2010年 1月22日 金曜日放送 - デトックススポーツハイパーアスリート珠玉の涙列伝先週、バドミントン、オグシオペアの小椋久美子が引退会見を行なった。体調を崩し、ここ1年間試合から遠ざかっていた小椋は、自身のバドミントン人生を振り返ったとたん、涙が…。
日本のバドミントン界に輝かしい功績を残した小椋久美子。私たちはその涙を忘れない。
そこで今週は
「アスリート珠玉の涙列伝」
17歳でプロテニスプレイヤーとしてデビュー。世界ランクは最高8位。4大大会シングルス連続出場記録62回はギネス記録だ。そんな杉山が去年の9月に引退を発表。会見にはコーチであり母親の芙沙子さんも出席した。これまで、母と娘の関係ではなく、コーチとプレイヤーとして世界の舞台を目指していた2人。しかし、コートを去る決意をした今、その関係にピリオドが打たれる。母の言葉を聞きながら思わず涙ぐむ杉山。それを見た芙沙子さんはコーチではなく母親として優しい一言が。
「もう頑張らなくていいよと言いたい」
この言葉を受けて、杉山は涙とともに最大の感謝の気持ちを語った。
「母がしゃべりだしたら急に涙が…。でもトップ10は母のおかげ、感謝したい」
杉山の涙は母娘の絆を物語るものだった。
プロゴルファー池田勇太。2002年、3年と日本ジュニア2連勝、去年6月の日本プロ選手権で公式戦初優勝。さらに去年、石川遼と最後まで最年少賞金王の座を争った。実力はもちろん、昭和の香り漂う角刈り頭で大物キャラとしても注目されている。
そんな男の中の男、池田勇太は去年12月、関係者を集めて「感謝の集い」を開いた。「必殺仕事人」のテーマ曲に乗って登場した池田は1000人を前に挨拶。すると
「みなさんのおかげです」と涙を詰まらせた。
「こんなに勝てるなんて思わなかった。全部皆さんのお陰です」
石川遼との賞金王争いまで出来たのはファンのお陰。義理と人情に厚い池田勇太。近い将来、アメリカのツアーで大暴れしたいと誓っている。
昨シーズンまで楽天イーグルスの監督として“楽天旋風”を起こした男・野村克也。
去年11月、ノムさんは野球人としての功績が認められ、故郷・京都の京丹後市の名誉市民に選ばれた。その記念式典での挨拶。いつものボヤキが出るのかと期待していると
「両親の墓の挨拶してきた」
父を戦争で早くに亡くし、母親は女手ひとつで2人の息子を育てた。誰よりも働いていた母親の姿を見ていたノムさんは中学の時「プロ野球の選手になって母を楽にさせる」と誓った。その記憶が蘇ったのか、涙が溢れ出した。「生涯、京丹後市を忘れない」と泣き崩れたノムさん。それほどこの地に最愛の母親との思い出が詰まっていたのかもしれない。
そんなノムさんを見たサッチーはどう思ったのだろうか。
「40年一緒にいて始めて見た。よっぽど心残りだったんじゃない親不孝してたのが」
ノムさんの母親は68年に他界。当時、三冠王を獲得するなどノムさんは選手として大活躍。しかし、もっと親孝行したかったということなのか。
そんなノムさんは今でもバリバリ働き、サッチ−孝行に余念がなく、2人はおしどり夫婦。夫婦円満の秘訣をサッチーに尋ねると
「決して上手くいこうなんて思っちゃダメ。結婚が1回失敗したら2回3回やればいいのよ。私は2回やりましたが、今振り返ると3回4回やっとけばなって思う。もっと凄い人に出会えたんじゃないかと。悔恨の念よ」