• 2008.06.10

第10話 「箱の中の鼠」
FBIの研修を終えて帰国した警視正の長嶺が、警察官房の審議官に就任すると同時に、第九の副室長を兼任することになった。警察官房という部署は、警察庁の最高機密を扱う機関。長嶺がエリート中のエリートだと知った青木、天地、岡部ら第九の面々は、大いに沸く。だが、長嶺は、青木らの期待に反して、冷血動物のような思考回路を持つ男だった。

青木がその長嶺に連れられてやってきた所は、地図にも載っていない施設だった。長嶺やそこの職員の話によると、施設は、死刑が決まった囚人を刑が執行されるまで保養させる所とか。ところが、この1ヶ月の間、死刑囚が相次いで殺害されていることが分かった。そして事件の寸前に、謎の停電があり、事件の瞬間を監視カメラが捕らえていないことも明らかになった。

そんな中、施設で突然停電があり、平岡という死刑囚と同じ房にいた真壁という死刑囚が先を尖らせた歯ブラシで胸を突かれて死亡した。監視カメラのVTR映像によると、停電中に平岡が移動して真壁を刺したとはとても思えない。この事件のMRI捜査を命じられた薪は、さっそく真壁の脳のスキャンを開始した。

真壁が事件の前に見ていたのは、死刑を前にして現れた様々な妄想だった。停電終了後の様子から推理すると、やはり平岡は、シロ。薪は、施設の管理体制の不備を指摘するが、長嶺はこの件をサラリとかわす。平岡らを尋問し、担当の医師の話を聞いた青木と岡部は、死刑囚らがとてつもない恐怖を伴うストレスを感じていることに気付いた。

真壁が自分の殺した元恋人の亡霊におびえていたと判明する中、今度は、平岡が飛び降り自殺をしてしまった。この平岡の脳を検視した薪らは、長嶺が仕組んでいた驚愕の計画に気付いて――。

<ゲスト>
長嶺 昌親:大塚 芳忠
平岡:奈良  徹
真壁:西嶋 陽一

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