2010年 11月11日 木曜日放送 - スッキリ!!ハウジング趣味こだわり住宅こだわりの住宅を紹介する「スッキリ!!ハウジング」。
今回、紹介してくれるのは、住宅総合サイト「SUUMO」の西村編集長。今回のテーマは「趣味こだわり住宅」。


西村編集長「趣味にとことんこだわり、家中に反映させたお宅なんです」
まずやってきたのは、東京都世田谷区。案内してくれるのは、家主の小林さんと建築家の林さん。小林さんは建築事務所の社長をしている。で、そのこだわりのテーマは?


小林さん「○○が披露できる家です。」
葉山「趣味が披露できる…?」
小林さん「趣味どころか生きがいになっています」


では早速見せてもらおう。




こちらが小林さんのお宅。1階が建築事務所で、2階が自宅という造り。
葉山「それでは早速おじゃまします」
小林さん「ちょっとお待ちください。私先に行きます」


と葉山を置いて自宅へ入った小林さんと林さん。
5分後、ようやく声がかかり、葉山も2階へ。そして左の扉を開けると…




葉山「グランドピアノにチェロにバイオリンで、お客様席もありますね」

こだわりポイント『家の中でコンサート』
そう、小林さんがこだわったのは、演奏が披露できるコンサートリビングだった。
さらに天井の高さは最高で5.5m。高い位置からの響きと天井のハリの乱反射により、豊かな残響が得られるように設計してある。


こだわりポイント『高い天上と計算されたハリからの乱反射で最高の音』
そして照明もホールさながらに、演奏者や観客、曲の雰囲気によって調節が可能。




小林さん「私が音楽が好きで、自分がピアノを弾けて、お客さんをお招きしてコンサートが開ける空間が欲しいと思いました」


音楽が生きがいという小林さんは、毎月30人ほどのお客さんを集めてコンサートを開催。演奏者は名だたるプロの方々を呼ぶという本格的なもの。


実際に招かれた人は…


上村さん「家に来たとは思いませんでした」
村上さん「普通の人が住む家じゃないなと」
しかし、この家、生活感がまったく感じられないが…


葉山「テレビは好きじゃない?」
小林さん「家、テレビはよく見ます」


リビングの壁一面が棚になっていて、テレビやオーディオを収納。コンサートのときすぐ隠せるようにという小林さんのこだわりだ。


こだわりポイント『壁に隠された収納』
葉山「部屋はここだけですか?」
小林さん「そこにドアがあるのが見えますか」


階段の下にある2つの扉。左の扉の奥には…


葉山「ここがキッチンなんですね!」
扉の先には2畳ほどのコンパクトなキッチン。

葉山「女性なら大きなキッチンが欲しいと思うんですが…」
小林さん「音楽のための空間に十分な広さが欲しかったので、キッチンは最低限にしました。この広さで十分なんです」




もう1つの扉の奥は3畳ほどのクローゼット兼寝室。



小林さんは生活空間を捨てて趣味を中心にするという逆転の発想で家を設計したのだ。
さらに、玄関近くの扉を開ければ、1.5畳のユニットバス。

せっかくだからこのこだわりハウスで演奏会を開いてもらった。




そしてコンサート終演後、シャンパンで打ち上げ。友人たちと音楽について語り合うのが、最高の楽しみだと言う。

演奏を楽しむためにこだわったお家。建築費は1,500万円。
コンサートホールのある家
設計士事務所:株式会社 アクト環境計画
http://www.actplanning.jp/index
〒158-0082 東京都世田谷区等々力6-5-17(東京事務所)
TEL:03-5758-6686
FAX:03-5758-6687
続いてやってきたのは神奈川県横須賀市。案内していただけるのは家主の平野さん。海上自衛隊に10年務めた経歴の持ち主。で、こだわりのテーマは…


平野さん「『男のロマンがつまった家』。男としては最高の趣味だと思います」
そのお宅がこちら。外観は至ってフツー。




しかし一旦中に入ると…。
海附「ウワー!なんですかこの壁!?」


広さ6畳の玄関にはなにやら木片を散りばめたような壁が出現。


平野さん「普通はこの材質は家の外側の下地に使うもので、アメリカ等では、輸入用の木箱に梱包材として使うもの」
強度2.5倍のOSB合板という素材を家中に貼り付けた珍しい内装。その理由は…?
平野さん「武骨さをだすのと、あとはコレ自体が丈夫で頑丈ですね」



こだわりポイント『外壁の下地材を内装に』
この広い玄関自体にもこだわりがあった。
平野さん「大きなベンチがあって机もあるでしょう。この玄関が私の趣味と関係が深いもので、ベンチを開けてもらえばわかります」




海附「あっ、収納。ヘルメットにつるはし?何やってるんですか?」
平野さん「実は私の趣味はロッククライミングなんです」


そう、平野さんの男のロマンとはロッククライミング。20代の頃に初めて、毎週休みの日はもちろん、出張中も岩壁に登り、日本全国の岩壁はほとんど制覇したという。


その経験から、ロッククライミングに適した玄関を作ったという。
平野さん「出発前にロッククライミングの荷物をバラバラに置いておくと出発が面倒でした。それで荷物をまとめて玄関を倉庫、ベースキャンプのようなかたちにしたんです」



こだわりポイント『玄関がクライミングの倉庫』
さらに広い玄関にベンチを置く事で、友人を出発前に待たせる場所にもなる。


そしてもう1つの利点。駐車場と一つなぎになっているので雨の日など、簡単に荷物を車に詰め込める。
しかし、平野さんの男のロマンはこれだけでは終わらない。
最大のこだわりがあるという場所はここだ。


高さ9m、500以上のホールドを散りばめた史上最大の巨大なロッククライミングの壁が出現。


こだわりポイント『巨大なクライミングの壁』
平野さん「家の中でもクライミングをしたいと思い、高くて長い壁をつくるために大きな吹き抜けを天井まで貫通させて作りました」


天井までホールドを散りばめたこの壁。平野さんはクライミングの技術が衰えないように、毎日ここで練習している。


せっかくなので、海附も挑戦。


平野さんは、雨の日や短い休みには仲間と一緒にこの壁で練習。天井まで行くのが最低限の練習コースになっている。


そして2階へ移動。しかし、平野さんは階段を使わずに壁をよじ登り2階へ!


辿り着いた2階は山のロッジを思わせる22畳のキッチンリビング。


さらに3階は3畳のハンモックを吊るせる寝室。

男のロマンがたっぷり詰まった家。建築費は1,950万円。

ロッククライミングのできる家
設計士事務所:株式会社スタッフ
http://www.staff-yokosuka.com/
〒 239-0844 神奈川県横須賀市岩戸3-38-4第1ベストビル2F
TEL:046-839-3690
FAX:046-839-3691