臨時災害放送局のベリカード
このハガキ大のカードは「ベリカード」といいます。ラジオやテレビの放送を受信した際の受信状態や放送内容などを詳しく記した「受信報告書」を放送局に送ると、受信した人に放送局から送られるものです。「あなたは当放送局を受信したことを確認しました」という、証明書みたいなものです。ラジオファン(BCL,SWL)などが、趣味として行っています。30~40年前くらいにとても流行していました。もちろん、今でも大勢のラジオファンがいるはずです(自分も含め)
さて、この「ベリカード」は先月31日に閉局した臨時災害放送局「とりでFM」のものです。開局の時と、閉局の時に、取材でお邪魔しました。「ベリカード」は臨時災害放送局でも発行している局がいくつかあり、とりでFMもそのひとつでした。当初、受信報告書が来た際、「どうすればいいのか?」とわからなかったそうですが、調べていって、ベリカードの発行を行ったそうです。とりでFMのキャラクター「とりでんぱちゃん」と、県境を流れる利根川にかかる鉄橋と「小堀(おおほり)の渡し」の風景をベリカードにしたそうです。
「市民に放射線情報や市の情報を伝えたい」ことから、、まだ続けたいという意欲を持っていたのですが、総務省からは許可が出ませんでした。89.4MHZの高い周波数は、本来首都圏では割り当てられない周波数だそうですが、テレビの地デジ化で1~3chの電波が空いたことと、法改正で一時的に「半年間ならば」ということで、許可が下りたそうです。テレビがアナログの時には、FMの高い周波数帯は影響が出るために許可が出来なかったそうです。
首都圏や大阪圏ではFM電波が逼迫して、新たにFM局の割り当てが難しいそうです。FM局が多数有るため、空いている周波数がないためです。もし、首都圏で臨時災害放送局を新たに作りたいと思っても、もしかしたら開局できない?そんな疑問を持つ取材でした。この疑問に対しては、ちょっともう少し突っ込んでいきたいな~と思いました。
