「第2話」

 社内秘の文書を持ち出したため銀行をクビになった良子(須藤理彩)が、有働の事務所に「事務員になってあげる」といって押しかけてきた。 事務所では、前回の裁判で晴れて無実が証明された赤倉(今井翼)がバイトを始めており、それまでひっそりしていた有働の周辺は急ににぎやかになった。

 そんな有働の元に、美智子(浅野ゆう子)から、夫婦喧嘩から殺人未遂事件に発展した裁判の案件が持ち込まれた。この事件は、 佐倉雅人という男が自宅で妻の冬美に包丁で斬りつけ、腕にケガをさせたというもの。警察と検察は、冬美の話、血染めの包丁 を握りしめて家から出てきた佐倉を目撃した近所の住人の証言、及び、佐倉が家庭内暴力の常習者だったという情報から、逮捕、 起訴に踏み切っていた。

 有働が接見した佐倉は、開口一番「冬美がオレをはめた!」と息巻いた。そして、現場にいた10歳になる一人息子の悟が、 真実を知っていると言い張った。佐倉と冬美は共に浮気をしており、家庭は崩壊寸前だったらしい。

 有働は、さっそく悟に会って話を聞くが、悟は、「見たくなかったから見なかった。知っていても話さない」という。そして、 両親の不仲の原因が自分にあると考える悟は、有働に「ぼくなんか、死んだほうがいい」とつぶやいた。そんな悟の言葉を耳にした有働は、 思わず「なら、死ね」と一言。そばにいた良子は、10歳の子供に対する無神経な発言に怒り、有働をたしなめる。だが、この有働の一言が、 まもなく、思わぬ騒ぎを起こした。

 翌日、警察に、爆薬こそ入っていないものの、本物の時限爆弾が届けられた。一緒に添えられていた手紙は、有働にいわれたから死ぬ、 との自殺予告の内容。警察は、すぐさま有働を呼びつけると共に、悟の部屋を捜査し、悟自身が爆弾を作ったと確認した。

 有働は、佐倉と冬美に会って、悟が行きそうな場所を考えるが、見当がつかない。再び悟の部屋を調べた有働は、かつて悟が佐倉、 冬美と一緒にピクニックに行った時に描いた一枚の絵に注目して――。

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