第47筆 「いま」を受けとめる(豊田順子)

May 26, 2011

47.jpg突然ですが、きょうは画家の「岡本太郎さん」を一筆!

私の記憶のイメージでのお顔です。「生きていらっしゃったら、100歳となる岡本さんは、どんなことをおっしゃるのだろう?」と想像しながら描いてみました。

 さて、何故、岡本太郎さん・・・?

実は、とても気になって、ある芸術家集団の新作展に行ってきました。

きっかけは、渋谷駅構内に設置されている岡本太郎作・壁画「明日の神話」の余白に、福島第一原発を想像させる絵のベニヤ板が張りつけられていた、あのニュース。

アート作品を愉しむことが好きな私としては、とても気になって・・・。

あれは、単なる「いたずら」なの・・・?

行ってみると・・・。

多くの若者たちが、決して広くはない小屋の中で(時に、ギュウギュウ詰めで)、彼らの作品を観ながら、「いま」を考えていました。

彼らの新作とは・・・

津波が襲った被災地に、ボランティアとして入り、被災した若者といっしょに「円陣」を組んで気合を入れるビデオ作品「気合100連発」。「うまい魚が食いてぇ~!(皆で)おうっ!!おば~ちゃ~ん!おうっ!!復興するぞ!おうっ!!・・・」・・・結局私、100連発全部聞いてました。

福島第一原発を見渡す展望台に行き、白い大きな旗に原発マークを描き、その旗を振るビデオ作品「REAL TIMES」。被災地の瓦礫に佇む、やせ細った飼い犬のPhoto作品・・・など。

「"いま"を生きるものとして、この"いま"を受けとめ、"何か"をしたい」という、彼らなりの『表現』の仕方であることを理解しました。

興味深いのは、日常の流れの中で立ち寄って足を止め、考えている人の姿が実に多かったこと。中でも、ある子供連れのお母さんが「今起きていることを子どもと考えたい」とやってきた・・・との話を聞くこともできました。

 

 「東日本大震災」は、今も続いています。

「何か役に立てることはないか・・・」。多くの人が、心の中で深く考えています。

自分がゼロから事を起こさなくても、きっかけを探すことから始めるのでいい。

協力をしたり、手伝ったり、補ったり、寄り添ったり・・・という積み重ねでいい。今を考える。そして、何かをしていく。そうすれば、何かができる。

そういう小さな積み重ねを、私はとても大切にしたいと今、思っています。

 

追伸:原発関連の書籍が今、書店では多く並んでいます。エネルギー問題や原発の歴史、今のありかたを含め、勉強すべき事が多いことにあらためて気づかされます。

 

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第46筆 お互いさま(豊田順子)

May 19, 2011

46.jpg今、社会全体で取り組んでいること・・・「節電」。

皆さんのお宅は、いかがですか?

改めて・・・私たちの生活が、どれほど多くの電化製品に頼っていて、安易に電気を消費してきたかを思い知らされます・・・(反省)。

「使わない家電のプラグは、コンセントから抜く!」

これが一番、電気の無駄がないそうです。

「プラグを抜くこと」を寂しがるよりも、使うときに「プラグを差し込むとき」のありがたさや喜びを感じることにしましょう。

ただ、今年も5月にして「暑さ」を感じ始めました。冷房をどうしていくかはこれからの課題ですが、我慢をし過ぎて大事に至るようではいけません。特に、身体の弱い方は、くれぐれも無理をされませんように。

大丈夫!そういう方のために、元気な人がカバーすれば良いのですから。

お互いさま・・・の精神です。

 

何か良い知恵やアイデアがありましたら、教えてくださいな。

 

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第45筆 たんぽぽ(豊田順子)

May 7, 2011

何となく・・・続けています、このブログ。

コメントをお送りくださっている皆さん、ありがとうございます。

とても嬉しく読んでいます。

 

 さて前回、被災地の皆さんに寄り添う桜の花に、私たちの思いを重ね合わせ、ソメイヨシノの画を描きましたが、そろそろ東北の桜も花が散る頃・・・。

そうなると、寂しいものですよね。

■そ・こ・で、第44筆に寄せてくださったArsene Longaさんのコメントから・・・

わたしが好きな花は、やはり春にいっせいに花を咲かせる黄色いタンポポの花です。
野原一面を覆いつくすように花咲くタンポポは、とても生命力や力強さ、そして粘り強さを感じさせます。被災地の人たちも今の困難な生活に決して負けずに、タンポポのように強く明るく前向きに、毎日の生活をしていってほしいと心から願っています(^一^)ノ

 

45-2.jpg・・・私もその思いに共感して、「タンポポ」を一筆!

花の形を「鼓」に見たて、「タン・ポンポン」と音を真似たことからこの名前になった・・・ともいわれるタンポポ。

花言葉を調べると「真心の愛」「神のお告げ」「幸福を知らせる花」・・・。

花が咲くまでは、冷たい風が吹いても、背を低くして葉を広げ、

仲間を増やす花~種は、スッと背を伸ばして、遠くへ飛んでいく・・・。

私も、タンポポの花を見ていると、「雨ニモマケズ」の精神、しなやかな心の強さを思い浮かべます。

東北の皆さんの気質に、重なるものを感じます。

 

まもなく震災から2ヶ月。

花は、必ず咲きます。

皆で前へ、前へ・・・(祈)。

 

 

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