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第4話 2016/10/30

明辺(沢村一樹)の家の隣に住む韮沢(木下隆行・TKO)が、レンタル救世主を雇いたいとやってきた。 韮沢の依頼は、妻の洗脳を解いてほしいということだった。韮沢の妻・清美(櫻井淳子)は、ミスワタナベ(千秋)と名乗る女性が主宰する投資セミナーに大金をつぎ込んでいた。ミスワタナベのセミナーについて調べると、彼女は参加者に儲け話を吹き込んで金を巻き上げる詐欺師と見られた。

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洗脳を解除する料金の相場は、100万円だった。韮沢の経済状態は破たん寸前で、それだけの金額は支払えない。しかし、いつも金にシビアな黒宇(大杉漣)が、5万円で引き受けると言い出す。黒宇は、ミスワタナベの投資セミナーの内部に潜入して、セミナー自体を潰すと張り切る。
明辺は、韮沢の仕事を受けた黒宇に猛抗議。隣人の韮沢に自分がレンタル救世主をやっていると知られれば、紫乃(稲森いずみ)に会社を辞めたことがバレてしまうからだ。そんな明辺をロイ(勝地涼)が「韮沢さんの案件を見事に解決すれば、レンタル救世主の仕事を奥さんに認めてもらえるかもしれない」と説得。明辺は、すっかりその気になる。

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明辺は、葵(藤井流星)零子(志田未来)とともに、投資セミナーに通う清美を尾行。セミナーに参加できるのは主婦限定で、零子が23歳の母という設定で潜入することに。ミスワタナベは巧みな話術で主婦たちを虜にして、必ず儲かる投資法を書いた本を法外な値段で売りつけていた。さらに、清美が登壇し、体験談を語る。清美は被害者ではなく、ミスワタナベの詐欺に加担しているようだった。
 そんな中、明辺はハイジ(福原遥)から、会社を辞めてレンタル救世主になった秘密を彩芽(莉帝)に知られていると聞き…。