From イングランド

ラグビーワールドカップ取材記

2015年10月25日

この日もトゥイッケナムスタジアム。取材するのは準決勝第2試合、オーストラリア代表対アルゼンチン代表戦です。交通手段はナショナルレイル(国鉄)にしました。バスは渋滞で遅れる危険性があり。昨日の試合前にそう察したわけです。メディアルームに入る際、首から下げたパスに張られたシールは「SF2」でした。

「オーレ! オーレ! プーマース!」

公式で「80,025」名のスタンドが揺れます。2007年大会以来2度目の準々決勝進出に、多くのアルゼンチン代表のファンが集まっていました。愛称「ロス・プーマス」はスクラムを優勢に運びます。オーストラリア代表の主軸フルバックであるイズラエル・フォラウが孤立するや、そこへ一気に圧力をかけます。

球を持てば、快足ランナーの中欧突破でチャンスを作ります。が、その後が続きません。オーストラリア代表が、要所の接点での球出しを遅らせます。土俵際の粘り腰。

前半20分頃、アルゼンチン代表が敵陣ゴール前左でのラインアウトから、モールを組みます。が、オーストラリア代表のナンバーエイト、デイヴィッド・ポーコック選手らが塊に身体を差し込みます。ノートライ。この場面が、いくつかあるターニングポイントのひとつとなりました。オーストラリア代表は、前半32分、左右に振る攻撃の手際の良さも示しました。ウイングのアダム・アシュリークーパー選手がダイブ。ここでスコアは19―6。

終盤にやや停滞したオーストラリア代表ですが、29-15で勝利しました。

決勝戦は、ニュージーランド代表対オーストラリア代表となりました。絶対王者の黒に一丸の黄がどう挑むか。

著者紹介

向風見也
向風見也

1982年、富山県生まれ。成城大学文芸学部芸術学科卒。2006年よりスポーツライターとなり、主にラグビーのリポートやコラムを「ラグビーマガジン」「スポーツナビ」などに寄稿。ラグビー技術本の構成やトークイベントの企画・司会も行う。「現場での凝視と取材をもとに、人に嘘を伝えないようにする」を信条とする。著書に『ジャパンのために 日本ラグビー9人の肖像』(論創社)。共著に『ラグビー・エクスプレス イングランド経由日本行き』(双葉社)。

通常の取材リポートは「Yahoo!ニュース個人」の「ラグビーライターのしごと。」
(http://bylines.news.yahoo.co.jp/mukaifumiya/)をご覧ください。

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