2010年 11月10日 水曜日放送 - ランキング探偵団発掘!ご当地調味料ランキング

発掘!ご当地調味料ランキング

今回注目したランキングはご当地調味料。『食べるラー油』をはじめ、いまや調味料が大ブームになっているが、そんな中『アンテナショップ調味料選手権2010』が開かれた。日本各県のアンテナショップが各ご当地を代表する調味料を厳選してエントリー。日本一のご当地調味料理を決定する大会だ。

そこで上位にランキングされたご当地調味料のおいしさの秘密を捜査した。
まず上田探偵が向かったのは、お取り寄せサイトを運営する『ファミマ・ドット・コム』。4年前、ご当地調味料の魅力にいち早く目を付けたサイト。(※『ファミマ・ドット・コム』はサイトリニューアルのため11月30日までご利用になれません)

ご当地調味料の魅力について木暮豊営業本部長に聞いてみた。
木暮部長「B-1グルメなどの影響でお客様の目が地方に注がれています。そういった所で調味料についても非常に人気が高まっています」
上田「ご当地調味料の魅力って?」
木暮部長「やっぱり『うまい』ですよ」

一般に市販されている調味料に比べ素材をそのまま活かしているため、格段にうまいのが大きな魅力なのだ。
有楽町にある全国の物産品を扱うアンテナショップには、ご当地調味料が450種類も。

ご当地調味料がぞくぞくと発掘される中、先週開催された『アンテナショップ調味料選手権2010』。
都内にある各県のアンテナショップから厳選されたご当地調味料がエントリー。審査したのは日本に24人しかいないという「野菜ソムリエ協会」認定の「調味料マスター」9名。

「見た目のインパクト」「斬新さ」「味の衝撃度」「ご当地度」「ストーリー性」の5項目を各審査員が10点満点で評価。その平均点で競われる。

それでは上位にランキングされたご当地調味料を紹介しよう。

『信州飯田のねぎたれ』

第5位は同点で4商品がランクイン。中でも注目は『信州飯田のねぎたれ』

長野県のアンテナショップ「おいしいさんぽ信州」で購入できる調味料。「ご当地度」が高く評価されたようだ。

刻みネギをしょう油に漬け込んだ調味料。

上田「口に入れた瞬間、ネギの香りと辛味もしますね」

調味料マスター西村有加さんは魅力をこう語る。
西村さん「おネギをみじん切りにするのって結構大変ですよね。時間のないときとか、時間を省略することができます。主婦の強い味方だと思います」
当初、『ねぎだれ』を乗せて食べるという“飯田式おでん”のために市内の居酒屋で考案されたものの、今では飯田市内の家庭でさまざまな料理に使用されているのだとか…。

そんなねぎだれのオススメの使い方は?
西村さん「炒飯に使っていただく時に、卵を溶いていただきまして、焼いた卵とこの“ねぎだれ”をそのままかけていただくだけであっという間に炒飯ができるかと思います」

それでは上田に食べてもらおう。

上田「ネギの風味がすごく口の中に広がって、自分で作っておきながらこの味にはビックリです」



ネギの風味が活きる信州飯田の『ねぎだれ』。韓国料理のチジミにもよく合う。

『あけがらし』

同じく第5位の注目商品も「ご当地度」が高く評価された山形県の『あけがらし』


上田「“あけがらし”?お味噌ですか?見た目や名前からは味は想像できないですね」
食べてみると…
上田「味噌の甘さがきたあとに、からしの辛さがピリッと広がりますね
和からしを米麹で発酵させたという『あけからし』。山形県長井市で1789年創業の老舗「山一醤油」で200年以上も伝承されてきた門外不出の調味料

山一醤油では、食欲増進の胃の薬として伝えられてきたという事だが、兵庫医療大学の桂木聡子先生によると、和がらしの中に入っているアリルイソチアシアネートが食欲を増進したり、発汗やせきを止める作用があるとの事。



そんな“あけからし”のオススメな食べ方はご飯にのせて食べる事。早速試してみると…

上田「シンプル・イズ・ベスト!ご飯何杯でも食べられちゃいますね。お湯をかけてお茶漬けにしてもおいしいかもしれません」

『濁り塩』

第4位は和歌山の『濁り塩』がランクイン。「味の衝撃度」「ご当地度」「ストーリー性」で高評価。有楽町の「わかやま喜集館」で購入可能。

醤油誕生の地、和歌山県の湯浅で、鎌倉時代の手作りの製法で再現したこの醤油はまさに生の醤油
西村さん「味が濃く風味が豊かなんですね。お魚でもちょっとタンパクだなと思うお魚に使っていただきますと、グッと風味が増すと思います」

『バルサミィアップル』

続いて第2位は同点で2商品がランキング。まずは青森のアンテナショップ『あおもり北彩館東京店』(今月20日から営業再開)で購入できる『バルサミィアップル』。「斬新さ」「味の衝撃度」「ご当地度」で高得点。

青森産の完熟りんごのみで造られたまさに青森県ならではのりんご酢


西村さん「お酢独特のツンとした感じがないんですね。例えば、ドレッシングにお酢を使っていただく場合、“バルサミィアップル”を使っていただくと大変まろやかなお味になります」

さらにオススメは何といってもアイスクリームにかけて食べる方法。

上田「ただのバニラアイスがとってもおしゃれな高級感のある味になりましたよ。りんごのフルーティな香りがほのかにします。酢っぱさはあまりないです。かえってさっぱりしてアイスが進みます」

『鮎魚醤』

同じく第2位、『鮎魚醤』。平均的に高評価。特に「見た目のインパクト」が絶大の大分県産の『鮎魚醤』。銀座の「坐来 大分」で購入可。

魚醤というとナンプラーとか有名だが、鮎というのは珍しい。

上田「鮎の焼いたような香ばしい香りがお醤油の中に広がっているという感じですね」
『香魚』と呼ばれる鮎と塩のみで造られた『鮎魚醤』は、鮎の中でも、規格外のため捨てられていた鮎を使用しているので、地球にも優しいご当地調味料なのだ。

そのオススメの食べ方は?
西村さん「おにぎりを握っていただくとき、普通はお塩をつけて握られるかと思いますけど、こちらの『鮎魚醤』をちょっと手に取っていただきましておにぎりを握っていただきますと、風味豊かないつもと違うおにぎりの出来上がりになるかと思います

上田「焼いてなくても焼きおにぎりのような味がしますよ。おかずがなくても、おにぎりだけで十分というくらい味がしっかりしていておいしいです」

パリの三ツ星レストランのシェフも愛用しているという『鮎魚醤』。フレンチとの相性もバッチリとか。

『かぼすこ』

そして、『アンテナショップ調味料選手権』堂々の第1位は!
こちらも大分県のご当地調味料、大分県こうこう屋の『かぼすこ』

5部門中3つで最高得点を獲得。こちらも『坐来』で購入できる。
上田「辛い!でも、かぼすのフルーティーな香りが辛味と相まっていい味になっているんですよ」

生産量日本一の大分県産のかぼすと唐辛子をあわせた“かぼすこしょう”という大分名物の辛味調味料を、使いやすいリキッドタイプにしたのがこの『かぼすこ』。

鳥料理や魚料理のアクセントとして素材の味を引き出してくれる逸品
上田「かぼすのフルーティな香りもするんですが、ピリッとしているので大根おろしもいらないです」

こうこう屋 星野昭男社長「すべて大分にこだわって作っておりますので、ぜひこの“かぼすこ”を全世界に広げたいと思います

テーブルの魔術師「調味料」。あなたもお気に入りの「ご当地調味料」を見つけてはいかが?