2009年 12月7日 月曜日放送 - エンタメ特集韓国で社会現象感動のドキュメンタリー「牛の鈴音」

韓国で社会現象感動のドキュメンタリー「牛の鈴音」

韓国で今年1月に公開するやいなや、300万人が劇場に足を運んだという大ヒットドキュメンタリー映画「牛の鈴音」が今月19日から日本でも公開される。


©2008 STUDIONURIMBO

79歳になる農夫チェ・ウォンギュンと30年間も苦楽を共にした一頭の雌牛との深い絆の物語。
通常、牛の寿命は15年から20年と言われているが、この牛は40年も生きている。チェじいさんは子どものころから足が不自由で杖なしでは歩けない。
そんなおじいさんを助けてくれたのが牛だった。それだけに、おじいさんは常に牛の身体を気遣う。エサはワラを刻んだおじいさんの手作り。
農薬を使った草を食べさせないため、田畑は雑草だらけだ。


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ある日、市場の帰りにおじいさんは牛車の上で居眠りをしてしまった。しばらくして目覚めると、なんと家についていた。30年も一緒にいると、牛にも自分の家が分かるのだ。
深い絆で結ばれているチェじいさんと牛に、おばあさんはヤキモチ。
「私も疲れているのに、牛にしか気遣ってくれない…」。


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そんなある日、突然牛が倒れた。獣医から余命一年と宣告される。その日からチェじいさんの身体にも異変が。突然の頭痛に襲われたのだ。医者からは仕事をやめて療養する事を勧められる。しかし、おじいさんは「休むのは死んでから。それまで働く」と言い張る。
お盆に家族が集まった。子どもたちにとっても牛はかけがえのない存在。でも、おじいさんの身体も大事。これまで生活を支えてくれた牛に感謝しつつも、牛を売ることを勧める。チェじいさんも子どもたちの願いを受け入れ手放す決意をする。牛を連れ市場に出かけたチェじいさんは500万ウォンの値をつけた。40年も生きた牛にそんな高値で引き取るところはない。チェじいさんははなっから売るつもりはなかったのだ。そんな気持ちを知ってか知らずか、牛の目から涙がこぼれる。


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その後も牛は力の続く限りおじいさんと農作業を続けた。「余命一年」の宣告から2年も行き続けた牛。しかし、30年間外される事のなかった鈴のついた鼻輪もついに外す時が来た。おじいさんに見守られ天国に旅立つ牛。仕事の相棒でもあり家族でもあった牛との思い出を振り返るようにおじいさんは鈴を鳴らし続ける…。


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12月19日(土)よりシネマライズ、銀座シネパトス、新宿バルト9、第七藝術劇場、シネマート心斎橋ほか全国ロードショー
配給:スターサンズ、シグロ
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