2010年 8月20日 金曜日放送 - スッキリ!!ハウジング「アイデア住宅」

「アイデア住宅」

こだわりの住宅を紹介する「スッキリ!!ハウジング」。
今回、紹介してくれるのは女性建築家チーム社長・西村幸子さん。今回のテーマは「アイデア住宅」

西村社長「快適に暮らすためのアイデアがぎっしり詰まったお宅なんです」

1軒目「段差と高さを有効利用」

まず、やってきたのは神奈川県横浜市。案内してくれるのは、岡本さんご夫妻。娘の日向子ちゃんと3人家族。建築家のご主人が設計したお家。こだわりのテーマが「段差と高さを有効利用」
ご主人「高さをとって、段差をいっぱい造って、色んなコーナーを造っています」

こちらがそのお家。1階はご両親の家で、2階が岡本さんのお家という2世帯住宅。
中にはどんなアイデアが詰まっているのか?

まずはご主人のオフィスから拝見。12畳のオフィスは木で覆われた温かみのある部屋。さながら工房のようなつくりになっている。そこで藤田、あるものを発見。

藤田「このハシゴは?」
早速昇ってみると…。

ご主人の休憩場所。本箱が並べられ、大人1人が入れるスペース。仕事の合間に、読書やお昼寝などに使っている。

しかし、なぜこんな高いところに?
ご主人「事務所はお客さんとかスタッフとかいますので、高い場所なら下から見て様子がわからないですよね。だから思い存分くつろげる」

こだわりポイント『高い部屋で人目につかない』
続いて家族のお部屋に…。
藤田「おもしろいですね!平面じゃないんですね」

13畳のキッチンとリビング。確かに段差の目立つ造りになっている。

台所の上に階段があり、キッチンの真上に4畳の子ども部屋を設置している。これも段差をうまく生かした造りだ。

これはキッチンにいる奥さんから子ども部屋が丸見えなので、何をしているのか分かって安心だ。

こだわりポイント『段差を生かした子どもスペース』
さらにキッチン自体にもこだわりが…
奥さん「調理スペースだけでなく、みんなでここで食事をするスペースでもあるんです」
階段を昇り、掘りごたつのように足の入れるスペースがカウンターの下にある。

こだわりポイント『段差でカウンターがダイニングに』
続いてリビングに。そこにも段差を利用したコーナーが。

そこに小さな机を設置して日向子ちゃんの勉強スペースにしている。


こだわりポイント『階段下に勉強スペース』
さらに、ここには1階と2階の高さを利用したアイデア小窓がある。

この小窓をあければ1階と2階の両方を伺うことができる。2世帯をつなぐコミュニケーションツールなのだ。

こだわりポイント『1階と2階をつなぐ小窓』
そしてこの家の最大の高さへのこだわりが、この障子の向こうにある。

藤田「寝室ですね。ん?壁にくっついているブロック、あれはなんですか?」
ご主人「あの突起を使って、上まで登っていけるんですよ」

こだわりポイント「ブロックで登れる壁」
果たして、この上はどうなっているのか?
藤田「これは大した光景だ!横浜ランドマークタワーも見えますね」

ご主人がこだわったと言うこの展望台。しかし、なぜこんな高い展望台を造ったのか。
ご主人「この辺は住宅密集地で、高いところに展望台を造れば回りが全部見えるんじゃないかなと思って」

高さと段差をフル活用したお家、建築費は2,740万円!

名称:篠原の家
設計士事務所:OASis 一級建築士事務所
http://www.i-oasis.net/top2/index_2.html
〒222-0026 神奈川県横浜市港北区篠原町82-23 2F
TEL 045-432-0453

2軒目「知識をつめこんだ家」

続いて訪れたのは東京都杉並区。案内してくれるのは家主の根岸さん。職業は大学の職員で、現在独身。そのこだわりのテーマは「知識を詰め込んだ家」

根岸さん「僕じゃなくて家が頭いいんです」
こちらが「知識が詰まった」お宅。1階がご両親、2階は根岸さんが暮らす2世帯住宅。

「知識が詰まった」家の理由はリビングに入ると一目瞭然だった。

藤田「すばらしい!四方八方が本ですよ、上も!」


こだわりポイント「家中の壁が本棚」
そう、「知識を詰め込んだ家」とは上から下まで家中の金が本棚になっている本の家だった。
根岸さん「たぶん15,000冊ぐらいあると思います。とにかく本が見えてないと嫌なので、自分の生活の中で本に囲まれて、しかも本が見えているというのが憧れだったので」

もちろん、本棚の機能にもこだわりを持っている。
根岸さん「梁を見てもらうとわかるんですけど、本棚自身をオーダーメイドでつくっていただいて備え付けなんです」

どんな本でも対応できるように、段ごとに高さを変えて設計。上は小さい文庫本、下には大きな本をしまえるように計算されている。

こだわりポイント『サイズを変えた本棚』
さらに本棚の壁は、本の厚さで断熱効果もあるという。

こだわりポイント『本の厚みで断熱効果アップ』
さらに、リビングの横には、風通しのいいベランダ。外からは見えないよう壁でプライベートも守れる。

こだわりポイント『風通しの良いベランダ』
そして、リビングの片隅には一段高い畳スペースを設置。ここで座ったり寝転んだりと、どんな体勢でも好きな読書ができるアイデアスペース。

こだわりポイント「読書に適した畳スペース」
続いてキッチン。そこにも料理本が並ぶ。

独身の根岸さん、料理の腕前も相当とか。でも本音は…
根岸さん「そろそろお嫁さんのも食べたいなって時があるので」
藤田「どんな方がタイプ?」
根岸さん「本が好きな方がいいですかね」

2階に移動すると、そこに根岸さんイチオシの場所があるという。
藤田「吹き抜けになっていますね」
根岸さん「右を見ても本があって、下を見ても本がありますし、ここが一番の僕のお気に入りの場所なんですよ」

本に囲まれて快適な生活ができる家。建築費は3,300万円。

名称:本の栖(すみか)
設計士事務所:充総合計画一級建築士事務所
http://www.jyuarchitect.com/index.html
〒152-0031 東京都目黒区中根2-19-19
TEL 03-6912-6871