「第7話」

 有働(阿部寛)が証人として召喚した北野友恵(邑野未亜)が裁判所の証人控え室で刺殺されたことから、事件は新たな局面を迎えた。自分の呼んだ証人が殺されたことで有働は大きな衝撃を受ける。現場の状況から判断すると、友恵は犯人と顔見知り。だが、有働は、その犯人の顔が全く見えてこなかった。

 調査の手がかりは半年に渡って綴られた最初の被害者・水川留美の日記しかない。これを丹念に分析した有働らが注目したのは、台風の豪雨の中でトレーニングをしたことになっている部分。留美の才能や将来性に大きな期待を抱いていた元アスリートの父親・茂(國村隼)は、悪天候で娘が練習をするはずがないと言う。有働たちはなぜ留美がそんな間違いを書いたのかと首をひねる。

 有働は、留美、友恵と仲良し3人組だった同じ陸上部の吉田知佳(加賀美 早紀)からも話を聞いた。涙を浮かべ、有働の一言一言に激しく反応する知佳。有働はそんな表情を見て、知佳が事件の一部始終を知っているとにらんだ。

 まもなく、病院関係を調べた良子が、思わぬ事実を掴んだ。なんと友恵は練習のしすぎが原因でアキレス腱を傷め、トップアスリートとしての将来は全く望めない状況だったのだ。良子と赤倉の話によると、友恵が病院に通い始めたのは、奇しくも留美が日記を書き始めたのと同じ6ヶ月前。このことを知った有働は、折からパチンコの景品を抱えて戻ってきた花岡(大滝秀治)の“交換”という一言から、3人の女子高生の考えた悲しい復讐のシナリオに気付いた。そして、良子には友恵が通っていた整形外科と留美が中絶手術を受けた産婦人科に再度確認に行かせ、赤倉には知佳と茂の証人喚問の手続きをするよう命じた。

 公判の当日――。良子は、開廷が間近に迫った裁判所に有働が姿を見せていないことから、焦りの色を隠せなかった。実は前日、知佳が姿をくらましたと知った有働は、赤倉と一緒に捜していたのだ。公判に間に合わないかと思われた時、なんと弁護人として法廷に立ったのは、弁護士の資格がある美智子(浅野ゆう子)。美智子が時間稼ぎをする中、ようやく知佳を見つけた有働が法廷に駆け込んできて――。

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