「第6話」

 聖和女子高校の校内で、生徒が殺される事件が発生。有働は、この事件の容疑者として起訴された同校教師で、陸上部顧問・矢崎時雄(羽場裕一)の弁護を国選で担当することになった。

 事件が発生したのは、夜の校舎の屋上。矢崎の教え子で、陸上部員の水川留美(佐藤めぐみ)が、その屋上から転落して死亡した。右腕を切られたまま現場から逃走した矢崎に着目した警察は、屋上の手すりからその指紋を検出したこと、衣服から留美の血液が検出されたことなどから、矢崎の逮捕に踏み切ったのだ。

 だが、接見した有働に対し、矢崎は無実を主張。事件前後の状況に関しては、生徒の誰かに屋上に呼び出されて、いきなり背後から切りつけられたために動転し、現場から逃げ出した、と話した。留美は、春のインターハイの女子1万メートルで3連覇を狙うエース。矢崎は、素直で努力家で才能のある留美のような選手を殺すはずがない、という。

 ところが、第一回公判で、検察側の沢登(松重豊)は、産婦人科のカルテを手に、思わぬ事実を公表した。矢崎は恋愛関係にあった留美を妊娠させ、さらには中絶までさせていたというのだ。そして、沢登は、矢崎との付き合いをこと細かく書いた留美の日記を紹介、写真も残っている、と話した。筆跡鑑定の結果、日記は留美にものに間違いない。

 これに対し、矢崎は、「絶対に写真は撮らせなかった」とポロリ。恋愛関係を肯定するかのような矢崎の発言で状況が極めて悪くなる中、沢登は、留美の日記に書いてあった核心部を読み上げた。「私は、同じ陸上部の矢崎先生に殺される」――。これを傍聴席で聴いて興奮した留美の父親・水川茂(國村 隼)が暴れたため、法廷内は大混乱に陥った。

 まもなく、矢崎の言葉から、矢崎が他の生徒と関係があったと気付いた有働は、再度現場に戻って関係者の話を聞いた。留美のライバルだった北野友恵(邑野未亜)は、矢崎が留美と付き合っていた、と断言し、激しい怒りの表情を見せる。ところが、有働がこの友恵を証人として喚問したところ、思わぬ事態になって――。

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