2011年 1月27日 木曜日放送 - スッキリ!!ハウジング空間こだわり住宅こだわりの住宅を紹介する「スッキリ!!ハウジング」。
今回紹介してくれるのは住宅総合サイト「SUUMO」の西村編集長。彼女が注目する今回のテーマは『空間こだわり住宅』。


まずやってきたのは東京都江戸川区。紹介していただくのは家主の萩原さんご夫妻。ご主人は健在メーカーにお勤めの二人暮らし。そのお宅のテーマは?
萩原さん「『コンパクト&ワイド』です」
藤田「真逆の事ですよね」
奥さん「狭い家ですけれど広々と暮らせる工夫がしてあります」


その謎のお家がこちら。外観は箱型のシンプルな造り。
萩原さん「8坪で祖母が残してくれた土地なんですけれど、何とか活かしたいと思って」


早速おじゃますると、そこはコンパクトな1畳ほどの玄関。その脇には靴箱が設置されているが…


萩原さん「ここを引っ張ってもらっていいですか、手前に」
藤田「あ、動いた!」




藤田「靴箱の裏にさらに収納があるんですか?」
萩原さん「家が狭いので普段使わないものを入れておく収納が必要で、それをなるべく隠したいということで」


こだわりポイント【玄関に二重収納】
さらに玄関の置くにはガラス張りのトイレ、洗面所、バスルームと縦に並んだ幅150cmの細長い空間。全てガラス張りだ。


藤田「向こうの部屋にもつながったかなり広い空間で全く閉じ込められているという感じは受けませんね」
萩原さん「お風呂は必要なんですけれど、極力小さくコンパクトにまとめるようにしたかったので細長い造りになってガラス張りにしてみました」



こだわりポイント【隣の部屋と一体感、ガラス張りの風呂】
続いてらせん階段を昇って2階へ。
2階はキッチンとリビングがつながった15畳の空間。キッチンには黒い箱が設置され中には冷蔵庫から洗濯機まで家事用具をまとめて収納。




さらにリビングの横には床が金網の物干しスペース。




萩原さん「民家が密集していますので、このテラスならば洗濯物が外から見られないかなと」
奥さん「金網にしたおかげで下からの風が上ってくるので乾きが意外と早いんです」


プライバシーを守りつつ、風通しのいいこのテラス、コンパクトでも心地よい空間になっている。

こだわりポイント【風が通る物干しテラス】
ここから3階の上るとまず、5畳の紫色のベッドルームがお目見え。


このベッドルームから上にあがるとご主人の書斎、さらにその一段高くなったところには収納棚。


さらにもう一段上があり、ロフトにつながる。


藤田「3階というのは1,2,3,4と4つのフロアがらせん状に広がっている空間だと」


そう、3階はベッドルーム、書斎、収納部分、ロフトと4つの要素が詰め込まれた空間。部屋の下から上まで活用できるように考えたという。


萩原さん「ハシゴだと皆さんロフトを使われていないことが多いと思うんで、上りやすくする事によって活用できるんじゃないかと」
奥さん「両手がふさがっていても上れる段差なのでここはアイロンがけなどに使っているんですけど」





こだわりポイント【フロアを階段にして上れるロフトスペース】

小さくても開放感満点のこのお家、建築費は2,840万円。
設計事務所:ブリックス。一級建築士事務所
http://www.bricks-net.com/
〒183−0011 東京都府中市白糸台4-19-1 丸玉屋小勝ビル404
Tel :042-336-3103 Fax :042-336-3109
建築プロデュース:ザウス株式会社
http://www.zaus-co.com/kantou.php
〒107-0062 東京都港区南青山3-5-1 O&K南青山
TEL:03-5414-2900/FAX:03-5414-0013
続いてやってきたのは東京都葛飾区。案内してくれるのは家主の横山さんご一家と建築士の田中さん。ご主人は通信関係の会社にお勤めの4人家族。こだわりのテーマは?


横山さん「『段差レボリューション』です。家中が段差を活かした造りになっています」
大竹「段差が結構あると生活しづらいのでは?」
奥さん「最高に快適な生活ができます」


そのお宅がこちら。何層にも重なったようにも見えるこのお宅、はたしてどんな空間が広がっているのか。


入り口を開ければ2畳ほどの玄関。子どもが楽しめるように床にはビー玉が敷き詰めている。


靴棚に靴をしまおうとしたとき…
大竹「あれ、なんか随分奥が広いですね。あらら、靴棚の奥はもう人が何人も入れるような広いスペースになっています」




玄関横には床下の隅まで伸びた6畳の収納倉庫。ここも段差を生かした空間なんだとか。
田中さん「まとまった収納を確保されたいという事でその床下のスペースを少し持ち上げて有効活用させていただきました」


収納の上はご夫婦のベッドルーム。その床下に出来た空きスペースをうまく利用したアイデア倉庫だ。


こだわりポイント【大容量の床下倉庫】
そこから2階へと移動。
大竹「おー、広い!段差になって向こうにも部屋がある感じですね」


2階はスキップフロアになった12畳の広い子ども部屋。しかし、広さ以上に気になるのがこの変わった形の階段。


横山さん「階段としてだけではなくてですね…」
大竹「お子さんの机になるということですね」


このスキップフロアの段差を利用して造られた階段デスク。遥優くんはここに座って本読みやお絵かきに使っている。


横山さん「家族が家の中のどこにいても気配が感じられるような家にしたいと思いまして」
田中さん「段差があるという事をこういう机や椅子だったり居場所を置き換えて空間をつなぐ効果が出るんじゃないかと思って」





こだわりポイント【段差を活かした階段デスク】
さらに階段デスクを上ると段差をフルに活かした驚きの空間が!
大竹「あっ!これもしかして、すべり台になってるんですね」


2階と3階の段差に造られた屋内すべり台。3階に階段で上がり、そのまま滑って降りられる子どもにとっては最高の遊び場。


こだわりポイント【段差にすべり台】
段差の革命はこんなものでは終わらない。
3階は6畳のリビングと段差の上に6畳のキッチン。料理をしながらリビングの家族が常に見られるという奥さんのこだわり。



さらに…
横山さん「将来的にはこちらにプロジェクターを設置してこの階段を椅子に、事壁に映像を映すという事を想定しています」





こだわりポイント【みんなで座れる階段ベンチ】
そして屋上には段差を生かした最高の空間があるという。




屋上には川景色が一望できる開放空間。逆側には東京スカイツリーまで見ることが出来る。

こだわりポイント【開放的な屋上】

段差を最大限に活かした住宅、建築費は1,850万円。
設計事務所:一級建築士事務所 田建築研究所
http://www.smallhouse.jp/ (狭小住宅専門サイト「広々“狭小住宅”ライフ」)
http://atelier-den.com/ (オフィシャルサイト)
〒124-0023 東京都葛飾区東新小岩3-14-8-205
TEL:03-3693-9081 FAX:03-3696-6414