【3問目】
肩がこった時に、ちょっと揉んであげましょうかなんて、どこで覚えたのか知りませんがマッサージの上手な人がいます。そこで今回皆さんはそんな人になって、マッサージをしながら何か言ってください。で、私がマッサージをしてもらってる人になって、『ありがとう』と言うのでさらに続けて下さい。
楽太郎 じゃあ足ツボマッサージしましょうね。
歌 丸 ありがとう。
楽太郎 骨ツボの方がいいですか?
 


たい平 あなた、西武線の沿線に住んでますね?
歌 丸

ありがとう。

たい平 どこでわかるかっていうと、ちちぶ(秩父)を押すと反応(飯能)するところざわ(所沢)?
木久蔵 あのあれですね、血の流れが悪いですね。
歌 丸

ありがとう。

木久蔵 けっこう(血行)悪い。
楽太郎 歌丸師匠は本当に体が硬いですね。
歌 丸

ありがとう。

楽太郎 死後硬直かな?
たい平 楽太郎師匠あまりにも失礼です。歌丸師匠言わせてもらいます。
たい平 あら?いつもなんか重いものを背負ってるんじゃないですか?
歌 丸 ありがとう。
たい平 落語界の未来は歌丸師匠の肩に掛かってるんです。
 

木久蔵 肩にね、力が入りすぎですな、もっとお楽に。
歌 丸 ありがとう。
木久蔵 あのね、これやってみましょうか。向かいの空き地に囲いが出来た、へえええええ。ってやってみな。
歌 丸 向かいの空き地に囲いが出来た、へえええええ。
木久蔵 それじゃヤギだよ。
好 楽 何二人でやってんのよ。
歌 丸 だってやってみなっていうんだもんさ。やらないとまたラーメン送ってくるといけないから。
   
好 楽 歌丸師匠、気持ちいいでしょう!
歌 丸 ありがとう。
好 楽 そんなことより、座布団十枚頂戴。
 


たい平 腕はそれほどではないな、背中もそれほどでもないし、意外とこってないな。あ、どうですか?
歌 丸 ありがとう。
たい平 やっぱりクビだ。
 


木久蔵 頭っていうのは随分重いもんなんですね。
歌 丸

ありがとう。

木久蔵 わたしゃ軽いからわかんないんですよ。
 
歌 丸 すごい正直ですね。
小遊三 さあ、今日一日中揉んでますよ。
歌 丸 ありがとう。
小遊三 揉んでー、揉んでー、揉まれてー揉んで、揉んでー、揉みつぶれて眠るまでー。揉んでー。やーがて、男はー、座布団を一枚貰うだろー。
歌 丸 山田君、これ綺麗に片付けて。