屋台
もう間もなく梅雨明け。子供たちにとっては待望の夏休みが始まります。夏休みといえば、海や山などの行楽地や、花火大会に行ったりする。また、地元で行われる夏祭りも、子供たちにとっては思い出の一つになるでしょう。
そこで今週のブログは、勝手に『プロレスリング・ノアの夏祭り』を企画してみました。ノアが夏祭りを主催し、所属する全選手が祭りの屋台に立って子供たちを喜ばせるという、私の妄想です。
題して、『もしも、こんな屋台があったなら』。それでは、所属全選手が担当する屋台の発表です。
田上明選手
ノアの社長でもある田上選手の得意技は、身長192cmの体格を生かした豪快な『大車輪キック』。そんな田上選手の屋台は、ズバリ『くじ引き』である。屋台の店の名は、『ガラガラポン!田上明の大車輪くじ引き!!』だ。1等商品は、田上選手の等身大抱き枕。寝苦しい夏の夜も、これがあれば大丈夫。子ども達には、一生の思い出になる。尚、1等が出た際には、手持ちの『当たり鈴』ではなく、プロレスのゴングが鳴らされる。
小橋建太選手
ノア副社長でもある小橋建太選手の得意技は、回転しながら放つチョップ『ローリング袈裟斬りチョップ』である。そんな小橋選手の屋台は、『ドネル・ケバブ』だ。最近、日本でも知られるようになったトルコの肉料理『ドネル・ケバブ』。これは、垂直に立てられた串に刺さった巨大な肉の塊を、回転させながら焼き、ナイフで薄く切り落として食べる料理である。『ドネル』は回転、『ケバブ』は肉のことである。これは正に、小橋選手のローリング袈裟斬りチョップに相応しい料理だ。屋台の店の名は、『小橋建太のドネル袈裟斬りケバブ』。勿論、小橋選手はナイフなど使わず、自らのチョップで肉をスライスする。
丸藤正道(なおみち)選手
同じくノア副社長である丸藤選手は、体重100kg未満の階級である『ジュニアヘビー級』のエースである。かつて丸藤選手は、新日本プロレスとの抗争が勃発した際に、「ノアのジュニアは最強です。」と言い放ち、『ノア対新日本』の全面対決時代を呼び込んだ。そんな丸藤選手は、いつもマスク(覆面)を被って入場する。大一番の試合などに、どんなマスクをつけてくるのかが、ファンにとっては楽しみの一つになっている。そんな丸藤選手の店は、やはり『お面屋さん』。店の名前は、『丸藤正道の、オレのお面は最強です』に決定。
杉浦貴選手
現・第16代GHCヘビー級王者である杉浦選手。先日7月10日に行なわれた、ノア旗揚げ10周年記念・有明コロシアム大会において、高山善廣選手と激闘を繰り広げ、見事防衛に成功した。そうしたリングの中での実績に加え、麺製品のテレビCMにも出演するなど、活躍の場は広い。そんな王者・杉浦選手には、是非、屋台の王様である『焼きそば』を担当してもらおう。店の名は、『杉浦貴の焼き麺の達人』である。
佐野巧真選手
デビュー27年目の大ベテラン・佐野選手は、北海道出身。得意技は、回転しながら放つ蹴り技『ローリング・ソバット』である。そんな佐野選手の屋台は、北海道の味覚全開の、『焼きとうもろこし』。店の名は『どさん子・佐野巧真のローリングとうきび』だ。佐野選手が、もろこしをソバットのように鋭く回す姿が思い浮かぶのは、私だけだろうか。尚、仕入れの状況によっては、もろこしではなく、同じく北海道の幸を使った『どさん子・佐野巧真のローリングいか焼き』に変更する場合がありますので、ご了承下さい。
谷口周平選手
デビュー5年目、若手のホープ谷口選手。2008年1月からは、試練のカード『驀進(ばくしん)十番勝負』を行っている。格上の先輩10人と一騎打ちを行なう十番勝負は、若手にとっては登竜門的な経験であり、谷口選手は、その第9戦として来週7月24日(土)の大阪大会で、現GHC王者の杉浦選手と対戦する。そんな谷口選手の得意技は、豪快な『ジャーマン・スープレックス』。ジャーマンといえば、ドイツ。ドイツと言えば、フランクフルト。よって、谷口選手の店は、『フランクフルト』。店の名は、『ジャーマン谷口の驀進フランクフルト』。十番勝負にちなんで、問答無用の10本セットでの販売である。
小川良成選手
ジュニアヘビー級の大御所、小川選手。その魅力は、小柄な体でありながら、自分より重いスーパーヘビー級の選手と対等に戦う姿である。得意技は、相手の動きをかわして持ち込む、鮮やかな『丸め込み』だ。事実、2002年の4月にGHCヘビー級王座に挑戦した際には、当時王者であった秋山準選手(ヘビー級)を翻弄し、僅か4分20秒でクルッと丸め込み、勝利した。そんな小川選手の屋台は、『綿あめ』に決定。店の名は、『小川良成のクルクル綿あめ』だ。尚、4分20秒以内に完食すれば、もう一つもらえるのが嬉しい。
鈴木鼓太郎選手
埼玉県蕨(わらび)市出身の鼓太郎選手。実家は、『焼肉ファミリー』という焼肉屋さんを営んでおり、プロレス関連のロケや取材でも、度々使用されている。そんな鼓太郎選手には、やはり焼肉の店『カルビ焼き』を担当してもらおう。店の名は、『鈴木鼓太郎の焼肉ワラビー』だ。尚、怪我の為に現在は欠場が続いている鼓太郎選手だが、順調に回復しており、近いうちに復帰することが期待されている。
平柳玄藩(げんば)選手
デビュー5年目の平柳選手は、『悪童』の異名を持つ反則大好きレスラーで、レフェリーにも度々反抗する。レスラーになる前は、バレーボールの経験が有る為、ボールの扱いには慣れている。得意技は、かち上げ式のラリアット『昇竜玄藩』。ボールの扱いが上手く、上に昇っていくものに関心があるということで、平柳選手の屋台は『スーパーボールすくい』。店の名は、『悪童平柳の昇竜玄播』。ハッキリ言って、何の店か分からず、子どもが怖がって寄り付きそうにないが、それもまた良い。尚、何故かルールは厳格で、不正は一切許されない。
井上雅央(まさお)選手
ノアの新・千両役者、雅央選手。相手がどんな強豪選手でも、巧みなレスリング運びで、いつの間にか優位に立ち、自分の世界『雅央ワールド』を構築できる。それは、ノアファンが堪能する、魅惑のファンタジーと言っても過言ではない。そんな雅央選手の得意技は、相手を担ぎ上げて背中にダメージを与える技、『アルゼンチン・バックブリーカー』。この技に捕らえられたら、相手はギブアップ必至であり、ファンは大熱狂となる。しかも、この技を出す際には、雅央選手自ら「ヨッシャ!担ぐぞー!!」と、大声で会場のファンに予告してくれるのが、ありがたい。そんな雅央選手の担当は、これしかない。
『ヨッシャ担ぐぞ!雅央神輿』
雅央選手が、たった一人でお神輿を担ぎ、ひたすら「ヨッシャ担ぐぞー!!」と声を張り上げながら、祭り会場内を練り歩く。屋台に夢中になっている子供たちは、この『ひとり神輿』の突然の出現に対し、最初は呆気に取られるかもしれない。しかし、いつの間にか、その独特の魅力に引きこまれ、会場は完璧な『雅央ワールド』一色に染まり、最後は全参加者が『雅央神輿』の周りに吸い寄せられるだろう。
来週は、『屋台』第2部をお送りします。