2010年 4月16日 金曜日放送 - スッキリ!!ハウジング「趣味にこだわった家」

「趣味にこだわった家」

「スッキリ!!ハウジング」今日のテーマは『趣味にこだわった家』
家にいながら自分の趣味に浸れる…そんな住宅を紹介する。

一軒目「アイツといつでも一緒の家」

やってきたのは千葉県船橋市の住宅街。案内してくれるのは家主の番屋亜紀彦さん。

番屋さんのこだわりのテーマが「アイツといつでも一緒の家」。「アイツ」とは一体誰だ?と思いながら、お家の前に…

外観は箱型で白い壁のシンプルなつくり。大きな玄関が特徴的なおしゃれな住宅。

その玄関を開けると「アイツ」が待ち構えていた。

そう。「アイツ」というのは番屋さんの愛車スカイラインGTR!大好きな車を360度どこからでも見られるように家を造ってしまったのだ。

車へのこだわりが詰まったこの住宅。まずはキッチンから。
こだわりポイント「料理をしながら車が見られる」

中山「中が一面ガラス張りなんですね」
番屋さん「料理しながらでも車を見ていたいんで」
確かにキッチンにいても愛車は丸見え。さらに、キッチン自体にもこだわりが。
こだわりポイント「ガレージにあわせたコンクリートのキッチン」

ガレージとの統一感を出すために、キッチンもコンクリートを固めて作る。内装までガレージにあわせて作っている。あくまでもメインはガレージなのだ。
続いてリビングにつながる廊下の途中で…

番屋さん「どうですか?後ろから見る車のかっこよさ。なかなか外の駐車場では見られない」
こだわりポイント「車の後ろから眺められる」
普通の駐車場では壁につけて停めるため、見ることが出来ない車の後姿もじっくり眺められる。車好きにはたまらない至福の光景。

さらに奥には広さ12畳のリビング。ソファでくつろぎながら車が見られるのだが…

番屋さん「テーブルをどかしてしゃがんで見ると、足回りとかブレーキが見える」
こだわりポイント「車の足回りも低い姿勢で見られる」

番屋さん「駐車場でやってたら変な感じですが、家の中でやってる分にはOKでしょう」
ふと窓に目をやると、三角形のおしゃれな窓に気付く。
こだわりポイント「耐久性を保つため壁を斜めに」

実はこの家は意外にも木造住宅。広い窓を取りつつ耐久性を保つために壁を斜めにしている。
2階に上るとここにも愛車に対する愛情が…
こだわりポイント「車がよく見えるように床が金網」

2階の渡り廊下は上から車の眺めをより楽しめるように下を見やすい金網にしている。
そしてその奥の寝室。余計な家具は全く要らないという番屋さん。その理由は…
こだわりポイント「寝る直前まで車を眺められる」

寝室の窓から寝る直前まで車を見られる。これ以上のものはいらないのだ。
2階から車を眺めていると、壁に3つの穴があいているのに気付いた。

番屋さん「あれは駐車場専用の換気扇です。この中でエンジンかけっぱなしでも排気ガスは吸いだしてくれるんです」

こだわりポイント「3つの換気扇で排気ガス対策」
吹き抜けの途中に強力な換気扇を3個もつけることで排気ガス対策も万全。車と一緒に暮らすにはこんなこだわりもあるのだ。
リビングでくつろいでいても車が見える。キッチンでお料理してても車が見える。そして思いたったら即ドライブ!のこの家はお値段1800万円。

名称:BA.house
設計士事務所:有限会社atelier A5 建築設計事務所
http://www.a-a5.com
〒155-0033 東京都世田谷区代田3-33-12
Tel:03-3419-3830
Fax:03-6794-3336

2軒目「かわいい子どもたちを眺められる家」

続いてやってきたのは文京区にあるキラキラと輝く近未来的なお宅。

東京大学から徒歩5分圏内にある場所。案内してくれるのは東京大学で教授を務める廣瀬通孝さん。このオタクで奥さんとお子さんの3人暮らし。このお宅のこだわりのテーマは「かわいい子どもたちを眺められる家」。一体どんな家なのか?
お邪魔するといきなり広い空間。

廣瀬さん「こだわりは1階ではなく上の階にあります。2階へどうぞ」
言われるまま2階へ上ると、あの藤田が歓喜した。
藤田「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
藤田の目に飛び込んできたのは鉄道模型!

こだわりポイント「鉄道模型を一望できる」
広瀬さんの言う「かわいい子どもたち」と言うのは鉄道模型の事。そんな鉄道模型を眺められる空間こそ一番のこだわりなのだ。リビングに横幅9mのケースが目の前に広がる。
廣瀬さん「リビングから好きな鉄道模型を見るのが昔からの夢だった」

さらに水平を保たせないと模型が転がってしまうため、飾り方にもひと工夫が。
廣瀬さん「壁に切り込みを入れて直接ガラス板をはめています」
こだわりポイント「完璧な水平を保つためガラスを壁に直接差し込む」

ここでこの家に一本も柱がないことに気付く。
廣瀬さん「そうなんです。電車と同じような空間を再現したかったので柱がないんです」
こだわりポイント「電車と同じで柱がない」

その分の補強はどうしているのか?
廣瀬さん「建物全体が鉄で出来ているんです」

鉄の壁の内側にはポリカーボネートという素材を使用し、鉄の弱点である断熱を補っているのだ。
こだわりポイント「断熱の効果」

そして3階にも鉄ちゃん魂をうならせるこだわりがあるという。
廣瀬さん「ここが3階になるんですが、わかりますか?」
藤田「あ、B寝台に見える!」
こだわりポイント「寝台特急B寝台をイメージ」

3階のこだわりは横に部屋が並び寝台車のように扉がなく、カーテンのみで仕切られているのだ。
そして3階の扉を開けるとプラットホームを意識した34畳のバルコニーが出現。

ここでのんびりしていると、今にも電車がやってくるのではないかと言う感覚に浸れるのだとか。
しかし、ある一部屋だけは鉄道のこだわりを禁止されている場所があるという。
それは1階のなにやら小さい扉の奥にあるという。

そこは茶室。奥さんが教えている茶道の教室となる茶室だった。奥さんにこだわりを聞いてみると…

広瀬さんの奥さん「床の間の中まで障子と全部同じ和紙で…」
こだわりポイント「障子の和紙を使用」
茶室の壁は障子に使われている同じ和紙を使っているので部屋に統一感が生まれ落ち着くのだそうだ。
奥さん「上は鉄道でガサガサして、ここは鉄道がないので(笑)」
かわいい子どもたちを眺められる区間とは、とことん鉄道にこだわったお宅だった。

名称:「鉄」の家
設計士事務所:隈研吾建築都市設計事務所
http://www.kkaa.co.jp/
東京都港区南青山2-24-8
Tel:03-5771-7577
Fax:03-5771-7580