2010年 11月15日 月曜日放送 - 話題先取り!情報誌早読みチェックママ鉄も子鉄も大満足!鉄道ウォッチングさんぽ今回取り上げる特集はママ向けの情報誌『ファミリーウォーカー』11号から『ママ鉄も子鉄も大満足!鉄道ウォッチングさんぽ』

親子で楽しめる鉄道ウォッチングのポイントが9コース紹介されている。
『ママ鉄』とは、鉄道好きのお子さん(子鉄)に付き合っているうちに、自分も鉄道にハマってしまうママさんのこと。
かつては一部のマニアのものだった鉄道がブームの波に乗って、多岐に渡ってきている。
好みの電車を写真に収める『撮り鉄』

好きな電車にのることにハマる『乗り鉄』

鉄道旅行のお供、全国の駅弁を食べ歩く『食べ鉄』

電車のグッズや模型を収集する『モノ鉄』

中でも特に注目されているのが、ホテルに宿泊して鉄道を楽しむ『鉄泊』と呼ばれるもの。
旅行会社もこぞって鉄泊プランを打ち出している。


例えば、新横浜プリンスホテルではJR新横浜駅を発着する新幹線すべてを上から見下ろす事ができるプランを案内。




その光景はまさに新幹線のリアルジオラマ。
新横浜プリンスホテル 佐藤さん「一番多いのはお子様連れのご家族の週末の利用、その他にも1名の方でも鉄道の好きな女性の方も増えてきているのが特徴かなと思います」


一方、秋葉原ワシントンホテルで今年5月に出来たのがこちら。




総製作費300万円。ベッドの脇に秋葉原周辺をジオラマで再現した鉄道ルーム。こちらはただ見るだけではなく、操作パネルで4つの電車を思いのままに操縦。愛する電車たちとベッドインできるファンにはたまらない夢の空間になっている。
秋葉原ワシントンホテル・秋山さん「興奮して夜中も眠れないお客様もいらっしゃるようですね」

日に日に増殖していく鉄道マニア。
しかしここにきて、想像を覆す、全く新しいジャンルの鉄道ファンが生まれていた。それはこの人!




伊藤さん「私、踏切の近くに行くとうろうろしてですね。カメラ構えて訳の分からないところを写真に写してるんです。どんどん踏み切りののめりこむ生活になっちゃいました」
と語るのは、鉄道の情報サイトを運営する伊藤博康さん。趣味の電車撮影をする中、踏切の魅力を発見。踏切の本(『日本の珍々踏切』東邦出版1,575円)まで出版してしまった自称『フミキリスト』。


伊藤さん「人間が鉄道に接する所は駅以外では踏切だけなんですね。鉄道と道路の交差点ということで、色々そこにドラマがありますから、僕らとしては憧れの世界と現実がつながっている。そこが踏切かな」


“踏切が憧れと現実の交差点”??
分かったようで分からないが、本に掲載された珠玉の踏み切りを見せてもらうと…。


伊藤さん「ほら〜いいでしょ」

鹿児島県が誇る開聞岳をバックにした踏切に、海と踏切が絶妙にマッチした現代アートともいえる一枚。


――踏切がきれいな景色を邪魔してませんか
伊藤さん「海だけだったら水しかないんですよ。踏切があってこそですね、この海が引き立つ」
―― ・・・


さらにアンティークな遮断機や新幹線が通る踏切など、日本全国にある4万2,000もの踏切から独自のセンスで選んだものがおよそ100か所も掲載。



それでは、伊藤さんがオススメする全国の踏切Best3を教えていただこう。
まず第3位は『お仕置きされる踏切』!


それは西武新宿線東村山駅付近から歩いて3分の場所にあった。
こちらの踏切だが、妙に長いが普通の踏切だ。


地元の人は


と、あまり知られてないようだが、その時!警報機の音が!遮断機が下りるぞ!




そう、遮断機が長いため、勢い余って地面をムチで叩くような手痛いお仕置き状態に!
これぞ、フミキリストが選ぶ第3位『お仕置きされる踏切』だ!

伊藤さん「まさか地面につくって、ウソだろって最初見たとき思って」
――こういう踏み切りはあまりないんですか?
伊藤さん「いや、他見たことないです。本当にここだけです」
―― ・・・
伊藤さん「もっと感動してください」


続いて第2位は『全開と半開がある踏切』


愛知県神宮前駅に隣接する踏切。このあと想像を超える動きが。
遮断機が上ると思ったら途中でストップ。人や自転車は通れるが、自動車はまだ足止め。そして…



全部上った。車も通過。


こちらの踏切は、人と自転車が通れる「半開」と車も通れる「全開」の2段階の開き方がある日本唯一の踏切なのだ。
じつはこちら、JRの線路と名古屋鉄道の線路が並ぶ80mもある長い踏切。途中2か所ある待避所は狭いので、車が立ち止まるのは無理。そこで、名鉄とJRのいずれかが通過する祭、遮断機を半開きにして自転車と人だけが待避所まで進めるようにしたとか。


伊藤さん「すごいです。一見の価値どころかこれを見ないとフミキリストとはいえない」


今後、自転車も通れる橋ができるため、この踏切は来年3月に廃止される予定。フミキリストは愛知へ急げ。
そして伊藤さんがトップに選んだ踏切は…
伊藤さん「これぞフミキリストの夢です」


それは滋賀県にあるという。




警報機がなり電車が通る。そして遮断機が上ると、その先は一軒の家!

第1位は個人専用踏切。
なんと個人のお宅だけにつながる住民専用の踏切なのだ。家の軒先にまで警報機があるフミキリストにはたまらないレアもの。
実はこのお宅と両隣の3軒は裏がお寺になっていて、住民はこの踏切を通らないと外に出られないようになっている。


伊藤さん「欲しいと思いません?マイ踏切。こんな家に住むなんてフミキリストの夢ですね」
1位を獲得したマイ踏切のお宅に心境を聞いたが、カメラに映るのは恥ずかしいという事で、コメントのみいただいた。
「たかが踏切と思っていたけど、その筋の人が1位というなら・・・うれしいっちゃうれしい」