• 2008.05.06

第5話 「キヌコ(前編)」
青木が薪から、ある人物の脳を極秘扱いで分析するよう命じられた。その人物とは、一家惨殺事件の犯人として、前日、死刑が執行された露口浩一。3年前、露口は、自宅で妻、次女、義母を殺害し、長女・絹子の死体を海に投棄した、として逮捕され、自白と物証が揃っていたことから、裁判で死刑が決まっていたのだ。

さっそく、MRI捜査を始めた青木は、露口が書いている遺書を見た。それは、絹子に関する内容で、絹子が男を憎むようになった原因が自分にあるとも書いている。事件当日の行動を追った青木は、自宅に戻った露口が死体のそばで呆然とたたずむ絹子の姿を見つけたのを確認した。絹子が出て行った後、露口は、包丁に付いた指紋や足跡などを消して、自分が犯人のように工作。MRI捜査がされないよう妻ら3人の頭部を鉄パイプで撲りつけ、脳を破壊していた。

そんな折、青木は、絹子が生きていたとの情報を入手した。青木が実際に見た絹子は、露口が愛していたことがうなずける、大きな瞳が美しい美人。情報によると、絹子は、3年前、記憶喪失で地方の施設で保護されていたが、交通事故に遭いかけて、記憶を取り戻したらしい。

青木は、すぐさま絹子が家族惨殺の真犯人だと薪に報告し、記憶喪失が偽装だったに違いないと告げた。だが、薪は、刑が執行された露口の判決が覆ることはない、と青木に告げ、捜査内容を決して洩らさないようクギを刺した。

絹子にMRI捜査が行われたことを悟られる中、青木は、絹子の隠された秘密を探るため、さらに露口の記憶の分析を進めて――。

<ゲスト>
青木の父:西村知道
青木の母:野沢由香里
露口絹子:桑島法子
平井学:高城元気

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