2009年 12月9日 水曜日放送 - 話題先取り!情報誌早読みチェック世界中で愛され続けている絵本が映画化!!

1冊目『MOE1月号』(白泉社)

来年1月に公開する映画「かいじゅうたちのいるところ」


©2009WarnerBros.EntertainmentInc.

主人公は8歳の少年マックス。ある日、ママとケンカして家を飛び出すと、いつの間にか、かいじゅうたちの住む島にたどり着いてしまう。そしてひょんなことから、かいじゅうたちの王様になることに。ちょっと怖いけど、かわいらしい7匹のかいじゅうたちと暮らし始める。その中で次第に成長していくマックスは、家にいるお母さんのことを思うように。家出を反省し、帰ることを決意したマックスは、無事家に帰ることが出来るのか?
アメリカではこの10月に公開し、興行収入70億円以上の大ヒットを記録したこの映画、実は一冊の絵本が原作だった。

原作は1963年に出版され、その後世界中で2000万部以上の売り上げを誇る大ベストセラー。

特集を組んだ「MOE」編集長・新村晃一さんは「発売当初、親たちはかいじゅうが怖すぎるとか、子供にかなりのインパクトを与えるなどの反響があったが、当の子供たちがかいじゅうの魅力に食いついてたちまちベストセラーになったそうだ」と語る。そして発売から半世紀近くに渡って子供たちに長く愛されている。今年4月、オバマ大統領が復活祭で子供たちに読み聞かせた事で、さらに人気が沸騰

日本でも100万部を売り上げ、関連グッズも好調な売れ行きという。
映画化したのは「マルコビッチの穴」でアカデミー賞にノミネートされたスパイク・ジョーンズ監督。


©2009WarnerBros.EntertainmentInc.
彼も子供の頃にこの絵本に出会っていた。映画化に当たって「原作は完璧な物語なので、どう映画化すればいいのか、何を付け足せばいいのか見当が付かなかった」という。


©2009WarnerBros.EntertainmentInc.

そこで原作者のモーリス・センダックと何度も話し合い、6年の歳月をかけて、40ページの原作から100分の長編映画を作ったのだ。完成した映画を見てモーリスは「原作の世界観を失わず、逆にそれを膨らました」と太鼓判。では、どのようにこの映画は作られたのか。


©2009WarnerBros.EntertainmentInc.

絵本の中で描かれているかいじゅうは角やかぎ爪を持つ毛むくじゃらな名も無いかいじゅう。そこで監督は原作者のモーリスと話し合い、7匹の個性的なかいじゅうを作った。CG全盛のこの時代に、あえて着ぐるみを使った実写撮影を選んだのは少年とのふれあいをリアルに描くため。ちなみに着ぐるみは重さ30kg、高さ2m70cmという巨大なもの。


©2009WarnerBros.EntertainmentInc.

リアルへのこだわりは声の録音にも現れる。声優たちに実際演技をさせて収録したのだ。
主人公のマックスは内気だけどやんちゃという二面性を持つ子供。オーディションを繰り返し、ようやく見つけたのは主人公と同じ名前のマックス・レコーズ。


©2009WarnerBros.EntertainmentInc.

演技経験ゼロのマックス君にとって撮影は過酷なものだった。走ったり飛んだりと体力的のところはもちろん、複雑な感情も表現しなければならなかったからだ。スパイク監督も、時にはふざけあったり、時には真剣にと体当たりで指導。こうして出来上がった映画「かいじゅうたちのいるところ」はまるで絵本の世界が動き出したかのようなファンタジー映画になった。


©2009WarnerBros.EntertainmentInc.

「かいじゅうたちのいるところ」2010年1月15日より丸の内ルーブルほか全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
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2冊目『ブレンダ1月号』(角川春樹事務所)

1か月前、このコーナーで「森ガール」を紹介したが、早くもその進化系が登場。今までの「森ガール」はゆるいワンピースやもこもこニットを好んで着、「モテる」ことを意識しない、森にいるような女子。しかし「ブレンダ」が提唱する「森ガール」は一味違う。
基本はファー&ニットのもこもこアイテムを使ったナチュラル系。そこに肌見せや上品なモードを加え「土っぽさ」を程よくセーブしたスタイリング。メインカラーは「ホワイト」「ベージュ」「ベビーピンク」。ミニボトムで脚などの肌見せは外せない。
早くも第一進化系が現れた「森ガール」。今後どのように進化するのか注目したい。