【1問目】
梅雨のシーズン。
雨が降り続けると良い事もあり、悪い事もありますよね
。そこで今回はね、
「降るほどに」。これを頭につけて五七五の川柳を作っていただきたい
。
昇 太
降るほどに 野菜不足で 値が上がり。
好 楽
降るほどに 庭のあじさい 色を増し。
歌 丸
綺麗だなぁ。山田君、二枚とってよ。
好 楽
…なんで。
歌 丸
自分の家に庭なんかねぇだろ。
たい平
降るほどに 部屋は洗濯 ものばかり。
円 楽
降るほどに 泊まれと女の しつこさよ。
歌 丸
ふん、ばかばかしい。
木久扇
降るほどに 雨漏りポタポタ あらや〜ね〜。
昇 太
降るほどに 来なけりゃ良かった ハワイまで。
たい平
降るほどに カエルの合唱 賑やかに。おぉ〜、え〜、げぇ〜…
歌 丸
山田君、ついでにたい平さんのも一枚持ってって。
円 楽
降るほどに はげていきます 酸性雨。
歌 丸
…一枚やって。その通りだ。
木久扇
降るほどに 集めてはやし 最上川。
歌 丸
…うまいんだけどねぇ。後半の方は盗作だからねぇ。
木久扇
わかる?
好 楽
降るほどに うちの女房 低気圧。
小遊三
降るほどに 傘屋の親父 したり顔。
円 楽
降るほどに 上がるテレビの 視聴率。
好 楽
降るほどに カッパ喜び 踊りだす。…どうぞ。
歌 丸
…八十近くにもなって。
小遊三
綺麗にいきます。
小遊三
降るほどに こえだむ、肥溜め溢るる 秩父かな。
小遊三
…やらなきゃよかった。
歌 丸
口直し!昇太さん。
昇 太
降るほどに 願い事する 星の雨。
歌 丸
上手いな!