今回の授業復習

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3時限目 
3時限目の先生

海堂尊 先生

先生プロフィール


死因不明社会ニッポン!
死因が特定できているのはたった2%! 

日本人で死後、死因をきちんと調べているのはわずか2%しかいません。これは先進国では断トツに少ない数字です。

日本人の死因で、心不全が大変多いということですが、心不全とは心臓があまり機能していない状態のことで死ぬ直前はたいがい心不全です。心不全=死因がよく分からないということに等しいのです。

解剖が少ないのは、死体を傷つけてしまうのが嫌だという遺族の心情のせいでもあるが、オートプシー・イメージング(Ai)を使えば遺体を傷つけずに死因を探ることができます。
Ai(エーアイ)とは遺体をCTやMRIにかけて画像処理で死因を解明することです。
Aiをしたことによって、殺人事件と判明したり、医療ミスかどうかの判断、えん罪を防ぐこともできますし、子供の虐待も見つけることもできるかもしれません。

問題
ある川でサラリーマンの水死体が発見された。死亡後、川に流されたとも思われたが、体内からホニャララが発見され、川で溺れた事故死と判断された。

日本には15.000台のCTスキャナーがあって、MRIも4,000台あります。他の国に比べて、環境は整っています。

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