2011年 1月10日 月曜日放送 - 話題先取り!情報誌早読みチェック2011年音楽シーンヒット予測今年一発目の早読みチェックということで、2011年にブームを巻き起こしそうなものに注目したいと思う。そこで今回注目したのは『日経エンタテインメント』の最新号で特集されている『2011ヒット完全予測』。


わが早読みチェック班はその中でも、音楽業界をピックアップする。
2011年の音楽シーンのキーワードは3つ。それが…

★○○しないヴィジュアル系バンド
★女子メタル
★両声類
それでは、それぞれチェックしてみよう。
日経エンタの編集長吉岡さんは今、ビジュアル系に注目しているという。


しかしこれまでのバンドと一線を画する“越境ビジュアル系”バンドが登場してきた。
吉岡編集長「我々が注目しているのは『ゴールデンボンバー』。ビジュアル系のバンドといってもこれまでのグループとはパフォーマンスが全然違うところが面白いグループ」


4人編成の『ゴールデンボンバー』。インディーズながら去年10月、オリコンチャート4位を獲得。ウリはなんといってもこれまでの常識を打ち破るライブパフォーマンス。


実はボーカル以外、ベースもギターもドラムスも全部演奏しているふり。彼らは世界初のエアビジュアル系バンドなのだ。


――なぜ演奏しないビジュアル系を?
鬼龍院さん「楽器ってすごい難しかったんですよ」
全員「難しい」
鬼龍院さん「あきらめ…ですね」


喜矢武さん「普通の人はできないよね」
鬼龍院さん「ミュージシャンってすごいんだよね」
全員「すごいんだね」
――皆さんミュージシャンじゃあ?
全員「ミュージシャンです」


音楽とは音を楽しむ事。楽器の演奏で挫折する事で、弾ける弾けないは関係ないと気付いた彼ら。


ちなみにベースはジャンク品の上、弦が2本だけ。ドラムスティックも発泡スチロール製…。


たまに本当に演奏するギターの喜矢武さんの特技は段ボール楽器を作ること。


曲はボーカルの鬼龍院さんが作るものの、演奏に関しては…
鬼龍院「上手いんですよね、あれ。プロの方が弾いてくれてるんですよ」
喜矢武さん「あの人達は上手いよ」
樽美酒さん「うまいね」
歌広場さん「プロだもんね」
鬼龍院さん「プロは違うっすね」


ライブでは演奏の代わりに、踊り、あるときは自らギターになったり、なぜかスイカの早食いも…。




その型破りなパフォーマンスに魅了されるファンが続出。彼らはビジュアル系を一大エンタテインメントにしてしまったのだ。
先日行なわれたサイン会でもこの通り。


彼らの魅力を聞いて見ると
20代「バカなところ」
30代「全力でバカなところだと思います」
20代「バカらしい事を全力でやってるんで、そういう所にちょっとときめく感じはありますね」


そんな彼らも音楽業界には一言あるようで…
――自分たちに続くバンドが増えて欲しい?
鬼龍院さん「いや…決して増えないでほしいですね」
喜矢武さん「音楽業界がおかしくなります」
鬼龍院さん「僕らを反面教師にみんな楽器頑張って欲しい」




去年末、大手レコード会社7社のオファーを断り、あくまでもインディーズとして活動を続けるという『ゴールデンボンバー』。彼らの活躍次第ではビジュアル系ブームが来るかも…
吉岡編集長「女子の中でもちょっと盛り上がってるジャンル。ちょっと面白い現象がふつふつと起こってるなという風に思っています」


女子高生のバンド活動をテーマにコミック累計発行部数270万部、アニメも大ヒットした「けいおん!」をきっかけに注目が集まっている女性バンド。中でも去年インディーズに登場したあるバンドによって20年ぶりのブームが起きるかもしれないという。そのバンドに会ってみた。
「こんにちは、アルディアスで〜す!」


待っていたのはお色気たっぷりの5人のアゲ嬢たち。






彼女たちこそがブームを予感させるアゲ嬢バンド『アルディアス』!
実際にはクラブではなく、ライブハウスで夜の蝶に変身する。しかも奏でる音楽は…
「ヘビメタで〜す!」


1980年代、世界中で一世を風靡した超攻撃的な音楽「ヘビーメタル」。
『アルディアス』は日本で『SHOW-YA』以来となる女性ヘビメタブームの火付け役になるかもしれないのだ。
去年10月、ファーストアルバムでコアなメタルファンを唸らせ、オリコンインディーズチャート1位を獲得。その演奏はまさに夜蝶のような妖艶で激しい王道を行くメタルソング。


そのビジュアルもよさも相まって、フランス、ドイツなど海外のメディアも注目しているとのこと。
――なぜこのような格好を?
Yoshiさん「やっぱりバンドでステージに立つなら華やかな格好したいなと思って。やっぱり女の子なんでヒラヒラのドレスとか髪の毛巻いたりとかすごい憧れだったんで」


現在、ファンの中心はかつてメタルに熱中し、現在キャバクラに熱中している中年男性だとか。女性ファンも獲得すれば20年ぶりのブームとなる日も近い?


吉岡編集長「動画サイトから注目されるアーティストというのは大きな存在になってきてるかなと思いますね」


「YouTube」を始めとする動画投稿サイトで人気を集める素人歌手は、いわばデビュー前からコアなファンがついているようなもの。今ではレコード会社もチェックする新人発掘の場となっている。
吉岡編集長「『ピコ』という男性アーティストに注目しています」


ピコは去年10月メジャーデビューしたシンガー。彼もまた動画サイトで人気を集めたのだが、その閲覧回数が実に2,500万回以上。一体何がそこまで話題になっているのか?
ピコさん「リョウセイルイ…漢字で書くと両方の声の類と書くんですけど、男っぽい声、女っぽい声というのを使い分けれる」


残念ながらこのHP上でその声を紹介することは不可能だが、ピコさんは透き通るような甘い声のほか、女性のようにも歌うことができるのだ。
ピコさん「言われたときはぜんぜん意識はしてなかったです。女に聞こえるって言われてるときは、これは別に自分の声なんだけどなみたいな」


趣味で自分の歌を動画サイトにアップした事で自分が男と女、2つの歌声を出せることに気付いたという。なぜ男女の声が出せるようになったかはピコさん自身わからないらしい。
ピコさん「男性のピコ、女性のピコっていうキャラクターの確立をどんどんしていきたいなと思います。常に1人なんですけど…。両方常にライバルでいたいみたいな…。両方でピコみたいな。ピとコみたいな」




今後はさらに両方の歌声の精度を高め、いろんな音楽に挑戦して行きたいというピコさん。行く行くは世界初の1人混声デュエットが聞けるかもしれない。