2010年 10月27日 水曜日放送 - ランキング探偵団ABCマート トレーニングシューズ人気ランキング

ABCマート トレーニングシューズ人気ランキング

今回注目したランキングはスポーツの秋にちなみ、「ABCマートトレーニングシューズ人気ランキング」
ここ最近、マラソンやウォーキングをする人が増えた関係で、スポーツシューズの国内出荷量は、この不景気にもかかわらず、年々アップし続けている

そして今年の入り、従来のトレーニングシューズの常識を打ち破る機能性に優れたハイテクシューズがぞくぞくと登場している。そんな最先端のトレーニングシューズ事情を徹底捜査した。
まずは、全国におよそ550店展開し、国内シューズ販売店として有数の売り上げを誇る『ABC-MART』の人気とレーニングシューズランキングを見てみよう。

トレーニングシューズトップ10

第10位から6位はこの通り。昨今のマラソンブームを裏付けるかのように、各メーカーのランニングシューズがズラリ。


今年のランニングシューズの特徴をABS-MART銀座店の岡田さんに聞いてみた。
岡田さん「今年のランニングシューズは各メーカーが独自の衝撃吸収技術を使ったモデルが多いのが特徴です」

例えば、7位にランクインしているナイキの「ルナフライ」は…?
岡田さん「この商品は衝撃を反発性に換えるので、走りやすくオススメになります」

ランナーの走りをシューズがサポート。さらに値段も手ごろとあって、マラソン初心者の方に最適。
続いて第5位は、ホーキンススポーツの『エレガントウォーク』

ランニングシューズの人気を抑えて、ウォーキングシューズがランクイン。
岡田さん「こちらの商品はヒールが高いため、普段のお洋服にも合わせやすいウォーキングシューズになっています。旅行やショッピングでもウォーキングを楽しみたいという方にオススメです」

そして4位から1位には、これまで聞きなれない新ジャンルのトレーニングシューズがランクイン。それは…。
岡田さん「こちらがトーニングシューズのコーナーになります」

トーニングシューズって何?

『トーニングシューズ』とは激しいスポーツによって体を酷使しなくても、履いて歩くだけで効果的に下半身が引き締められ、美脚効果やヒップアップ効果が得られるという新感覚のフィットネスシューズなのだ。

――いつ頃から売れ始めましたか?
岡田さん「実際には春くらいから徐々に売れていたんですが、9月に入ってからすごい勢いで売れています

スポーツシューズの先進国アメリカでは、去年いち早く人気に火がつき、2009年度の売り上げは前年の8.5倍増。また、今年は6月までの半年間で、すでに去年の2.6倍も売り上げているほど快進撃を続けている。
ということで第4位にはニューバランスのトーニングシューズ『トゥールバランス』がランキング。

岡田さん「こちらの商品は、今流行の下半身引き締め効果があるトーニングシューズの1つです。スプリング構造のため上下の不安定さを生み出し、筋肉を刺激してくれるのがポイントです」


不安定な台の上で体を安定させる遊具「バランスボール」に乗っている感覚で、歩く度に体が自然にバランスを維持しようと筋肉の活動を促すのだとか。

続いて第3位はスケッチャーズの『シェイプアップス』

岡田さん「靴底のカーブにより不安定さを生み出し、下半身の筋肉を鍛えてくれるシューズになります」
早速、このシューズを街の人に試してみると…。

「何か不安定です」
「グラグラします」
「フワフワしてバランスを取るのがちょっと難しい感じがするんですけど、楽しく歩ける感じがしますね」
湾曲状の靴底が歩いている時や立っている時に自然と不安定な状態になり、バランスを取る事で背筋の伸びた美しい姿勢に導いてくれるのだとか。

そして、第1位と2位は…
岡田さん「第2位はリーボックの『シンプリートーン』、1位もリーボックの『イージートーン』となります」

岡田さん「これらの商品は丸みが掛かったソールが不安定さを生み出し、下半身の筋肉を刺激してシェイプアップ効果があるのが特徴です」
やはり美脚効果のあるこれらのシューズ。しかもコンセプトは『履くだけのジム』
街の人は…
「フワフワしてる。じゅうたん歩いているみたい」
「長時間歩いていると脚に効くのかなという気がしないでもない」

「履くだけで美脚効果」ってホント?

バランスボールを靴底につけたような不安定さを作り出し、体が自然にバランスを取ろうとする力でいつの間にかシェイプアップしているというリーボックのトーニングシューズ。

そもそも、激しい運動をしなくても歩くだけで下半身が引き締められるというのは、どういうことなのか?
『イージートーン』を発売しているリーボック・マーケティング部の嶋田さんに尋ねてみた。
嶋田さん「理由はソールにあります。中に空気が入っていて、通常のシューズの3倍柔らかくなっています。歩く度にその分筋肉を多く使います。歩幅を大きく取っていただいて、かかとで着地をして、つま先で蹴りだす。こうして歩いていただくことによって、より多くの筋肉を使い燃焼アップが期待できます」

忙しい女性が多い現代、履くだけでシェイプアップ効果が期待できるという手軽さから人気商品に。
ABC-MARTでは週に1万足売れればヒット商品と呼べるところを、「イージートーン」は3万足も売れているメガヒット商品に。

BUT…

岡田さん「ただですねぇ…人気商品のため在庫が無くなってきていて完売してる店舗もあるんですよ」
ABC-MARTの流通網をもってしても品薄状態なるほどの人気商品。
そんな引っ張りだこのトーニングシューズ。各メーカーによって形状は様々。いったいどれにどの程度の引き締め効果があるのか?

シェイプアップ効果を科学的検証

訪れたのは大学スポーツの名門、大東文化大学。運動時の体のフォームについて研究する川本准教授にご協力いただき、トーニングシューズの実力を検証してみる事に。

早速、ランキング1位の『イージートーン』から検証開始。

バランスボールに乗っている感覚だという『イージートーン』の靴底にどれだけ圧力がかかっているのかを計測して、構造を分析してみる事に。



川本准教授「見て歴然だと思うんですけど、片足の2点に加重が集中するような形が見えるのと、接地している面積が明らかに減っているので不安定な状況にはなっていると思います」

接地面積が小さいため、体がバランスを保とうと自然に筋力を多く使うことが考えられるという。
そこで、モデルさんに「ふくらはぎ」「太もも」「おしり」「お腹」に測定装置をつけてもらい、時速5.4キロでウォーキングをしてもらったときの通常のスニーカー使用時との筋肉使用量の違いを見ると…。

一般的なスニーカーを履いているときの数値を100とした場合、『イージートーン』を履いたときの数値はこちら。どうやらふくらはぎを中心に効いているようだ(効果に個人差があります)。

続いては、湾曲した靴底で不安定感を生んでいるスケッチャーズの『シェイプアップス』で検証。

川本准教授「これは先ほどのものとは特徴が違って、片足について一点で支えている状態になっていますので前後の揺らぎが大きくなりそうですね。反対の横幅は先ほどの靴と比べると広いので、横への安定感は保たれながら前後に揺れやすい構造だと考えられます」

こちらも筋肉の使用量を測定すると…

下半身全体にまんべんなく高い数値を計測(効果には個人差があります)。
川本准教授「スケッチャーズの方はお尻の筋肉に効くというところが結構特徴かなと思います。これは予想通りというか予想以上の結果かなと思います」

数値に若干の違いは出たものの、いずれのシューズも長く使い続けることにより、シェイプアップの効果が望めるのでは…と川本准教授。何事も三日坊主ではいけないということだ。

スタジオで検証

加藤に『イージートーン』、テリーに『シェイプアップス』、おおたわさん、キャンベルさん、葉山アナの3人には10月23日に発売されたばかりのホーキンスのトーニングシューズをそれぞれ履いてもらった。

加藤「ふくらはぎが効く」
テリー「自然に歩ける」
葉山「土踏まずがフィットして気持ちい。青竹踏みをしているみたい」