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■準決勝

国立競技場

▽ 第一試合
国見 vs 鹿児島実業
前 半
後 半
合 計

得点情報
前半 西岡謙太(15分)
後半 赤尾公(32分)

▼戦評

互いに3-5-2の布陣でロングボールを多用しチャンスを窺う。立ち上がりペースを掴んだのは鹿実。セカンドボールを完全に制しロングスローも絡め国見ゴールに迫る。一方国見は鹿実の前線からのプレッシャーでロングボールの精度が下がり渡邉、田中にボールを送ることができず防戦一方となった。その後も鹿実は上村、坪内、栫の左サイドからの攻撃が冴え決定機を作り出した。守備では重富、岩下、西岡の安定したラインコントロールと1:1の厳しさで国見の渡邉、田中の攻撃の芽を完全に潰しチャンスを殆ど作らせず選手全員がボールに集中していた。国見は攻撃のリズムが全く作れず準々決勝までの力強さが見られなかったが1点を目指し最後まで全力で戦い観衆からも称賛を浴びた。

▽ 第二試合
星稜 vs 市立船橋
前 半
後 半
PK
合 計

得点情報
田宮裕之(3分) 前半 小山泰志(29分)
大畑将徹(39分) 後半 白山智一(29分)

▼戦評

市立船橋は4-4-2のシステムで中盤はダイヤモンド型。星稜は4-5-1のシステムで中盤は2ボランチ、1オフェンシブ型で準決勝に臨んだ。星稜は本田を中心に、市立船橋のバイタルエリアをつく速いパス回しで市船ゴールに迫る。市立船橋は榎本と森野の2トップが作りだしたスペースを効果的に使いゲームを組み立てる。DF面では、星稜はコンパクトフィールドを形成し中盤でボールを奪う意識を徹底し、市立船橋は、やや深いラインを形成し、ペナルティエリアに侵入させないDFを徹底した。後半、膠着したゲームを打開するために両チームとも攻撃的な選手を投入し、好機をつくり出すが、今大会二度めのPK戦を制した市立船橋が決勝に進出した。

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