• 2008.08.12

第19話 「誰も見ていない(中編)」
新宿近くのカプセルホテルで発見されたヒゲの男の変死体を見た青木は、それが薬剤師刺殺事件の重要参考人だと気付いた。救護隊員の話によると、発見当初真っ黒だった男の爪は、時間の経過と共に、黒ずみが薄くなったとか。

報告を受けた第九は、連続殺人事件の被害者や、カプセルホテルの死体から、レベル4の強力なウイルスが検出されたため、バイオテロの可能性もあると見る。“犯人が死ぬ確率の高い乗客たちをあえて殺害した理由とは”“ウイルスの正体とは”と、様々な疑問が第九の中で渦巻く。薪は、二次感染者の増加を何としても防ごうと、刺殺現場の車内にいた乗客を特定する作戦を開始した。

まもなく、薬剤師が刺殺された電車内で、犯人が新種のウイルスに感染していたかもしれない、というニセの情報がマスコミに流された。新たな二次感染者が死亡したと知った薪は、焦りを隠せない。そして、司法解剖の途中、誤ってウイルスに感染したらしい雪子にも心配を募らせた。

恐怖に駆られた乗客たちが次々と出頭する中、刺殺された薬剤師・里中恭子の脳の検視が始まった。その記憶映像によると、最初席に座っていた恭子は、ひとりの老婆に席をゆずろうと立ち上がるが、近くにいたヒゲの男が強引に座ってしまう。これを注意した恭子に、ヒゲの男は、ナイフを突き立てた。その後、ヒゲの犯人と別の若い男が揉み合いになったのだ。

その若い男の話している言葉が中国語らしいと知った薪は、直ちに中国語の読唇術の専門家を手配する。ところが、そこに現れた青木は、自分の黒い爪を示しながら、思わぬことを口にした。

<ゲスト>
長嶺昌親:大塚芳忠
田城所長:大林隆介
三好雪子:篠原恵美

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