2011年 2月21日 月曜日放送 - 話題先取り!情報誌早読みチェック専門店へ行こう!今週の早読みチェック、取り上げる雑誌は「pen」最新号。その中で注目した特集は『専門店へ行こう』。


記事には「自宅に居ながら何でも買えてしまう時代になって、店まで足を運ぶ機会が随分減ったと感じている人は多いだろう。けれども世の中にはわざわざ足を運ぶ価値のある店がまだまだある。筆頭に上るのが、その道一筋で店を構える『専門店』ではないだろうか」
ということで、流行モノを扱う店にはないこだわりの専門店を一挙大特集をしている。


中でもこちら、2006年に誕生した『すごろくや』で取り扱うのは…


丸田店長「ボードゲームの専門店ですね。輸入の海外モノがすごく多いです」
盤上でコマやカードを動かして遊ぶボードゲーム。日本語版がないものには解説書を作成し、300点以上も取り扱っている。


店長の丸田さんはもともとテレビゲームの開発者。一人遊び化が進むテレビゲームに限界を感じ、みんなで楽しめるボードゲームを広めようとお店を開いた。


店内にはゲームを体験できるテーブルも設置。
丸田店長「パッケージだけ見てもサッパリ分からないので、こちらでやって見ませんかという風にご紹介してます」


そこでドイツから輸入したばかりの最新ボードゲーム『いかだ動物園』(5,600円)をお客さんと一緒に遊ばせてもらうことに。


丸田店長「動物が乗り切れる“いかだ”じゃないと困っちゃうわけですね。これは全ての動物がいかだに乗るか乗らないかというのを投票していくゲームです」


使うのは枠の空いた6種類の「いかだ」と形や大きさの違う10種類の「動物コマ」、そしてそれぞれの動物が描かれた「カード」。




カードを引いて出た動物たちがこの“いかだ”の枠内に納まるかどうかを予想しあうゲームだ。


お客さん「実際にここで遊ばせてくれるってすごい楽しいですよね」

丸田店長「こんな風にボードゲームの専門店でしかも卓があって紹介するという所は他にないですね。だから世界でも稀に見る店だといっていいかもしれません」


世界中のボードゲームを取り揃える『すごろくや』。あなたも思わずハマるゲームに出会えるかもしれない。

続いては、去年12月にオープンし話題となっている専門店だが…
石崎代表「フリーペーパーの専門店ですね。おそらくですけど世界初だと思います」


全国各地から厳選した1000紙以上のフリーペーパーが閲覧できる専門店『オンリーフリーペーパー』。


石崎代表「一般的には情報誌だったりクーポン誌なんですけど、個人で出してるものとかもありますし、街で出してる商店街の案内みたいなものもフリーペーパーって数えてしまうと、ほんと何万っていう数が…東京だけで間2万紙くらいあるといわれてますね」


店内のフリーペーパーは一部を除きお持ち帰りOK。オープンから2か月、今では1週間に1200人以上もお客さんが来るという。


お客さん「無料で見れて持って帰れるのでうれしいです」
お客さん「フリーペーパーってこんなにいっぱいあるなんて知らなかったから結構面白い」


変わり物のフリーペーパーを教えていただいた。
こちらは京都市の伝統産業課が作ったマンガのフリーペーパー『京都きものだより』。着物を通して成長する女性たちを描いている。


そしてこちらは、『ライダーズ・ストーリー』。静岡で工場に勤務する男性が個人で発行している短編小説。オートバイと人とのつながりをテーマに2002年から現在64号目。


さらにこちらは、お坊さんが作っている『フリースタイルな僧侶たちのフリーマガジン』。朝座禅のススメから精進料理のレシピまで、とにかく僧侶の有益な情報が満載。


扱うのがフリーペーパーなのでお客さんがいくら入っても収入はゼロ。現在、店舗内に週6万円でギャラリースペースを設けるなど、商売を模索中だとか。


毎日5紙ほど新着のフリーペーパーが追加されるという『オンリーフリーペーパー』。行けばお気に入りの一紙がきっと見つかるかも。

3店目は1994年に誕生した専門店。職人の手で丁寧に作られたアンティークな置物から古い望遠鏡のようなものまで、店内にはオシャレな雑貨が並んでいるが…




――こちらは何の専門店ですか?
荒木店主「万華鏡の専門店です」


こちら『カレイドスコープ昔館』で扱うのは万華鏡。19世紀スコットランドの物理学者によって発明され、世界中で親しまれている様々な万華鏡を世界中から集めた専門店なのだ。


荒木店主「500種類くらいございます。皆さんが驚かれるんですけども、全部万華鏡でいろんな形があるんですけどね」


まるで美術品のような装飾。そして覗けば広がる幻想的な光景に魅了されてしまったという荒木さん。中でも珍しい物を紹介してもらうと、なにやら理科の事実験器具を思わせるものが…
荒木店主「これはシャボン玉の膜を見るんですけど」




シャボン液の入った真空のガラス瓶の中に膜を作り、その様子を光に当てながら覗くというフィンランドの作家が作った万華鏡。こちらがその映像。七色に輝きながら刻一刻と変化する幻想的な光景が広がる。




荒木店主「膜が自然に動いてるんで、もう何も触らなくていいんですよね、このまま覗いていれば」
そしてこの店で一番高価なものがこちら。187万円の万華鏡。


アメリカの万華鏡作家が作ったという1点もので芸術的価値も高いという。
――中身も187万円に相当する?
荒木店主「うーん…どうでしょうかね、それは。だからそれはその人の価値観じゃないですか」



世界中の万華鏡が楽しめる『カレイドスコープ昔館』。覗き窓の向こうにまだ見ぬ世界が広がっている。
