#260 五島 2
July 30, 2008

 実際に泳いだのは高浜海水浴場。ここは「日本の渚百選」、環境省選定の「快水浴場百選」に選ばれた折り紙つきの海水浴場です。超・遠浅の白い砂浜。平日のこの日は、私を含めても数人だけしか泳いでいません。プライベートビーチのような感覚を覚えてしまいます。もっとも、子供たちが夏休みに入ると、駐車場もいっぱいになるほど混雑するそうですが。

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水に向かって歩いて行くと、足のうらには波が作った畝のような文様がはっきりと感じ取られます。「象が使う洗濯板」みたいな感じでしょうか。青竹を踏むような気持ちよさを感じて水の中に…と、ここからが長いんです。本当に。どこまでいっても水が深くならない。すでに波打ち際かわ50mはくだらないところまで歩いているのですが。100m、150mぐらいのところまで来て、ようやく私としては泳ぐにふさわしい深さになりました。これだけ遠浅ですから、小さいお子さんのいる家族連れにはぴったりですね。

で、ゴーグルをつけて浜と平行に泳ぎだすと…銀色の魚たちが見えます。底の砂も白いうえ、水が清浄なので、すべてが明るく見とおせるのです。ああ、美しい。いま自分は自然の中にいる…水に浸り泳ぎながらうっとりするような気分に浸ります。しかも周囲100m四方は独り占めの密度。たまりません。海で泳ぐと、塩分のヘルプも相まって、泳ぎは軽くなり、うまくなった気分になります。

…ここまで書いて、読み返してみると、何の深みもない文章ですね(前回も同様)。実際には言いたいことがたくさんあって、伝えたい良さがあふれているのですが…。百聞は一見にしかず、なんですけど、拙文では「百聞」の一にもならない気がしてきました。この夏はもう予定を立ててしまった方、来年の夏にぜひ。

#259 五島 1
July 28, 2008

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夏休みをとらせていただきました。今年は7月の初旬にサミット、8月は北京オリンピックとうことで、早めに誰かが取得しないと後が詰まるのが目に見えていたので、お先に失礼した次第です。
で、出かけた先が五島列島。長崎の西方に並ぶ島々です。ま、島々といっても実際に上陸したのは福江島だけなんですが。愛読する作家の奥田英朗さんが書いた旅エッセイ「港町食堂」に収録されていた五島の章を読み、「いつか行くしかない」と決意してからは意外に実現までが短くて、自分のことながら驚いた次第であります。

長崎国際テレビに勤務する「心の友」に、あれこれ現地情報を聞き、出発。朝の陽ざしを受ける緑濃き島の姿と青い海。夏です。深く彫りこまれたような入り江が幾重にも見え、ところどころ切り立った崖が猛々しく刻まれている、そんな様子が視界いっぱい、あちこちに見えます。島と海を見ただけでもう、「モトをとった」気分になりました。
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上陸後はレンタカーで島内をめぐります。まず驚いたのはその海の美しさ。周回する国道を走っていても、時々車を停めて写真に収めたくなる光景が次々と現れます。入り江が奥深いため、場所によっては海につながる出口が見えないぐらい。一見すると山々に囲まれた湖にも見えますが、歴とした海。その奥であっても透きとおった青さを保っているのです。そのまぶしさに、サングラスをかけているのももったいないような気分になってきました。どこでも海水浴場となりうる海。眺めて眺めて眺めまくりの日々がはじまりました。

#258 カット
July 10, 2008

 兵庫県加古川市出身の小西キャスターとお好み焼きを食べると。ヘラでカットするとき、小西さんはマス目状に切り分けます。新潟県新津市出身の私は、円いモノを切り分けるとき、なんの迷いもなく放射状に切り分けていたので、それはちょっとした衝撃でありました。それから、お好み焼きのお店などでは近くのテーブルの客の動向を注視。確かに関西出身と思しきグループは、マス目状に切ることが多いようです。
080707modern.jpg実際やってみると、自分一人で食べるときにはマス目のほうが食べやすい、というのは確認できました。乗っかっている具を、何人かで平等に分ける、というテーマが無ければ、放射状に切る必然性も低くなりますしね。

 だったら最初から曲線の無い、四角とか三角で作ればいいじゃん。という気づきに至りますね。それで思い出したのが横浜のピザ。横浜では古い店のピザは、四角いことが多いんです。船乗りが船内の厨房で焼くときに使うオーブンのカタチに由来する、とか、少しでも大きい面積を一度に焼けるから、とか。その理由は諸説ありますが。四角というのはまさに生粋の、マス目状に切るべきカタチでしょう。

 こうしてあれこれと考えていると、お腹がすいてきました。昼にお好み焼きというのはなかなか難しいので、きょうはピザ、でしょうかね。ちなみに日本テレビ社内のカフェで売っているカットピザは、扇形。つまり放射状カットです。

#257 取材
July 4, 2008

普段は取材するほうですので、たまに取材される側になると、ちょっとテンションが変わるコンノです。
先日インタビュー取材を受けました。テーマは私の得意とする分野ですので、何の心配も要らなかったのですが、やはり前日は「あの話を」「このエピソードも」と自分なりにイメージしたわけです。で、インタビュー本番。記者さんは資料がバチッと挟まったバインダーを持参しました。当コラム『リアルコンノ』のコピーやプロフィール資料などを読み込まれたようです。本人が言うのも何ですが、当コラムはプリントすると結構な分量があるんですね。それなりに回数を重ねていることに驚きました。

さらに驚いたのは、インタビュアーの頭には、私の言いそうなコトがすでに大部分インプットされているということ。ファイルの書類には多数の付箋が見えます。要所はきちんと押さえてあります。さすが記者です。頭が下がります。予習は万全、としか言いようがありません。私以上に私の書いたことを記憶していたので、ちょっとドキドキしました。記事がどういう風にまとめられるのか楽しみです。

私自身の経験で言うと、十全な準備が出来て思うように話が聞けたということはそんなにありません。急遽決まったようなインタビューでは、相手の出方、話し方を探るようにして流れをつかみ、冷や汗をかきながら何とか乗り切ったことも…。いや。本人は乗り切ったと思っていても、聞かれる側にはすべてがお見通しだったのかもしれません。こわいこわい。

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東京は蒸し暑い金曜日。梅雨の最中にことし初めての真夏日です。不順な空模様が続きます。こういうときは体調を崩してしまいがちです。そこで写真は沖縄の食堂で撮った「煮付け」です。てびち=豚足もドーンと入ってます。食べ応え抜群、栄養バランスも満点。あー食べたい。どうぞ皆さまよき週末を。