2011年 2月7日 月曜日放送 - 話題先取り!情報誌早読みチェックキャラクタービジネス今週の早読みチェックは、キャラクタービジネス商戦を徹底取材。
“食べるラー油”や“ホームベーカリー”などブームの火付け役として注目される雑誌「マート」最新号で組まれている特集「『ゆるキャラ』大カタログ」。


映画の公開から一気に人気が急上昇している『チェブラーシカ』など、絵本に登場するキャラクターグッズから、ゆる〜い雰囲気が人気のご当地キャラのグッズ。



そして脱獄した2羽のウサギを主人公にしたMTVアニメ『ウサビッチ』など、

「マート」族が大人の女性にお勧めするキャラクターグッズを一挙に紹介している。

街でも…
「マイメロディです」
「筆箱とか…今日はこれくらい」
「ミニーちゃんなんですけど、これ両方とも。なんか憧れ。女の子の象徴的な感じかもしれないです」



と多くの女性が普段から持ち歩いているキャラクターグッズ。
最新のトレンド雑貨が並ぶ『ヴィレッジヴァンガード下北沢店』で売り上げベスト3となっているキャラクターグッズを聞いてみると


第3位「ムッシュ熊雄」


2007年「ムシューダ」のマスコットキャラクターとして誕生した『ムッシュ熊雄』のストラップ。
川上さん「月に20から30個売れています。ちゃんと虫が食っててお客さんが食いつくキャラクターです」


第2位「リラックマ」


脱力感たっぷりの癒やし系キャラ『リラックマ』の抱き枕。
川上さん「月にだいたい10から20個くらい売れてます。ちょっとこうイライラしたときに抱くとかなり癒やされます」

第1位「こびとづかん」


なにやら怪しさ漂う不思議なキャラクターのストラップ。こちらは2006年に発売になったちょっとグロテスクだけどどこか愛らしい森に住む謎の生き物たちの生体を描いた絵本。シリーズ6冊累計で44万部も売り上げている人気絵本だ。


川上さん「月に50から60個くらい売れています。女子中学生、高校生とかも多いですし、割と大人の方も買っていきますね」
売り上げベスト3のうち2つがここ5年以内に生まれたキャラクターという結果に。

国内のキャラクター市場を調査する陸川さんにその傾向を聞いてみると
陸川さん「商品化されているキャラクターが1年間で、少なくても1000くらいは存在している。これは年々高まっている傾向が強いと思いますね」



そんな新キャラクターの開発に目をつけたのが、テリー伊藤初監督作「10億円稼ぐ!」


DVD「10億円稼ぐ」絶賛発売中(2,980円/発売:エイベックス・エンタテインメント)
元手300万円を使ってテリーがキャラクタービジネスに挑戦する。
無名のデザイナーにコウモリキャラの『ナニティ』を開発。企業にキャラクター使用権を売り込み、その契約金や商品が売れることではいる印税で10億円を稼ごうとするドキュメンタリー映画。


映画の中では国内16社、海外11か国との商品化契約に成功。しかし、本当の勝負はここから。キャラクタービジネスは人気が続くかぎり半永久的に稼げる夢のビジネスなのだ。


そしてこちらは創業125年を迎える老舗企業「不易糊工業」。


今から115年前、日本で初めて腐らないでんぷん糊を開発。以来、糊をねばり強く製造してきたのだが…
近年、少子化による文房具店の激減、さらに100円ショップの台頭により売り上げが低迷。
しかし、あるキャラクターによってピンチを乗り切ったという。それが…
『フエキくん』

1975年に発売になった『どうぶつのり』の容器。


全国各地の幼稚園などで使われ、多いときには年間100万個も売り上げたという会社を代表する商品。

3年前、社長に就任した梶田さんがこのキャラクターに目をつけ、新たなビジネスを開始させることにしたのだ
梶田社長「理由は簡単なんですよ。36年前からずーっと使っていただいてる…そう考えたときこれを認知している人数というのは数千万人もなるはずだと」

こうして、それまで名前のなかったこの犬のキャラクターを社名である『フエキ』くんと命名。
まず、2008年6月にはキャラクターライセンスのビジネスを開始。これまで糊だけだった『フエキ』くんが50種類以上ものキャラクターグッズに。そのライセンス料だけでも5,000万円を稼ぎだした。


さらに19月には長年培ってきたでんぷん糊の技術を応用し、同じ容器に入れたハンドクリームを製造販売。するとたった3か月で40万個も売り上げてしまった。
こうしてハンドクリームは年間2億円を売り上げる大ヒットに。


――クリームが爆発的に売れたのは中身?それとも容器?
梶田社長「あの、社内でもいろいろあるんですが、私は7:3で容器だと思います」

さらにゲームにもなった『フエキ』くん。

キャラクターとして認知度が上がる一方で、最近お客さんから複雑な手紙をもらったという。
梶田社長「中学生の方々がですね、要は…糊もあるんだみたいな…ちょっと複雑なんですが、確かにそうかもしれません」

