#320 立腹
July 27, 2009

日頃温厚なことで知られる私ですが(と本人は思っているのが重症)、どうにも「言わずにはいられない」こともあるのでして。毎日こう暑いとつい、熱に浮かされて平素の「苛立ち」が募るからなのか、ならず者を窘(たしな)めることに躊躇が無くなることもあります。

090726super.jpg先日、大型スーパーの駐車場にて。売り場の上層階が駐車場になっているタイプなので、ぐるぐるとスロープを上り、駐車場フロアに入りました。すると。前方に不審な動きをする軽自動車を発見。そう。売り場に降りるエレベーターの真ん前、車椅子のマークがある枠にすっと車が入りました。そしてちょうど私の車がその前を通らんとするとき、車内から夫婦と思しき中年の二人が降りてきました。ほかに車の中には誰もいません。二人はすたすたと車から離れ、エレベーターに急ぎ足で向かいます。「あ!」と思った私は車の窓を下ろし、呼び止め、「ここにあなたの車を停めちゃいけないでしょう?」と(できるだけ丁寧に)尋ねました。しかし。というか案の定、彼らからは反省の弁どころか、「なんなんだよぉ!」という逆ギレの返答と「にらみ」が投げつけられただけ。女性のほうも無言のまま、2人並んでエレベーターにそそくさと乗り込んでいきました。

スーパーやデパートの駐車場には、入口に一番近い場所を選んで、身障者用の枠を設けているところが増えてきました。しかし、私の目で見て、「この車はどう見てもこの枠にとめるべき人の運転じゃないな」というものが多いのです。車種という基準だけで見ても、背の低い乗降しづらいスポーツカーだったり、しかもそのシートが、サイドの張り出しが大きいレース用のものだったり。ほか、さまざまな「直感」からそう判断されるのですが。そんな車に買い物を終えた乗員が戻ってくるのに出くわすと、十中八九、というかほぼ百発百中で「身障者枠に停めてはいけない連中」なのであります。

なぜ、必要としている人のいる枠に平然と停められるのかが不思議でなりません。おそらく「だって今そういう人の車が居ないもん」というのが彼らの答えでしょうか。あるいは「ほかの枠だって空いているんだから、停めたいならそっちに停めればいい」ということか。ご存じのとおり、身障者用の枠は通常のものよりも左右が広く取ってあるからこそ、利用しやすいのであって、「ほかの枠」とは全く違うものなのです。ほとんどの場合は店への入り口にもっとも近く、乗降時に雨に濡れないよう、ひさしがあったりします。そうした枠が用意されているからこそ、身障者ドライバーはその店に安心して来られるのですよね。不届きな戯け者の屁理屈など聞きたくもありません。

そんな戯け者が少なからず居て、守られるべきマナーがいとも簡単に無視される現状。情けないことですが、店舗のほうでも徹底的に指導してほしいものです。冒頭のエピソード、「正義は我にある」という確信を持っていても、同じ客という立場で注意するにはやっぱり相当の勇気を必要としました。でも。小心者の私ではありますが、この件とほか幾つかのマナーについてはできる限り自分の声を上げるようにしております。本稿をお読みの方、ぜひ力をお貸しください。

#319 休み明け
July 20, 2009

夏休みを終えてまた「リアルタイム」に戻って参りました。「体調でも悪いのか」「出張取材中?」という推測はともかく、いちばん笑ったのは「選挙の準備でもしてるのか」と思った、と言われたこと。どちら様からも御誘いはありませんし、どこにも「打って出る」つもりもございませんので。念のため。はっはっは。
休みのあいだ、「読前日記」で書いた本のほか、いろいろ読みました。あんまり頭の中を仕事モードにしたくないので、読み易いエンターテインメントが多かったですね。伊坂幸太郎「グラスホッパー」、林真理子ら「東京小説」、三崎亜記「バスジャック」、などなど…。 まだまだ手元には未読のものがあるのですが、まあそんなもの、としましょう。

090710books.jpgちなみにいまパソコンの左手には、読んだ本、読まれるのを待つ本、こんな感じに積みあげられています。つまり、本棚がいっぱいなんです。トイレにも、枕元にも、お風呂の脱衣所にも、階段にも、少しずつ分散して積み重ねられています。ああ本棚…。ということで、古書店にでかけ、読んだものは150冊ぐらい買い取りしてもらいました。床に直接置いた本はほぼ無くなりましたが、それでも本棚が飽和していることに変わりはありません。

ところで13日の夏休み明け、会社に出勤してメールを開くと。予想していたことではありますが、未読メールが400通以上積み重なっておりました。初日の午前中は、これらのメールを読破し、必要な返信を送ることに没頭…。月曜の夜は会議、火曜日は夕方直前までロケとつづき、その後もほとんど進捗しておりません。
と、そうするうちに東京も梅雨が明け、猛暑本番。毎日暑くて頭も回らない方、少なくないのでは?私もそういえば、まだ送っていないメールがあるといま思い出して冷や汗…。木曜の会議までに作らなければいけないものもあった!