
2010年5月9日 16:25~17:25放送
企画内容
2005年、番組取材を通して二組の家族と出会いました。
重度の自閉症を抱える我が子とともに生きる家族。
想いをうまく伝えられず、パニックを起こしたり、時には自らを傷つけることで、意思を表現しようとする子供達。
当たり前にできる筈のことが難しい我が子の可能性を信じ、おつかい、山登り、様々な事にチャレンジさせようとする両親。自閉症という障害が家族にもたらす、葛藤とその中で生まれる大きな喜びを見つめました。
あれから6年…
社会を顧みれば、お腹を痛めて産んだ筈の我が子を、痛めつけ、死に追いやるという痛ましい事件が、毎日のように報道されています。
親になるとは?子育てとは?なんなのだろう?
そう考えたとき、ふと振り返れば、私たちが見つめて来たご家族は、今も、日々繰り返す喜びと悩み、失望と向き合いながらも、自閉症を抱える我が子を愛し、慈しみ続けています。
こんなにも、強く、逞しく、そして優しくも切ない子育てを、少しでも多くの人に改めて知ってもらいたいと思いました。
その姿が、もしかしたら、どこかで苦しんで子育てをしている親たちへの何かのヒントになるかもしれないと思うから…
そして、自閉症という障害を知ってもらう事で、障害を抱える本人と、その家族にとって少しでも生きやすい社会になるかもしれないと思うから…
5年前中学生だった大屋友貴(おおやゆうき)くんは、今年19歳になり、社会へ出る訓練を続けています。
当時9歳だった石原岳(いしはらがく)くんは、15歳になり、この春新たな道へ踏み出しました。
ゆっくりと、でも確実に大人になって行く彼らと家族はどんな日々を送っているのでしょうか。
かつて取材をした、二家族のいまを取材し、自閉症という障害を抱えながらも、成長する子供達の姿と、そんな我が子とともに強く逞しくなって行く家族の姿を1時間のドキュメントで描きます。
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