|
【3問目】
夏場恒例、”笑点遅れて来た幽霊”。お盆も過ぎて夏もそろそろ終わりですけれども、今回皆さんはね、どういうわけか今頃になって登場した幽霊。
で、私が幽霊の親分になりまして、『遅いじゃねーか!』って言いますから遅れて来た理由等を答えていただきたい。 |
歌 丸 |
遅いじゃねーか。 |
小遊三 |
ふふふ、待った? |
歌 丸 |
遅いじゃねーか。 |
|
好 楽 |
すいません、幽霊会社の面接受けてたもんで。 |
|
|
歌 丸 |
遅いじゃねーか。 |
|
昇 太 |
すいませーん。顔色悪いって言われたもんで病院行ってたんです。 |
|
|
歌 丸 |
遅いじゃねーか。 |
木久蔵 |
何かようかい? |
歌 丸 |
あのね、幽霊と妖怪違うんですよ。 |
木久蔵 |
そうかい。 |
歌 丸 |
遅いじゃねーか。 |
|
楽太郎 |
来ようと思ったら女がね、布団の中で手握って、行っちゃ嫌だってね、ずっと止めてるもんだからしばらくいてね、そしたら女の方がもうそろそろ行った方がいいんじゃない?っていいんだよ待たせておけばってんで俺ねずっとね・・・。 |
歌 丸 |
山田君一枚持ってって。 |
楽太郎 |
|
歌 丸 |
ただムダに長いだけなんだから。 |
|
|
歌 丸 |
遅いじゃねーか。 |
|
たい平 |
お詫びのしるしに歌を歌わして下さい。ユーレイユーレイユーレイヒ〜。ユーレイヒユレイヒ〜。皆さんご一緒に。ユーレイユーレイユーレイヒ〜。ユーレイヒユレイヒ〜。 |
歌 丸 |
山田君、あのね木久ちゃんとたい平さんの一枚ずつ持ってって。 |
木久蔵 |
何で間が飛ぶんだよ! |
木久蔵 |
|
たい平 |
|
楽太郎 |
昇太もやってましたよ。 |
歌 丸 |
じゃあ昇太さんのも一枚持ってって。 |
昇 太 |
|
小遊三 |
僕はやってませんでした。 |
歌 丸 |
うん、やってないやってない。 |
好 楽 |
裏切りだよ!一人裏切りがいるんだよ。 |
小遊三 |
噺家は一人商売だからな。 |
|
|
楽太郎 |
はあはあ。 |
|
歌 丸 |
遅いじゃねーか。 |
楽太郎 |
いや、親分がそんなに早く逝くと思わなくてね。 |
|
|
歌 丸 |
遅いじゃねーか。 |
|
木久蔵 |
そんなに怒っちゃいやんばかん。いやんばかんうふん、私幽霊よ。 |
|
|
歌 丸 |
遅いじゃねーか。 |
好 楽 |
車で急いで来たんですけどね、アクセルが踏めなくて。 |
|
|
歌 丸 |
何か猿の幽霊みたいだね。 |
|
木久蔵 |
猿の惑星は聞いた、猿の幽霊って。何だよ生ミイラ。 |
歌 丸 |
猿だよどうやったって。実に面白いですね。 |
木久蔵 |
おもちゃじゃねーや! |
歌 丸 |
遅いじゃねーか。 |
木久蔵 |
そんな無理なこと言ったって、年だから早く歩けるわけねー。ねえ。 |
|
|
歌 丸 |
遅いじゃねーか。 |
楽太郎 |
うるせー!やるかじじい!! |
|