リアル×ワールド

554日~TVディレクターが
見つめた東日本大震災~

番組内容

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2012年9月15日(土)10:30~11:25

企画概要・制作者の声

震災1年のタイミングの「特番ラッシュ」以降、テレビ報道に占める震災の割合は激減しています。しかし、被災地の現状が変わった訳ではありません。
時が経ち、日常を取り戻すには先が長い事を実感するにつれ、被災された方々の「痛み」は、大きく深くなっている場合すらあります。
震災で、人生が変わってしまった…変える事になった…
様々な人に丁寧に寄り添う「人間ドキュメント」を紡いでいきたい。テレビが伝えられることを真摯に見つめたい。 「TVディレクターが見つめた東日本大震災」シリーズ4作目となる今回は宮城・気仙沼市で家族5人を失った女性美容師が家族と共に復興に向けて奮闘する1年半、そして海の再生を願いつつも漁もままならない福島県の漁師たちが迎えた二年目の夏、という二つのテーマにディレクターが取り組みました。

<テーマ①笛吹キャスターが追い続けた「母との美容室」>
日曜朝8時の情報番組「シューイチ」のキャスターを務める笛吹雅子(報道局社会部・入社22年目)は、東日本大震災発生直後、自衛隊に同行取材して宮城県気仙沼市にたどり着きました。一面がれきに覆われたこの地で、笛吹は家族5人を失った美容師・小山美和さん(39)に出会います。遺体の傍らで泣き続ける美和さんと出会ったその日から、笛吹の1年半に渡る取材がスタートしました。苦労の末に仮設店舗をようやくオープンさせた美和さんですが、未だ津波に飲まれた自宅兼店舗の移転先は決まりません。震災から二度目の夏を仮設住宅で迎えた美和さん、そして家族たちの今を丹念に描きます。

<テーマ②福島の海の未来は・・・地元局記者が見た現実>
震災から1年半、未だ問題山積する復興への道のりで、とりわけダメージを受けたのが福島産の「食」。コメや牛肉、野菜がようやく流通しはじめる一方で、漁業はエリアごとの検査が難しく、行政の支援も遅れたままです。福島中央テレビの南相馬・臨時支局を拠点にする山内了太記者(入社4年目)は、カレイ漁師・吉田日出男さんに出会います。「この現実を見続けて欲しい」と言う吉田さんに山内記者が思う福島の漁業の未来とは・・・。
さらにいわき支社を拠点とする山中利之記者(入社4年目)は別の視点から福島の海を考えます。

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