授業復習 ｜ 世界一受けたい授業

その咳が危険なものかどうか見極める1つのポイントは、咳が長く続くかどうかです。

もし、3週間以上続く場合「COPD（慢性閉塞性肺疾患）」の恐れがあります。
この病気でなくなった方は
去年一年間で日本で約1万5000人、患者は約530万人います。

タバコなどの汚れた空気を吸うと肺が壊され、
肺に余計な空気が溜まって息が苦しくなります。
1回壊れた肺はなかなか元には戻らず、
最終的には呼吸が苦しくて酸素供給器を使わないと歩けなくなってしまいます。

40歳以上の方で、階段を上ったときに「ぜえぜえ」「息切れ」「咳」が出る方は
「COPD（慢性閉塞性肺疾患）」の予備軍かもしれません。

マイコプラズマという細菌によって起こる肺炎で、症状は高熱と激しい咳。
重症化すると肝炎、髄膜炎、脳炎を起こす事にも繋がります。

咳やくしゃみから他の人に感染を起こし、地域的に流行る傾向があります。

肺に空気を送る気管支に慢性的に炎症を起こした状態です。

普通の喘息と違い「ぜえぜえ」「ひゅーひゅー」という呼吸の異常な音はせず、
咳だけが出ているという病気で、
通常の咳止め薬がほとんど効かないという特徴があります。

咳は2種類あると言われていて、

＜乾いた咳＞
百日咳や咳喘息が考えられ、長く続く咳に多いです。

＜湿った咳＞
肺炎や慢性気管支炎が考えられ、感染を繰り返している患者に多いです。

夜になると咳が出るという方がいますが、
その理由は、夜になると副交感神経が活発になるため気管支が縮んでしまい、
非常に咳が出やすい環境になるからです。
この症状がある方は咳喘息の可能性があります。

昼夜関係なく咳が出る人は、肺炎・慢性気管支炎の可能性があります。

＜赤茶色の痰で考えられる病気の一例 ＞
肺がん・肺結核

＜緑色の痰で考えられる病気の一例 ＞
緑膿菌の感染

＜黄色の痰で考えられる病気の一例 ＞
重い風邪・細菌性の肺炎

＜白の痰で考えられる病気の一例 ＞
COPD・喘息