

・有川浩『阪急電車』(幻冬舎)

080321Hankyudensha.jpg関西の私鉄大手、阪急電鉄のなかでも本線とはちょっと違う空気を漂わせる、今津線。わずか15分ほどの短い道中に乗り降りする様々な乗客たちの物語です。各駅に停まって、また発車して。乗ったり降りたり。入れ替わる乗客が少しずつ絡み合って物語が連なります。前半は西宮北口駅に向かう上り線。後半は宝塚に向かう下り線をそれぞれ舞台にしています。登場人物はちゃんと前後半に共通ですが、およそ半年が経ったという設定が後半のミソ。

登場人物のキャラクターがきちんと立っている。しかも基本は善良な、穏やかな市民。それぞれ電車に乗り込むまでに小さなドラマが秘められていて、この電車に乗ることで運命がちょっとだけ転がり出します。しかも前向きに。胸がきゅんとする感じで。互いが知らん顔して乗っているような電車に、こんないい話があったらな…と爽やかな読後感を残します。さらに。きっと今津線の雰囲気ならあっても不思議はないんだろうな、と思わせるのは筆者の力であります。一気に読めてほっとする。おすすめです。 

#230 本物?
March 20, 2008

雨 せっかくの春分の日が、朝から雨です。お墓参りや行楽にお出かけにはちょっと不向きな空模様。いま報道フロアから外を見ても、道行く人はみな、傘をさしています。

さて、きのう気象庁がソメイヨシノの開花予想を発表しました。発表ごとに開花日は早まっていますね。もちろんソメイヨシノ以外の桜の中にはすでに咲いているものも見受けられます。

 080317Sakura.jpgそこできょうの一枚はこの写真。日本テレビからも近い東京都心で撮影したものです。一見して「桜」と思い撮ってみたのですが、どうなんでしょう。先日、木原実さんとそらジローのお天気コーナーで、ソメイヨシノにそっくりな花についてお伝えしていました。それを見て以来「ソメイヨシノの早咲きだ!」と思いこんでいた私の自信が揺らいでいるのです。何せ風雅なことがらからは縁遠い暮らしですので、不勉強どうぞご容赦。雨

#229 本番
March 17, 2008

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 …週末は本当に温かい2日間でしたね。春本番。東京は日中なら半袖でも過ごせる程の日射しでした。あまりに天気が好かったので走る気まんまんだったわたし。夕方になるころ都心を走りました。結果としては正解でしたね。真っ昼間だったらきっと暑くてへばっていたと思います。日が傾いて、ちょっと温度が下がってからだったので周囲に目をむける余裕がありました。
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 余裕といっても私の場合は大したものではないのですが、それでもこんなお楽しみに気付きました。皇居をぐるっと周回する内堀通りの歩道には、およそ100mおきに、各都道府県花の絵柄が埋め込まれています。写真は我が故郷の新潟県。竹橋の毎日新聞社前あたりでしょうか。これからぐんぐん伸びてくるチューリップが描かれています。こうして走りながら各地を象徴する花を知るわけで、あとひとつ、あとひとつと思いながら見ているうちに距離が伸びます。なかなか粋な趣向です。
 終盤はゆとりが無くなり、あまり憶えていないのが恥ずかしいところ。次回はもうちょっと最後まで「ほほう」とゆとりをもって眺められるよう、がんばります。

#228 準備
March 11, 2008

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 気が付けば3月も中旬です。年が改まったと思いきや、もう見回すと花粉症患者が目立つ時期。きょうの東京など予想最高気温が19度ですから、さきほど朝一番の取材を終えて戻ってきたカメラマンに話を聞いたら、もうすでに目のまわりがムズムズするそうです。お大事に…。
太陽
 さて3日後に「ホワイトデー」という日が控えていることを思い出して焦っております。たくさんのチョコレートを頂戴し、甘党の幸せを実感していたバレンタインから1か月。写真は頂戴したものの一部でして、このへんのチョコはほぼ賞味し終えました。ということは、それだけの時間も間違いなく流れたようです。しかし何の準備もできていません。ホワイトデー。金曜日までに揃えないと…。太陽

#227 焼き
March 5, 2008

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 鯛焼き。美味しいですよね。この日はあんこではなく、クリームが入ったものを賞味しました。あんこと違い、中身が温熱でとろけるような感じです。ゆえに、しっぽの奥までクリームが入っていなくても、ガブッとかじったときに横からはみ出るクリームをしっぽに付けて食べられました。ルンルン

ところで「ウィキペディア」によると、鯛焼きの歴史として、今川焼きから派生した焼きもののうち「縁起が良く庶民がなかなか食べられない鯛の形をしたものが特に優勢になり」と記載されています。へえ。そうなんですか。私、かねて「鯛焼きはなぜ鯛焼きなのか」と考えていたもので、それなりの答えを得て納得した次第。とっても長い「サンマ焼き」や、もっと平たくて大きい「ヒラメ焼き」とかあってもいいのでは、とずっと夢想していたんです。
どこかで売ったりしていませんかね。てっきり定食だと思いこんで注文すると、ホッケの形をしたあんこ入りの焼き菓子が出てくる…そんな店。

*いま思い出しました。ひとつだけ似たようなもの、ありますよね。「鮎焼き」です。ただ鮎焼きは、どら焼きのような生地を魚を開いたかたちに焼いて、中身のあんを載せてから鮎の背中を中心に2つ折りにして作ります。生地と製法がまったく違います。たまに求肥なんかも入っていて、これはこれで、美味しいものです。思いうかぶイメージとしては冠婚葬祭の引き出物として箱の中に整然と並んでいる感じ、ですね。

#226 D
March 4, 2008

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 三菱電機が携帯電話端末の事業から完全撤退することを発表しました。見込まれる損失額は170億円。じつは私、三菱の端末を常用していた時期がありました。この写真で言うと、上段真ん中のモデルもそのひとつです。ボタンの部分にフタをするようなフラップがついていて、その点が他社にはないものでした。

当時は画面も小さかったので、二つ折りのものも殆ど無く、どのモデルも固定電話の子機のように、表面一面だけで「画面+ボタン」が配置できたわけですね。その中で、三菱=Dシリーズのボタンを隠す、というデザインは私の目にはスッキリして見えたものでした。

ところで携帯メーカーのアルファベットの不思議。パナソニックは「P」富士通が「F」、シャープが「SH」でソニーが「SO」なのに、なぜ三菱は「M」でなく「D」だったのか?・・・なんとなれば、三菱のマーク「スリーダイヤ」のダイヤモンドに由来する「D」だそうで。

1月には三洋電機も端末事業を京セラに売却することを決めています。右肩上がりでダイヤのような輝きに満ちた携帯電話市場も、いよいよ再編の時期にさしかかっているようです。