2010年 7月2日 金曜日放送 - スッキリ!!ハウジング「空間こだわり住宅」

「空間こだわり住宅」

こだわりの住宅を紹介する「スッキリ!!ハウジング」。
今回「SUUMO」編集長・西村さんが紹介するこだわりのテーマは「空間こだわり住宅」

西村編集長「想像を超える空間があるお宅です」
住む人のライフスタイルに合わせて独特の空間を作り上げた住宅。

一軒目「柱のない家」

早速やってきたのは、埼玉県上尾市。案内してくれるのは平石さんご夫婦。お子さん3人の5人暮らし。ご主人の仕事は競艇選手。全国の競艇場に遠征して年間およそ260レースも戦っている。そんなご主人のこだわりのテーマは「柱のない家」

柱がないと家は建たないはずだが…。
早速、お家へ。

藤田「玄関がないですねえ」
大きなガラス窓が特徴的な平屋の家。確かに玄関が見当たらない。
平石さん「実はここが玄関です」

一番隅のガラス窓が開いて玄関が出現。外観の統一感を出すためのこだわりだ。
こだわりポイント【玄関を隠して外観に統一感】

そしていよいよ、柱がない家の中へ。

藤田「見たことない!!こんな家!!」
と藤田が驚くのも無理はない。部屋の中に20畳ほどの庭が!
そして天井に屋根がないのだ。

確かに柱が一本もない。

しかし、柱を立てずにどのように建てたのか。

平石さん「柱はないですが、梁が14mの鉄骨が4本入っているんです」
この家は井形に鉄骨を汲んで梁を作成。しかし、通常15cmの鉄骨では耐久性に問題があるため、35cmもの太い鉄骨を使用して柱のない家を実現したのだ。

奥さん「ご近所さんが『相撲部屋でもやってくるんですか?』と、庭が土俵に見えたんですね」


この開放感のある家にこだわったのは、ご主人が仕事上、家を開ける機会が多いので、仕事のないときぐらいは家にいて、しかも開放的な気持ちになりたいということらしい。
そこで家から出なくても、子どもたちと公園で遊んでいる気分になれる中庭のある家にこだわったのだ。

こだわりポイント【家に居ながら公園気分】
さらに開放的だが周りの目も気にしないですむのもいい点だ。

四方を壁に囲まれた中庭は誰からも見られる事のない家族だけのプライベートな空間。
中庭なら洗濯物も気にせず干せる。また、落葉樹の紅葉を植える事で家に居ながら四季を感じる事ができる。

ひとつひとつの部屋にも工夫が。3畳の子ども部屋と16畳の寝室は本棚で仕切り、上は開放空気を常に循環させる。極めつけはバスルーム。ここも上部が他の部屋と繋がっていて、湿気を分散させ、中庭に排出するようになっている。

さらにご主人のこだわりがここ。

藤田「これスゴイですね。全部収納ですか?」
3面の壁全てに並んだ収納棚。中身をチェックすると…

収納棚と思ったらなんとトイレ。その隣もトイレ。なぜ2つ?
子どもたち「お父さんトイレが長い、30分くらい!」
こだわりポイント【トイレも収納】

その後も次々と収納ドアを開けていくと、子ども専用の棚を発見。ここに椅子を盛ってきて棚を机に勉強や読書ができる。

トイレから子どもの勉強机を含み、収納は全部で38個!ちなみに奥さんはどこに何が入っているか安全に把握しているが、ご主人は何か探す時、端から一個一個開けていくとか。
柱のない家は、開放的なのにプライバシーも守られているお家。


『回廊の家』
手塚建築研究所(TEZUKA ARCHITECTS)
〒158-0082東京都世田谷区等々力1-19-9-3F
TEL:03-3703-7056
FAX:03-3703-7038
http://www.tezuka-arch.com

2軒目「中なのに外」

続いて訪れたのは、福岡県豊前市にある中の様子がうかがい知る事のできない平屋造りのお宅。案内してくれるのは製造メーカーに務める野中さんと奥さんの歩泉さん。このオタクでお子さん2人と4人暮らし。こだわりのテーマは?

野中さん「中なのに外」

このクイズのようなこだわりのテーマ。訳がわからんうちに室内へ。
扉を開けると、2畳ほどの玄関。その奥はカーテンで仕切られている。
野中さん「このカーテンの向こう側にウチのこだわりがあります」

では、開けさせていただきます。すると…

藤田「屋根にガラス?」
野中さん「そうなんです」

こちらのオタクの最大のこだわりは、天井がガラスになっていること。家の中に居るのに空が丸見え。
こだわりポイント「天井がガラス」
このこだわりの理由は…

藤田「家の中でこんな大きなおもちゃを乗り回すなんて信じられない」
歩泉さん「子どもが目を離しても勝手に遊んでても大丈夫なような中庭がほしかった」

目の届く範囲で2人のお子さんが安心して遊べる中庭を家の中にほしかったという思いから、天井をガラスにして、家の中なのに外を感じられる空間を実現した家。ちなみに雨の日はこんな感じ…。

さらに床は外のように思いっきり身体を動かせるようにコンクリート仕様に。縄跳びやポッピングもへっちゃら。

こだわりポイント【中庭部分の床をコンクリートに】
そして最大の特徴が、部屋の一つ一つが大きな箱のように独立している点だ。玄関先の一つ目の箱に入ると

藤田「キッチンとダイニングですね」

家の中心に位置する箱には広さ10畳ほどのキッチンダイニングの部屋がお目見え。
キッチンの左の箱は…

天井の高い10畳のリビング。

続いて玄関の右の箱は4人全員が一緒に寝られる8畳の寝室。

そしてブラインドがかかっているこちらの箱はバスルーム。だからブラインドが掛かっているのだ。

バスルームを出た藤田があることに気付く。
藤田「これなんですか?」

歩泉さん「物干しの棒です」
藤田「家の中で物干しができるんですか」
歩泉さん「雨でも風でも気にしないで干せるし、時間帯もいつでもいいし」
こだわりポイント【天気に関係なくいつでも干せる】
その横にある11畳の広さの箱は子ども部屋。将来子どもたちが大きくなったら部屋をまじ切れるようにもなっている。

子どもたちはいつでも部屋の前でのんびりと寝転んで空を眺めて楽しんでいる。

天井には熱防止フィルムが貼ってあるので強い日差しも防げる。
家の中に射ても青空の下にいられる不思議な家、建築費はおよそ2,800万円。

『豊前の家』
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