2010年 10月14日 木曜日放送 - スッキリ!!ハウジングスペースこだわり住宅こだわりの住宅を紹介する「スッキリ!!ハウジング」。
今回、紹介してくれるのは、住宅総合サイト「SUUMO」の西村編集長。


今回のテーマは…「スペース活用住宅」。アイデアでスペースを有効活用したお家です。
まずやってきたのは東京都府中市。案内してくれるのは、家主の内山さんと建築家の原さん。内山さんはペットショップ勤務のご主人と息子さんの3人家族。そのお家のテーマは?


内山さん「『デッドスペースの改革』です。私がお願いして建築士の兄(原さん)に設計してもらいました」
そのお宅がこちら。


玄関の扉を開けると、チワワのブンちゃんが出迎えてくれた。
内山さん「この先にはリビングがあるんですけど、和ツィとブンちゃんが快適に過せるスペースがあります」


中庭横に長い廊下を抜けリビングへ。

14畳の白を基調とした明るいリビングダイニング。果たしてこの部屋のどこにデッドスペースの革命があるのか?


内山さん「こちらです」
奥さんが指差す先は2階に続く階段。その下には怪しい引き出しが。何が入っているのか?


一番大きな引き出しを開けてみると…


随分奥行きのある引き出しにはワンちゃんのペットシート。
その隣の引き出しにはドッグフード


階段下の大きな引き出しはワンちゃん専用の収納スペース。キャスターつきで出し入れ簡単、お掃除もラクラク。



こだわりポイント『階段下に犬専用の収納』
そして一番小さな引き出しが奥さんの一番のこだわりだとか…
内山さん「犬用のトイレになってます」


一番低い引き出しには開閉式のワンちゃんのトイレを収納。中には匂いがこもらないように換気扇も設置。お客さんには不快なトイレは扉を閉めれば隠せてしまうというスグレモノ。


こだわりポイント『階段下に犬のトイレ』
さらにこの部屋全体がワンちゃんのためにこだわったスペースになっている。


ザラッとした壁は火山灰で出来ており、ペットの匂いを吸収してくれる。これでペットの匂いに悩まされることはない。

こだわりポイント『火山灰の壁―気泡が多く匂いをよく吸着すると言われている』
続いて2階に移動。そこで西村編集長があるものに気付く。
西村編集長「ここに風にはためいているものが」


確かに階段途中に高さ1mほどの小さな入り口のようなものが…


藤田「え〜っ!!相当奥行きがありますね」
中2階に置かれた9畳の広い収納スペース。ここに収納スペースを作ったのも奥さんのこだわりが。
内山さん「一番上だと、思い荷物が大変。中2階に置くことで楽に出し入れができると思いまして」



こだわりポイント『中2階の便利な収納』
収納スペースを出ると8畳のオープンスペースがお目見え。こちらも手すりを本棚に有効利用。


さらにそこから2階に上ると8畳の清潔感漂う寝室。しかし、その奥にも気になる透明の扉が。


その透明な扉を開けると、3面ガラス張りのサンルームが出現。


元々は花粉症の奥さんが外に出なくても洗濯物が干せるようにと作られた部屋だが、思わぬ利点も。
内山さん「雨が降っていても気にせず外に出かけられるので。お布団を干すのもそのままサッとここに持ってくる」



こだわりポイント『雨でも濡れないサンルーム』

いろんなスペースをフルに有効活用したお家、建築費は2,300万円。
デッドスペースの革命
設計士事務所:有限会社 雅クリエイト一級建築士事務所
http://www.miyavi-create.com/index.html
〒338-0001 さいたま市中央区上落合6-18-20
TEL:048-858-7666 FAX:048-788-6533
続いてやってきたのは東京都目黒区。案内してくれるのは森田さんご夫妻。お2人とも広告関係の仕事をしている。そのこだわりのテーマは?


森田さん「『ボクラの動く城』。いろんなところが動きます」
奥さん「もちろん、利便性も兼ね備えた動きです」
その “動く城”がこちら。銀色のアルミに覆われた近未来的なおうちだが玄関が見当たらない。


藤田「玄関はどこにあるんですか?」




なんと銀色の壁が上にスライド。中には駐車スペースと玄関がスッポリ隠されていた。しかもこの壁、簡単にラクラクと動かせる。原理は滑車を支点に壁の重さと同じ重りをつけてつりあわせる事で少しの力で上下にスライドできる。




森田さん「駐車場をつくって、その中にいろんなものを入れておくとゴチャゴチャしてしまうので、そこをスッポリ隠したいということで大きな壁を作りました」



こだわりポイント『丸ごと動く大きな壁』
しかし奥さんにはちょっとこまった事が。
奥さん「宅配物が届きにくいっていうことがあります。ここが家だって分からないようで」


室内に入るとまず、クローゼット。


続いてお手洗いとバスルーム


そしてベッドルーム

森田さん「平日、我々すごく忙しいので玄関でクツを脱いでからすぐにウォークインクローゼットで着替えて、そのあと洗面所に行ってお風呂に入って、そのまま寝ちゃうっていうそういう動線を配置しています」




夫婦とも忙しい森田さん。1階は仕事中心の部屋の配置をしている

次に2階。そこは一転、癒しの空間が広がっている。
18畳の広いキッチンとリビングが一続きに繋がっている。



西村編集長「この取っ手がさっきから私、気になっているんですけど、これ何かに使われているんですか?」


奥さん「動く仕組みのひとつなんですけれども」
藤田(動かす)「壁がどんどん無くなって下に沈んでいきまして」


なんと、キッチン横の大きな窓が下にスライド。窓を開ければテラスのような空間に早変わり。
森田さん「食事をしながらキレイな景色を眺められる」




こだわりポイント『壁が動いて景色が一望』
さらに、キッチンの棚や食器入れもスライド式に動いて出し入れ簡単。


続いてリビングに異動。そこは…


リビングの奥には8畳のデッキがお目見え。天井が抜けた開放的な空間なのだが…


藤田「向かいのお宅からの視線が気になる部分もありますね」
森田さん「入り口の銀色の扉がここでいきてきます」


そう、駐車場の壁をスライドする事で、デッキの目隠しが出現。これで周りの視線も気にならなくなった。


こだわりポイント『動く扉でデッキを目隠し』
さらにリビングの中を見渡すとあるものを発見。
藤田「この上にさらに空間がありますが」
森田さん「一つ上の階はロフトになります」




しかし、どこを探してもロフトに上る階段がない。
すると森田さん、壁の取っ手を引き出した。


なんと壁が動いて階段が出現!階段まで収納していたのだ。



こだわりポイント『階段を壁に収納』
森田さん「階段を露出してしまうと、スペースが非常に効率が悪くなってしまうので収納できるようにしました」


本100冊を収納した階段を昇れば、居心地の良いプライベートスペースが出現。


家中が友好的に動きまくるアイデアハウス、建築費は3,400万円。
ボクラの動く城
名称:ロングトールハウス
設計士事務所:S P A C E S P A C E 一級建築士事務所
http://www.spacspac.com/
〒531-0041 大阪府大阪市北区天神橋7丁目10-14
TEL(FAX):050-3723-7577