2010年 12月27日 月曜日放送 - 話題先取り!情報誌早読みチェックご当地アイドル花盛り今年も様々な話題を先取りしてきた情報誌早読みも今日が年内ラスト。
そこで今回は2011年のトレンドを大胆予想。それは…

今年大ブレイクした「AKB48」もそもそもは秋葉原のご当地アイドルだった。そしてご当地といえば、今年大いに注目されたご当地グルメの祭典『B-1グランプリ』も記憶に新しい。今や流行は地方から発信され全国区に登りつめるという図式があるようだ。しかも「身近な存在」という共通点も持っている。
ご当地アイドルは全国各地に誕生して地元のファンを熱狂させている。


そこで知られざる“ご当地アイドル”の実態を取材してきた。


今年8月、仙台市内の中高生5人によるアイドルユニット『ドロシー・リトル・ハッピー』が結成。


市内のレコード店、デパートなどで定期的に活動する彼女らはまさに「会いに行けるアイドル」として人気を集めている。

男性ファン「まだまだ荒削りなんですけど、一生懸命やってるところに好感が持てます」
女性ファン「地元のアイドルとして親近感があってすごい好きです」


元々仙台市内で別々のユニットで活動していたところ、そこから選抜され新しく結成されただけに彼女たちの人気は相当のもの。


曲が始まるとファンのボルテージも最高潮に!




男子高校生「ライブに来ているうちに覚えていくという感じですね」
男子高校生「聴けば身体が踊り出しますもん!」


先日発売した新曲は仙台・冬の風物詩「光のページェント」をイメージして歌ったもの。


夢は武道館でコンサートをすることだとか。
カナ「やっぱり私たち5人全員が仙台出身なので仙台のよさを広められるようなアイドルになって行きたいなと。仙台の三大名物『牛タン』『ずんだ』『Dorothy Little Happy』みたいな」




来年は全国規模のライブも計画中だというドロシー・リトル・ハッピー。彼女たちが仙台の名物になる日も近い!?


古都・京都にも今年1月、ご当地アイドルが誕生。その名も『K・K・いれぶん』。


京都の伝統職人と協力して作った着物をアレンジした衣装に、古語をふんだんに織り込んだラブソングと千年の都を意識したアイドルユニット。
♪十六夜
「人知れず思い染しか君の事を 絶えがたき心なんと愚かなリ」


さらにメンバーの名前も…
先斗「情緒あふれる町屋が沢山ある先斗町の『先斗』です」
大覚「日本三大名月鑑賞地と知られている大覚寺の『大覚』です」


他にも『三千院』『祇園』『寺町』など全員京都の地名。まさに何から何まで京都尽くし。


ファンになれば京都にも詳しくなれるとあって、町おこしにも一役買っているんだとか。


愛媛県内の中高生8人で結成された『ひめキュンフルーツ缶』。現在、松山市にあるホールで歌やダンスの公演を定期的に行なっている。


そもそも「ひめキュンフルーツ缶」は愛媛の街を活性化するために地元商店街も協力している一大プロジェクト。約180人の応募の中から審査され、きびしいレッスンを経て10月に初公演を迎えル事が出来た。


初公演終了後の感激もひとしお。今月11日には県内のスーパーで1日店長も勤めた。


その成果は商品が品切れになるほど。県民からの期待はますます高まっている。
今後は週一回のペースで定期公演を行う予定。夢は「愛媛県民の妹的存在」。そして行く行くは全国区のアイドルとなって愛媛の魅力を全国にPRすることだそうだ。




広島からは2月に誕生した16人組アイドル『MMJ』。名前の由来は広島銘菓「もみじ饅頭」の頭文字。

この日、広島市内でイベントに出演するという事で控え室を覗いてみると本番前の最終チェック中。


一見、高校生のように見えるが実は…




メンバー全員20歳以上の大学生と社会人。
衣装や振り付けも全部自前。


趣味で始めたAKB48の物まねから、なんとそれでCDデビューまでしてしまった。
リーダー西本さん「アイドルになることで、仕事も頑張ろうって思えるし、どっちもが楽しくなる感じがします」


この日出演するのはクリスマスイベント。


歌は口パクだが、ダンスは本家AKB48さながら。週に1、2度仕事終わりに集まって練習をしている。


あくまでも仕事とアイドルの両立を貫き、地元広島だけで活動を続ける彼女たち。そんな姿を見て憧れる女性ファンも多いという。
女子大生「仕事とアイドルの両立も頑張りながら、ダンスとかもすごい練習してるんだろうなと」
中学生「みんなが一生懸命で明るくて尊敬も込めて大好きです」


イベントに最後まで参加し会場を大いに盛り上げた彼女たち。


イベント終了後は…


というわけで数時間後…


ビールで乾杯!アイドルから普通の女の子にもどった瞬間だ。


――アイドルが酒を飲むところってあんまり見ないですよね?
「全然公開していますよ」
「飲みドルだよね、飲みドル」
「みんなそういうもんだって思っとるじゃろ」


広島名物「もみじ饅頭」を肴にするあたり、あくまでも広島にこだわるMMJ。彼女たちに会いたい人は広島に急げ!


ご当地アイドルの中には、全国メジャーデビューの夢と野望を抱いているグループもあるが、今年8月25日号の『サピオ』にこんな記事がある。
「ローカルアイドルの身近さは、皮肉なことに彼女たちが成長し、人気が上るほどに失われていく」
「(ご当地アイドルは)『東京に行って有名になりたい』という目標を掲げるが、そんな彼女たちにファンは複雑だ」
「メジャーになるのは嬉しいですよ。でも実際にそうなったら、また地元で応援できる別のアイドルグループを探すと思います」
という地元ファンの複雑な心境を取材している。
ファンのために地元に留まるか、メジャーデビューして全校を目指すか。ご当地アイドルたちは今難しい選択を迫られているようだ。