
「京都府舞鶴市の川沿いの雑木林で、女性の遺体発見」。この速報が流れた時、私は事件がこんなに長期化するとは想像していませんでした。現場までは、大阪・伊丹空港から車で約2時間。着いた時、警察による立ち入り規制の前にはすでに大勢の報道陣が集まっていました。近付いてみると、現場が住宅街のすぐ側だったことに驚いたのを覚えています。しかし日が暮れると、現場はその姿を変えました。街灯も、歩く人の姿もなく、完全な“闇”です。その後、亡くなった女子高校生は、行方不明になった当日の深夜に殺害されたと分かりましたが、なぜその時間に自宅を出たのかは未だ謎のまま。翌週になって、防犯カメラの映像や目撃情報など、徐々に当日の足取りも明らかになってきましたが、まだ犯人の逮捕には至っていません。(5月21日・記)

4月に発覚した、あきる野市資産家不明事件。姉弟が突然行方不明となったこの事件では、姉弟の口座から現金を勝手に引き出したとして、容疑者2人がすでに窃盗の容疑で逮捕されていました。「事件が動く」その連絡を受けた時、私は名古屋にいました。そこから向かった先は、長野県飯綱町。お昼頃に現場に着くと、まだ報道陣がほとんどいない中、山の中腹で遺体の捜索が行われていました。日が暮れ始め、徐々に気温も下がってくる中、俄に慌ただしくなってくる現場。そして『リアルタイム』放送の直前、遺体が発見されました。事件は発覚から約一か月の時を経て、最悪の結末を迎えました。

愛知県豊田市で、田んぼの中から女子高校生の遺体が発見されました。現場は田園の中の一本道で、普段から付近の中高生が通学路として使っていたといいます。犯行時刻は夕暮れから暗闇へと変わる、夜7時から9時の間。周りを見渡しても民家は少なく、人気もありません。通り魔なのか、計画的に狙われたのか…。被害者のブログには事件前、「怖い」というメッセージが書き残されていました。あまりに今回の事件と符合する言葉。私にはそのメッセージが、自分の身に危険が迫っていることを察知した、被害者からのSOSだったように感じられてなりません。(5月21日・記)


