今回の授業復習

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一川誠 先生

先生プロフィール


人は0.1秒前の世界を見ている!
時間学パート2

 

人それぞれ、心地よいと感じる間合いというのは違うものです。これはパーソナルテンポと呼ばれています。自分のテンポと違うテンポで行動するというのは、非常にストレスが高くなると言われています。また、そのテンポというのは人が成長しても変わるものではありません。
例えば話す間合いとか、子供の頃とあまり変わりません

パーソナルテンポ

皆さんが見ている世界というのは、少なく見積もっても0.1秒くらい遅れています。今は、どんどん生活が高速化してきていますから、こういう遅れが致命的な問題に発展するという可能性はあると思います。 ですが、この感覚のズレというのは人間が進化の過程で獲得してきた時間的特徴で、トレーニングを積む事で修正する事はできません。ですから、こういったズレが生じているという事を認識して日常でいろいろな事をするという事が大事になってきます。 また、人間の脳の中では音よりも光の情報の処理の方が遅いし、音の処理の方が正確だそうです。そのため、音と光の情報が違う時に脳は聴覚の方を優先してしまいます。

黒い点を見ていると周りの影が消える?

ここまでで知覚は曖昧であるとかいいかげんだという風に思われるかもしれませんが、こういった体験は皆さんで共通体験できるはずです。という事はそこには何か一環のルールがあるということになります。

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