全日本卓球選手権100勝の真実 / 伊藤和子

2010年11月27日

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卓球全日本選手権で史上初の100勝をあげた、
75歳の現役女性卓球選手・伊藤和子さん。

日本代表として活躍したスター選手でしたが、
20代の後半になると勝ち星から遠ざかるように。
長男を出産すると、周囲からは引退を勧める声が。

しかしサラリーマンだった夫の「ある一言」で彼女は再びラケットを握ります。
60年走り続けた女性アスリートと、それを支えた夫の物語。

奇跡の窓ふき日本一 / 細川泰生

2010年11月20日

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窓拭きの大会で日本一になった細川泰生さん。

アルバイトで入った窓拭き会社。社長の背中を追いかけるうちに、
窓拭きの仕事にやりがいを感じていました。

ある日、憧れの社長がとんでもない命令を出しました。
「窓拭き全国大会で決勝戦まで勝ち残れ!」
会社の隣のアパートに本番と同じ練習用の窓が運び込まれ、
全国大会へ向けた練習の日々が始まりました。
最初は気乗りしなかった細川青年。
 
しかし、前回大会のビデオで見た優勝者の動きは、
一切のムダがない、まるで一流アスリートの動き。
「同じ窓拭きに、これほどの境地があるのか...!」 

過酷なトレーニングの毎日が始まりました。
何かを極限まで極め、到達して初めて見える世界がある。
 
頂点を目指し走り続けた、窓拭き職人たちの絆の物語。

土に魅せられた左官再出発の物語 / 挟土秀平

2010年11月13日

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日本で最も注目される左官職人・挾土秀平さん。
 
小さい頃から左官職人の父が憧れでした。
30代の半ば、父の会社の2代目としてコンクリート壁を作る日々の中、
出会ったのはぬくもりのある土壁の魅力。
 
しかし、土の仕事は責任のわりに予算も低く、
ビジネスにならないというのが業界の"常識"。
それでも諦めきれず、周囲の反対を押し切って、
200年以上前に建てられた土蔵の修復工事の仕事を取ってきました。 
土をこねながら、必死に考えました。
「真新しく再現することが本当に復元なのか?」
 
考え抜いた末、挾土さんは誰もが驚く「ある工夫」を施しました。
その仕事ぶりが高く評価され、次々に土壁の仕事が舞い込むように。
「あと何年、生きられるか?あと何年、夢中になって動くことができるか?」
 
真摯に自分に問いかけ、人生を塗り替えた左官職人の物語。

元OLが創った伝統和紙復活の物語 / 堀木エリ子

2010年11月 6日

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経理担当OLから世界に羽ばたく和紙職人になった堀木エリ子さん。

OLとして働いていた和紙会社が閉鎖したのは、24歳の時。
和紙の伝統を次世代に伝えたいと、ズブの素人ながら越前の和紙工房へ。
用途が限られていた和紙を、現代建築の内装などに使おうと
大胆なデザインや色彩を提案しても、
「白い紙は神に通じる」
と信じる職人たちの反応は冷たいものでした。

そんな時、香港の一流ホテル設計者から、ある依頼が舞い込みました。
「燃えない、破れない、汚れない、退色しない、
湿気でゆるまない和紙があるなら、内装として使いたい」。
これらの難題を全て解決したのは、彼女の斬新なアイデアと、様々な職人の技の融合でした。

滅びかけた和紙の文化に新風を巻き起こした、元OLと職人たちの絆の物語。