沖縄県北中城村『一家に一体何が??』
February 18, 2009

沖縄県の住宅街で、民家のウォークインクローゼットから女性の腐敗した遺体が見つかったこの事件。一家は、2階建ての1階に夫と夫の父親が、2階に妻と娘が住んでいて、家庭内別居状態だったといいます。実際に現場でその家を目の当たりにしても、特に何か間取りが変わっているわけでもなく、ごくごく普通の一軒家に見えます。同じ家に暮らしていて遺体があることに気付かないものなのか疑問に感じますが、何より気になるのは、娘の行方がわからなくなっていること。周辺で取材を進めると、不思議なことに娘は、行方不明になる直前まで学校に通っていたといいます。近所の方に話を聞くと、沖縄ならではのゆったりとした土地柄か、どなたも快く取材に応じてくれます。しかしどんなに聞いて回っても、なかなか事件に直接結びつく有力な情報は得られません。この家族に一体何があったのか?!その答えを知っているかもしれない娘の行方はわからず、事件が進展を見せぬまま、私も帰京の途へとつくことになりました。自分の取材した事件が解決する前に現場を離れるのは、やはり辛いものです。一刻も早い解決を願います。

新潟県苗場市『無人となったゲレンデ』
February 10, 2009

群馬県で、送電線を点検していたヘリコプターが不時着した影響で、隣接する市や町が停電したのは午前9時53分。にわかに報道フロア全体が慌ただしくなり、次から次へと情報が更新されていきます。最新の情報を整理しながら、向かったのは新潟県の苗場スキー場。停電は新潟県にも及び、多くのスキー客が乗るリフトやゴンドラなども止まってしまったというのです。越後湯沢駅から苗場スキー場へと向かうにつれ、徐々に雪もその強さを増し、周りの景色も白一色に染まっていきます。苗場の一つ手前のスキー場に着いた時には、雪はもはや吹雪のようになっていました。リフトが動かないため、スキー客はその吹雪の中を自力で下山しています。話を聞くと、“全ての電気が止まり、人がいないゲレンデ”に怖さを覚えたといいます。もし自分がその状況下に置かれたら…、やはりゾッとします。苗場スキー場に着くとすでに停電は復旧していましたが、普段当たり前に使っている電気が、当たり前に使えなくなった場合のダメージの大きさを痛感させられる事故でした。

宮崎県都城市『墜ちた番人』
February 9, 2009

公正な判決を下し、社会の秩序を保つ『法の番人』、裁判官。その『番人』であるべき現職裁判官が逮捕された容疑は、“準強制わいせつ”でした。福岡高裁宮崎支部の一木容疑者(元裁判官)が、高速バスの中で、隣に座った女子短大生に猥褻な行為をした疑いが持たれているのです。しかも一木容疑者はかつて、児童への猥褻事件や、女性への猥褻事件などで、自ら有罪判決を下したこともありました。容疑を否認しているという一木容疑者。墜ちた元裁判官を、裁くのもまた裁判官です。同僚の起こした事件に対し、どのような気持ちで判決を下すのでしょうか?一木容疑者個人に留まらず、裁判官全体に対する信用をも失いかねない、あってはならない事件でした。

両国『いつまでたっても届かない、ファンの声』
February 2, 2009

去年8月、間垣部屋所属の元若ノ鵬が大麻所持の疑いで逮捕され、9月には同じロシア出身の露鵬、白露山の2人も大麻の陽性反応が出たため解雇されるなど、次々と不祥事が発覚した相撲協会。ファンの方々は口々に相撲協会の現状を嘆き、再発防止を願いました。しかし…。これらの声は協会に響いているのでしょうか!?またしても大麻で力士が逮捕される事件が起きたのです。逮捕されたのは尾車部屋所属の若麒麟容疑者。その後、師匠である尾車親方と若麒麟容疑者に相撲協会が下した処分は、尾車親方は“2階級降格”、若麒麟容疑者は退職金の出る“解雇”というものでした。なぜ罪を犯したのに退職金が出るのか!?国技館前を通る方に話を聞いても、「民間企業では考えられない!」などと憤慨する声が大半でした。確かに、理事長も新しく変わりました。外部の意見を採り入れるために再発防止検討委員会も作られました。しかし今回、少なくとも私には、相撲協会自体が根本的な体質を変えようとしているようには感じられませんでした。